電源タイマー・コンセントタイマーおすすめ12選｜ニトリや100均・ダイソーにある？

省エネが強く意識される時代、電気代には気を遣いたいですよね。電化製品の電源を切り忘れると、電気代は高くなるし環境にもよくありません。そこでおすすめしたいのが電源タイマー（コンセントタイマー・タイマースイッチ）です。

コンセントタイマーはコンセントに差すだけで使用できる電源タイマーで、設定した時間に自動で電流を止め電源オフにしてくれます。一度時間を設定すれば毎日同じ時間に繰り返し電源をON/OFFできます。またカインズなどのホームセンター、ニトリや家電量販店で手軽に購入できるのも魅力です。

この記事では、コンセントタイマーの基本的な使い方、100均での購入の可否、選び方、人気メーカー、おすすめ商品から自作についてまで詳しく解説していきます。デジタル式を3点、アナログ式を9点厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コンセントタイマーは、コンセントに差し込み時間を設定したらスイッチをオンにするだけです。ただし関東と関西では電気の種類が違うため、切り替えが可能な製品は切り替えを、切り替えできない製品は住んでいる地域で使用できるかどうかのチェックをしてください。

関東では50Hz、関西では60Hzとなっており、対応有無は商品によって異なるので注意が必要です。設定の仕方も製品によって異なるので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。

コンセントタイマーにはコード付きタイプと、本体を直差しするタイプの2種類があります。コードの有無で使い勝手は変わってきますので、使いやすい方を選びましょう。

コード付きはコード長の範囲内での使用が可能です。タイマーを変更したいときも簡単ですし、設置場所もある程度自由に決めることができます。ただしコードに躓いたり絡まったりということがあるので、コードの煩わしさが嫌な方には向いていません。

コードを煩わしく思わないなら、自由度の高さで見てもコード付きはおすすめです。

本体をコンセントに直差しするので、コードの煩わしさがなく見た目もすっきりとしています。ただし本体が大きいため、他のコンセントの穴をふさいでしまう可能性があるので注意が必要です。

コードがなくすっきりしていても、自由度の高さではコード付きに劣るのは否めません。自由度よりも見た目のすっきり感を重視する方には向いています。

ギア（歯車）で操作するので設定が簡単で、リーズナブルな価格で購入できます。ただし設定時にはカチカチという音がすること、時間のズレが大きいこと、細かく時間を合わせられないのがデメリットです。

また、仕組み上、作動している間に音がします。特に寝室で使う場合は「うるさい」と感じることも。そのため、静かさを求める場合はデジタル式を選びましょう。

加えて、住んでいる地域に合わせて50Hzまたは60hzの設定を最初にしないと、時間のズレが生じやすいので注意してください。設定を面倒に感じないのであればおすすめです。

時間のずれがなく正確で、カチカチ音もなくうるさくないのがメリットです。ただしアナログ式よりも価格が高めで、初めて使用する場合は設定の仕方がわかりにくいというデメリットがあります。

設定の仕方は取扱説明書を見ながら慣れていけば、すぐにマスターできるでしょう。正確性を重視するならデジタル式がおすすめです。

自宅にWi-Fi環境があるならスマートプラグもおすすめです。スマートプラグに家電を接続すると、Wi-Fi環境においてスマホアプリでタイマーを設定できます。

その他に、家電を遠隔操作したり、オンオフ状態をスマホで確認したりすることも可能です。ただし、タイマー機能を搭載していないスマートプラグもあるため購入前に必ず確認しましょう。

以下の記事では、おすすめのスマートプラグを紹介しています。気になる方はこちらもチェックしてくださいね。

タイマーを設定する際は、繰り返し使用できるものと、一回だけのものがあります。用途に合わせて使いやすい方を選んでください。

最初に設定しておけば、毎日同じ時間にタイマーが作動します。繰り返し使用できるので、毎回設定する手間を省けます。ただし設定時間を変更したり、オフにしたりする場合は設定のし直しが必要です。

