ラミネートフィルムのおすすめ10選｜機械なしでもOK！ドンキホーテに売ってる？

大切な写真を綺麗に保管できるラミネートフィルム。お店のメニュー表やメンバーカード作り、しおりやキーホルダー作りといったさまざまな用途で活躍し、薄い紙にラミネート加工を施すだけでより一層特別感が増します。

そんなラミネートフィルムですが「サイズさえあっていればどれも同じなのでは」と思っている方も多いです。実は、厚さやフィルムのタイプによって、仕上がりの硬さや光沢感が変わるため、使用する目的に合わせて選ぶ必要があります。

この記事では、ラミネートフィルムの選び方・A4、A3などのサイズごとにおすすめ商品をご紹介します。また、機械なしでラミレートする方法やドンキなどどこに売ってるかの解説もするので、ラミレートフィルムをお探しの方はぜひ参考にしてください。

濡れたり色褪せたり破れたりと劣化しやすい柔らかい紙は、ラミネートを施すと丈夫に保護できます。大切な写真に施せば、きれいなまま長期に保管しやすくなり、さらには厚みができてより特別感も演出できます。昔の写真を鮮明なまま残したい場合は、ラミネート加工が最適です。

また、重要な書類をラミネート加工しておけば、雨や万が一の水濡れが心配なときでも気にせず持ち運びやすくなり、大切な情報の劣化も防げます。しわや折り目も付きにくいため、書類が折り曲がってしまうリスクによる取引先に対する悪い印象を避けられます。

カフェのメニューやPOPなどに使うと、外の雨や泥跳ねを気にせずに掲示ができます。また、店内で飲み物をこぼした際であっても紙に直接ダメージがいかないため、保護しやすく汚れた場合の掃除や除菌も手軽に行えます。ラミネート加工によりまっすぐな状態で固定されればメニューの情報も見やすく、食事の写真もきれいに載せられます。

メッセージカードや会員カードなどを加工すれば、長期間使っても劣化が少ないため、記念のメッセージも大切に保管できます。

柔らかい紙だと本のしおりとして使っていくうちに折れ曲がって機能性が劣化しますが、加工して丈夫な作りにすれば色や模様が劣化せず長持ちします。また、加工後に穴をあけてリボンを結び目印にする、といった加工も紙を破損させずに行えるのが特徴的です。

キーホルダーのチャームは、紙のままだと使っているうちにちぎれたり模様がかすれますが、加工してから用いれば色褪せを防ぎ、高級感のある手作りグッズに仕立てられます。手作りのイラストなどをきれいにラミネート加工し、プレゼントするといった用途にも役立ち便利です。

ラミネーターをお持ちの場合は、最大サイズに合わせて選択するとさまざまな大きさの紙を加工しやすくなり便利です。ラミネーターの対応サイズは、取扱説明書や包装の箱などに記載があり、メーカーのサイトでも調べられるので、事前に確認しておきましょう。

また、挿入口や排出口をメジャーなどで測る方法も有効です。小さめのフィルムよりあえて最大サイズに合わせて購入し、余白が多い場合もコピー用紙などで両面を包み、加工後にはさみで余白を切り落とす加工方法もあるので活用してみてください。

0.1mmに該当する100ミクロンを選択すると、ミニカードや掲示物などを手軽に加工できます。最も使われやすい厚さのため、初めて購入する場合は、こちらの100ミクロンがおすすめです。また、厚さが薄い分1枚あたりの価格設定も安めのため、薄くても大量に加工したい場合は最適です。

厚みがやや薄めな分柔軟性のある加工ができ、ケースに入れて持ち運ぶ際にも硬すぎて動かしにくい事態を避けやすいです。

同じ一般向けのラミネートでも100ミクロンとは耐久度に違いがあり、150ミクロンのラミネートは、折れ曲がりにくく丈夫です。厚みがある分お店で使われるPOPや店舗メニューに向いているため、家庭用でラミネートを使う場合は基本的に100ミクロンで十分です。

0.25mmと1mmの4分の1の厚みである250ミクロンは厚みがあり、外に掲示したい紙なども劣化しにくい丈夫な状態に変えられます。きれいなまま外に飾りたいお店の扉に掛けておく看板や、OPENのプレートに最適です。加工には厚みに対応したラミネーターが必要になりますが、厚みがあれば存在感も増し、特別な印象を与えられます。

最も厚みがある種類である350ミクロンは、とても頑丈な加工を施したい場合適しています。専用のラミネーターが必要になるため、ご使用のラミネーターが使用可能かどうか事前に調べる必要があります。看板やプレート以外にも、好きなイラストや模様の紙を下敷きに加工する場合向いています。

