最強！日本製ポータブル電源おすすめ7選｜ランキング上位・大容量2000w以上も

災害時やアウトドアなど、屋外でも電源が必要なときがあります。しかし、発電機はガソリンなどを使うため取扱いが難しく感じる方もいます。そんなときは、充電式のポータブル電源がおすすめです。

ポータブル電源は使用中も騒音や排気の心配がなく、USB・ACコンセントなどの出力に対応しています。ソーラーパネルとセットで使用すると節電にも繋がります。中でも日本製のモデルは高品質で安全性が高いと大人気です。しかし、性能・価格などはさまざまで、どれを選べばいいか悩んでしまいます。

そこでこの記事では、日本製ポータブル電源を買うべきか、さらに選ぶうえでのポイントやおすすめメーカーを紹介します。1500～2000w以上の大容量も必見です。また、ランキング上位の最強の日本製ポータブル電源も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、本記事では「日本メーカー製のポータブル電源＝日本製ポータブル電源」と定義して紹介していきます。

ポータブル電源とは、持ち運び可能で屋外など場所を選ばず使用できる電源です。モバイルバッテリーと似ていますが、ポータブル電源はさらに大容量のバッテリーを搭載し、USB以外にもACコンセント出力を搭載しています。

そのため、パソコン・扇風機・小型の冷蔵庫などさまざまな電化製品が使用できます。さらに、もう1つ比較対象として挙げられるのが発電機です。発電機はガソリン・カセットボンベなどの燃料が必要であるのに対し、ポータブル電源はコンセントを繋いで充電するだけです。

また、発電機が使用中に騒音・排気が発生するのに対し、ポータブル電源はそれらを気にする必要がありません。キャンプ・車中泊・災害時など利用シーンや場所を選ばず使用できるのがメリットです。

ポータブル電源は、ガソリンなどを使用しないとはいえ大容量の電気を蓄えるため、火災などのリスクがあります。日本製のモデルは安全性を徹底しているので、火災トラブルが起きる可能性が非常に低いです。

安価な海外製品の場合、内部に使われているリチウムイオン電池の種類自体が古かったり、が劣化していたりと、安全性に問題がある場合があります。また、過去にトラブルが起きたモデルであっても、海外製品はその情報が日本まで入っていない可能性があるので、あまりおすすめできません。

さらに、日本製は周波数・出力の点で、日本各地で日本製家電を使いやすいよう設計されています。ポータブル電源の安全性や使い勝手を考えると、やはり日本製が最もおすすめです。

ポータブル電源も電化製品の一つである以上、初期不良はもちろんのこと短期間で故障する可能性もあります。

そこで日本製なら、バッテリー交換・修理などの素早い対応を受けられます。しかし海外製品は、たとえアフターサポート付きでも日本に拠点がなく交換や修理対応に時間がかかる可能性があります。

また、ポータブル電源はソーラーパネルに接続したいという声もよく聞きます。繋ぎ方や設置といった使い方に関するサポートも、日本メーカーかつ窓口が日本人の方が意思伝達が簡単なメリットもあります。

高い安心感と信頼性の日本製ですが、海外製よりも価格は高くなりがちです。日本製は徹底した品質管理や高品質なパーツを採用しているので、こればかりは仕方がないと言えます。

しかし、日本製の中にも比較的価格が安いものはあるので、コスパ重視の方は性能とあわせてチェックしましょう。

「JVC」は、主に映像機器・音響機器・無線機器・音楽映像ソフトを手掛ける日本のメーカーです。ポータブル電源のラインナップは非常に幅広く、容量やサイズなどはさまざまです。

本体の充電にコンセントからのほか、ソーラーパネルによって充電できるタイプがあります。製品ラインナップが豊富なので、希望するスペックのモデルを見つけやすいメーカーです。

「ホンダ」は、自動車で有名な日本の大手輸送機器メーカーです。非常にコンパクトで持ち運びに優れたポータブル電源が人気です。

独自の正弦波インバーターによって電気の波形をきれいに整え、安定した電力を供給します。コンパクトで安定感を重視する方におすすめのメーカーです。

「ラチタ（LACITA）」は、主にカーアクセサリーやアウトドアグッズを手掛ける、2015年に設立された日本のブランドです。過酷な環境でも使用できる優れた防水・防塵性のポータブル電源が人気です。

PSE試験基準に適合したリチウムポリマー電池を採用など、高い安全性を有しています。耐久性を重視する方におすすめのメーカーです。

「スマートタップ（SmartTap）」は、2012年創業の加島商事株式会社が立ち上げたプライベートブランド です。ポータブル電源のPower ArQシリーズが非常に高い人気を博しています。