繰り返しの使用には便利ですが、時間を変えたりオフにしたりしたい日がある場合には面倒に感じてしまうかもしれません。毎日同じ時間に使用したい方にはおすすめです。

一回だけのタイプは、毎回設定して使用します。毎回設定するので面倒に思われがちですが、スマホ充電の際は過充電防止対策になり便利です。過充電はバッテリーに負担をかけるので、毎回充電しすぎてしまう方に向いています。

毎回利用時間が異なるような場合にも、一回だけのタイプがおすすめです。操作が簡単なものを選べば、毎回の設定でもそれほど面倒に感じないでしょう。

一般的なモデルは15分単位です。15分ごとにオンとオフを設定できるので、1日に何度か使用したい場合におすすめです。中には1分単位で細かく設定できるものもあります。デジタル式には1分単位で設定できるものも多く見られます。

最小時間単位が15分の場合は15分以下の設定はできないので、使用したい時間の設定が可能なものを選びましょう。

屋外のイルミネーションやガーデニングの管理などでコンセントタイマーを使うなら、防水性能のある屋外用のコンセントタイマーを選びましょう。

また、光センサーを搭載していれば、周囲が暗くなったら電源オン、明るくなったら電源オフにすることもできます。そのため、特にイルミネーションでの利用におすすめ。製品によっては、タイマー機能との組み合わせも可能です。

信頼と実績のある国産メーカーとして、幅広い電化製品を展開しています。コンセントタイマーは、海外製品に比べると若干価格は高めですが、故障しにくい品質の高さは口コミでも高評価です。品質の良さと安全性の高さを重視して選びたい方におすすめです。

リーベックスは、コンセントタイマーの他にワイヤレスチャイムやセンサーライトなどの機器を販売しているメーカーです。コンセントタイマーについては、アナログ式・デジタル式から屋外用まで幅広く取り揃えています。また、リーズナブルでお手頃な価格帯もポイントです。

オーム電機は家電・AV機器等の開発・製造・販売をおこなうメーカーです。コンセントタイマーは、14個のプログラムが設定可能なデジタル式のアイテムが人気があります。シンプルな機能と価格の低さの人気のポイントです。

コンセントタイマーは適切に使用しないと、発火・火災を招くおそれがあります。とはいえ基本的な使用方法は一般的なコンセントと同様であり、電力の限界値をオーバーしなければ安全です。限界値の具体的な目安としては、コンセントタイマー1つあたり1500Wまで。タコ足配線は厳禁です。

ダイソーなどの100均ではコンセントタイマーの取り扱いはありません。キッチンタイマーは販売されていますが、コンセントタイマーの価格帯は500～6,000円前後と高額になります。

また、コンセントタイマーは地域によって使用できる種類が異なるというのも、100均での取り扱いがない理由と考えられます。

一般的には2,000円前後のものが人気で、安い物が欲しい人には1,000円前後のものがおすすめです。24時間のタイマー設定が可能なものや、オンとオフを何度も切り替えられるというような高性能のタイプは価格が高めなので、機能によって見極めるといいでしょう。

100均と同様に、無印・ニトリも残念ながらコンセントタイマーを販売していません。

しかし、無印は数年前までアナログ式のコンセントタイマーを販売していました。1000円以下という低価格と無印らしいシンプルでおしゃれなデザインで人気でしたが、現在は販売していません。再販を望む声もあるため、今後の展開に期待したいところです。

電気工作になれている人であれば、既存のタイマーを使用して自作も可能です。自作といっても最初から作るのは専門的な知識やスキルも必要。簡単に自作するには、既存のタイマーをアレンジするという方法があります。

元になるタイマーはデジタル式では設定が面倒なので、簡単に設定できるアナログ式がおすすめです。ケーブルを接続する場合はネジ端子方式のものなら、ケーブルの皮をむくだけで簡単に接続できます。

ただし配線の際は、短絡させてしまうとブレーカーが落ちる可能性があるので注意が必要です。オンとオフを繰り返しで使用したい場合は、多少価格は高くなりますがツインタイマーが最適。オフの状態からスタートするようにすれば、後からオンにも変更が可能です。

コンセントタイマーは設定時間になると自動でスイッチがオフになるので、省エネにも役立ちます。用途に合ったコンセントタイマーを選んで、上手に節電をしましょう。