仕上がりは2種類から選べて、それぞれ異なる魅力や特徴があるため合わせてチェックして比較するのがおすすめです。

マットな仕上がりの種類を選択すれば、もともとの紙の情報の見え方が大きく変わらず、文字を読みやすい状態のまま加工できます。そのため、重要な書類などのビジネスの場面で使う場合に役立ちやすいです。

また、マットな見た目であれば反射が少なく派手さが少ないので、華美な見た目にしたくない、事務的な印象を与えたい場合にも適しています。仕事や趣味で使う新聞や雑誌の切り抜きなど、情報の保存を優先させたい場合活躍しやすいです。

光沢を出して特別感を演出したい場合、グロスを採用するのがおすすめです。ツヤを出すときらびやかな印象になるので、誕生日や卒業式などの記念のメッセージカードをより贈り物に適した見た目に加工でき、子供へのプレゼントとしても重宝します。

手作りのイラストや模様が描かれた紙にグロス効果を付加すれば、高級感が増し商品のような品質に仕立てやすいです。目立つ見た目と華々しく装飾された作品に仕上げられます。

特殊な機能を付与できる加工に対応している製品では、水性ペンでも書き込めるようにしたり、UVカット効果を付与して紫外線による色褪せが防げたりが可能です。加工後は撥水効果が高まるため、油性ペンでしか書き込みにくいですが、水性ペンに対応したフィルムもあります。

また、バッグの飾りなどに使い外に置く期間が多い用途であれば、紫外線を防ぐ効果付きのフィルムを用いるときれいな柄や色味が変質しないよう対策できます。品質を変えずに長持ちさせたい場合はこちらを選びましょう。

ラミネーターがない場合は、アイロンなどを使って加工するか、手貼りでそのままラミネートできるタイプを購入すれば加工できます。アイロンを使って加工する場合は、あて布をして低温でじっくりプレスするのがこつです。

手貼りできるフィルムは熱を使わない加工ができ、感熱紙などにもフィルム加工を施し丈夫な状態で保管ができるので、熱を使う加工に適さない材料の場合特に役立ちます。

ドンキなどの量販店、そのほかの店舗にラミネーターが売っているかお探しの方にラミネーターを取り扱っている店舗をご紹介します。

• ドンキやロフト、東急ハンズなどのディスカウントショップや総合雑貨専門店
• ヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなどの家電量販店
• カインズやビバホームなどのホームセンター各種
• 文房具用品店

以上の店舗で取り扱いがあります。ドン・キホーテが比較的購入しやすい店舗の1つです。品切れや店舗によっては取り扱いがない場合が有りますので、事前にご確認ください。

以下の記事では、家庭用のラミネーターおすすめランキングをご紹介しています。ラミレート機械の使い道も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ラミネートフィルムは2枚のフィルムがつながったような作りで、内側に加工したい紙などをはさんで、紙とフィルムのサイズの違いによる余白が2mmから5mm以下になるよう調節します。余白が多すぎると機械が故障する一因となるため、紙に合ったサイズを起用しましょう。

大きさをカットして変えたフィルムなども、機械が詰まりやすくなりおすすめできません。フィルムが大きすぎる場合、両面に新しいコピー用紙などをかぶせてから加工します。はじめからくっついている辺を挿入口にまっすぐ入れて、排出口から出たら冷ましてから取り出しましょう。

また、機械は熱を使いフィルムを接合するので、熱によって溶けたり変質するような和紙・ビニール製品・クレヨン画などは加工を避けるのがおすすめです。

100均のダイソーやセリアなどでもラミネートフィルムは購入でき、サイズ展開もB6からA4までと豊富なので、紙のサイズに合わせて選択可能です。機械を使わない手貼りタイプや機械向けの種類があり、お試しとしてより手軽に導入しやすい魅力があります。

熱で劣化しないように100均の手貼りタイプを使ったといった口コミもあり、あえて機械を使わずに100均の商品を用いて上手に加工する方もいます。しかし、100均のフィルムは手軽なものの、気泡が入りこんだり剥がれやすいタイプもあり、きれいに仕上げて長持ちさせたい場合はメーカーのフィルムがおすすめです。

ですが、なるべくコストを抑えたい方や、初めて手貼りタイプのラミネートに挑戦する方には、チャレンジしやすい100均のラミネートフィルムをおすすめします。以下の記事では、手軽に加工を楽しめるダイソーやセリアのおすすめラミネートフィルムをご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

ここまで、おすすめのラミネートフィルムについてご紹介しました。ラミネートフィルムは、用途や選び方・具体的な商品を知れば、自身に適したグッズを上手に作成できます。ラミネーターなしで使える商品も使って、手軽に便利な加工を施してみてください。