実用的なスペックに加えて洗練されたデザインが目を引き、アウトドア雑誌でもよく取り上げられています。性能だけでなく、見た目にもこだわりたい方におすすめのメーカーです。

どのポータブル電源を選べばいいかわからない！

ポータブル電源って本当に必要かな？

と購入を悩まれている方も多いのではないでしょうか。

購入者のコメントから、下記に当てはまる方は購入しても後悔することはないでしょう。

• キャンプや車中泊で電源が必要な家電を使いたいという方
• DIYや園芸で電動機器を使いたい方
• 主な使用は上記2つだが、災害時の保険の役割も担ってほしい方

ただ、上記のA氏のような方は宝の持ち腐れのように感じる可能性があります。

インフラのなかで電力は復旧が早い傾向で、災害用として使わない可能性が高いです。

よって、災害用のポータブル電源はあくまで心理的安心をもたらすもので、万が一の時の保険としての意味合いが強くなります。

災害時以外ほぼ使うシーンがないという方は、購入自体を再考してもいいかもしれません。

実は、たった3つのポイントを意識するだけでポータブル電源選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のポータブル電源に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

ポータブル電源が原因の事故が多いのをみなさん知っていますか？

安全性を気にして選ばないと、後悔する可能性があります。

ポータブル電源のバッテリーは、三元系リチウムイオン電池・リチウムポリマー電池・リン酸鉄リチウムイオン電池の3タイプに分かれます。

おすすめはリン酸鉄リチウムイオン電池です。発火や有毒ガスが発生しにくいバッテリーになります。

事実、ポータブル電源の火災事故の多くは三元系リチウムイオン電池タイプがほとんどです。

充放電を繰り返せる回数が多い、寿命が長いなど安全性以外のメリットも大きいので、必ず確保しましょう。

ポータブル電源の出力波形は、正弦波・純正弦波・矩形波・修正正弦波の4タイプあります。

おすすめは正弦波か純正弦波です。電気機器の多くが対応している波形なので、問題なく電力を共有することができます。

パソコンなどの精密機器の利用を考えている場合は、純正弦波の機種を選ぶようにしましょう。

矩形波や修正正弦波を採用したポータブル電源は、繋げた電気機器が故障・劣化する危険があるので、選ばないようにしてください。

AC出力ポートの出力周波数は、50Hz・60Hzを切り替えられるものを選びましょう。

多くの電気機器は50Hz・60Hzどちらにも対応しているヘルツフリーになっていますが、なかにはいずれかにしか対応してないものもあります。

60Hzのみ対応のポータブル電源に50Hzのみ対応の電気機器を繋げても、電気を供給できません。

いずれかにしか対応していないと、繋げる電気機器のヘルツ数を意識する必要が出るので切り替えられる方がベターです。

PSEマークは、電気製品の安全性を規定した「電気用品安全法」の基準を満たしてる製品にのみ表示が認められているマークです。

ポータブル電源はPSEマークを取得しなくても発売できるので、表示がない製品も数多くあります。

もちろん、表示されていても使い方や使用年数によって事故は発生し得ますが、リスクを減らせるのは事実なので、必ず確認しましょう。

ポータブル電源のスペック情報にある充電池容量（Wh）の数値＝電気機器に送れる電力量

と考えている方が多いのではないでしょうか。

実は、電力供給に使えるのはスペック情報に明記してある充電池容量より少ないです。

ポータブル電源本体の放熱などに電力を使うため、充電した分すべてを給電に使うことはできません。

実際に使用できる電力を多くするなら、使用効率が80%以上の商品を選ぶのがおすすめですよ。

300Wh〜800Whは、日帰りキャンプ・車中泊用に購入する方にぴったりです。

スマホの充電から消費電力の小さい電気機器まで、半日程度であれば問題なく使えるでしょう。

価格が10万円以下のものが多いので、ポータブル電源のなかでも比較的安い部類です。

家電製品を使いたい場合、300Whではやや物足りないため、800Wh前後の検討をおすすめします。

500W～1,000Wは、キャンプ・車中泊の連泊やDIY・園芸に使いたい方におすすめです。

この辺りからサイズが大きくなり、重さも10kg前後します。持ち運ぶことを考えればこの充電池容量が限界ラインでしょう。

長期の連泊になる方、DIYで消費電力の大きい電動機器を多く使う方は1,000Whの検討をおすすめします。

1,000Wh以上の充電池容量はご家庭に導入するポータブル電源としておすすめできません。

本体重量が20kgに近いものが多く、キャンプ・災害時に気軽に出し入れできる重さではありません。

また、価格20〜30万円以上と高額なお買い物になってしまいます。

電動機器を長時間使う仕事をしている、イベントの電源として使うなど、大量の電力が必要なシーンで使う方以外は検討しなくていいでしょう。

定格出力とは、そのポータブル電源が連続的に供給できる電力量を指します。

この定格出力内でない電気機器は使うことはできません。

定格出力750Wのポータブル電源に消費電力800Wの電気機器を繋げても、動かないということです。

充電池容量が同じでもこの定格出力が違うだけで数万円も差が出ます。

複数の電気機器を同時に使いたいという方は、ワンランク大きめのモデルを検討してみるのがおすすめです。

電気機器の消費電力が定格出力内に収まっていても、起動電力の容量に対応してないと使えません。

起動電力とは電気機器が起動する際に必要な電力で、消費電力の1.0倍〜5倍するものまであります。

選ぶ際には商品スペック情報で以下のような記述を探し、使いたい電気機器の起動出力内か確認しましょう。

• サーズ◯W
• 最大出力◯W
• 瞬間最大◯W

◯の数値が大きいほど瞬間的に大きな電力を出力できますよ。

ポータブル電源購入後に後悔している方の割合は半分以下でした。失敗しにくい家電なのがわかりますね。

44%いる後悔あり派の意見で、最も後悔してると票が集まったのは「本体の重さ」でした。

以下のように「重たくて動かせない」などのたくさんの声が届きました。

ポータブル電源は持ち運んで使用する方が多いと思うので、重量・大きさのチェックがとても重要です。

持ち運ぶことを想定しているなら、6kg未満・300x200x180程度のものがおすすめです。

ただ、このタイプは充電池容量が500Wh前後がほとんど。サイズと重量が小さいのに比例して、充電池容量が減ってしまいます。

500Wh以上の充電池容量を検討してる方は、持ち運びしやすさと充電池容量どちらを取るか検討してみましょう。

ポータブル電源には、太陽光から充電することができるソーラーパネル対応のモデルがあります。

屋外やキャンプなどの、ACコンセントが確保できない場所で充電できます。

なかには、ポータブル電源用のコンパクトなソーラーパネルとセットで販売されているポータブル電源もあるので、ぜひチェックしてみましょう。

ポータブル電源はソーラーパネルと組み合わせることで、デメリットである「充電残量」を補うことができます。もし災害で数日間の電力供給が途絶えることがあっても、太陽が出ている時間であれば、電力を確保することができるのです。

ポータブル電源は出力端子の種類と出力ポート数を確認しましょう。

電気機器を繋げるACポートは、充電池容量が小さいモデルなら1〜2つ、大きいモデルなら3〜6つほどあります。

スマホ充電に使えるUSBポートは小さいモデルで2つ、大きいモデルで3つほど備わっているものが多いです。

機種によってはシガーソケットに対応したポートや、車のバッテリーから充電できるポートもありますよ。

急な雨や誤って水分をこぼしたときに故障のリスクを減らすためにも、防水機能は必須です。

防水規格は「IP」で表示され、完全防水カメラでIP67と言われています。

海や川でのアウトドアシーンはもちろん、洪水や水害を想定した震災対策にも安心して使うならIP64以上がおすすめです。

出力が大きい電化製品を使いたい方や、長期の停電に備えて大容量のポータブル電源を準備しておきたい方に向けて、ここでは日本製の

出力が2,000W以上かつ容量が2,000Wh以上の大容量ポータブル電源

を紹介します。

そもそも国を問わず出力2,000W以上、容量2,000Wh以上のポータブル電源は選択肢が少ないです。

そんな中、日本メーカーであるアイリスオーヤマから2022年に出力2,000W、容量2,048Whのポータブル電源が発売されました。

ポータブル電源を主力とするメーカー「BLUETTI」との共同開発によって誕生したポータブル電源です。比較的持ち運びがしやすく、ポータブル電源には珍しいホワイトという点でも好評を得ています。

ポータブル電源に搭載されているリチウムイオン電池は消耗品であり、使用していくうちに劣化していきます。また、使用していなくても少しずつ劣化します。ここではリチウムイオン電池を長持ちさせる使用・保存方法を紹介します。

• 高温多湿を避けて保管する
• ポータブル電源を充電しながら他機器を使用しない
• バッテリー残量を60〜80%にしてから保管する
• 風通しのいい日陰で保管する

以上の点に気をつけてください。なお、リチウムイオン電池の場合は継ぎ足し充電をしてもバッテリーの寿命には影響しません。

ポータブル電源は、高い安全性・品質・充実したサポートが受けられる日本製が1番です。使い方や選び方をしっかり押さえて、自分にぴったりの日本製ポータブル電源を見つけましょう。どれに指定以下迷ったときは、この記事で紹介した選び方やおすすめ商品も参考にしてください。