女性におすすめのバリカン10選｜襟足のセルフカットも簡単！やり方も紹介

外出自粛が叫ばれる中、長時間他人と近い距離にいなければいけない美容室は行きにくくなりました。「前髪程度なら自宅で鏡を見ながらセルフカットできるけど、それ以外はちょっと難しい」と思っている方も多いですよね。

特に襟足やうなじなどの後ろの髪は、長さが揃っているのか見にくいためセルフカットは難しいとの声もよく聞きます。そんな方におすすめなのがバリカンです。やり方次第でショート・ロング・ツーブロックもできます。実はバリカンは髪を同じ長さに揃えられるので、女性にも向いている製品なのです。

この記事ではバリカンの種類や選び方を解説します。女性におすすめのバリカンもご紹介するので、伸びた髪をバリカンでセルフカットし手軽に短くきれいに整えたい方は、ぜひ参考にしてください。

ショートやベリーショートの襟足の短さを保ちたい場合は、バリカンが適しています。また、もみあげを刈り上げるツーブロックにもバリカンは必須です。3〜9mmのアタッチメントがおすすめです。バリカンを使ったことがないと難しく思えますが、セルフカットでも襟足やもみあげをきれいに整えられます。

バリカンを直に当てると失敗しそうで心配な時は、クシを当ててラインを決めましょう。クシでガードすることにより、カットのラインが曲がったり長さがバラバラになったりといった失敗を防げます。また、ブロッキングをしながら少しずつ行うことも大切です。

ロングからボブにイメージチェンジしたい時は、バリカンとハサミの併用がおすすめです。長めのロングは初めにハサミで切ってから、整えるためにバリカンを使いましょう。最後に再度ハサミを入れると、毛先が揃いきれいに仕上がります。

ロングヘアからボブにバッサリ切りたい場合は、70mm前後のロングアタッチメントが便利です。アタッチメントは、切りすぎを防ぐことができるメリットもあります。心配な場合はクシをガードにするとよりいいでしょう。

スキ刈りアタッチメント付属なら、バリカンでも髪をすくのは可能です。またスキ刈りアタッチメントがない場合には、すきバサミですくのがおすすめです。以下の記事では、すきバサミのおすすめ商品をご紹介していますのでぜひ参考にしてください。

充電式はコードレスなので、使用中にコードが絡む煩わしさがありません。コンセントがない場所でも使えて、バッテリーがある間は電気や電池も使わないのでランニングコストがかからないのもメリットです。

ただ、事前に充電しておかないと使いたい時に使えない・パワーが低い・途中で止まる可能性があるため、充電にかかる時間と連続使用時間を事前に確認しておくことをおすすめします。

交流タイプはコードを電源に差し込み、給電しながら使います。途中でバッテリーが切れる心配もなく、常に一定のパワーを維持できるので安定性に優れているのがメリット。電源がある場所ならどこでも好きな時にセルフカットができます。

ただし、交流タイプは水場で使用すると感電のリスクがあるためお、風呂場や水に濡れる可能性のある場所での使用を禁止しているメーカーもあります。ピリっとした軽い刺激でも感電は危険なので、水場では使用しないよう注意しましょう。

メーカーやモデルによっては、充電タイプと交流タイプを兼用したものもあります。近くにコンセントがない場所ではコードレスで、連続使用時間が長くなるような場合にはコードを付けて使えるのでシーンに合わせた使い分けが可能です。

電池タイプは、充電もコンセントも不要な手軽さが魅力です。電池さえあれば好きなタイミングで使用できます。ただし充電式や交流式よりパワーが弱めで、電池交換にランニングコストがかかります。

女性が自宅でセルフカットをするためにバリカンを購入する際は、デザインもチェックしましょう。女性用として販売されているものは、デザインがおしゃれでカラーもピンクや赤などかわいいものが揃っています。家電量販店でも取り扱いはありますが、好みのデザインやカラーが見つからない場合はネットで探しましょう。

バリカンは何回も使うものなので、清潔さを保てるよう水洗いできるものをおすすめします。水洗いOKとされていても、本体ごと丸洗いできるのか、刃の部分だけ取り外して洗うのかの確認もしましょう。

水洗いできるとブラシで手入れする手間も省けて便利です。ただし刃の部分に水気が残っているとサビる可能性があるので、乾いたタオルでしっかりと水気を拭き取り保管しましょう。

アタッチメントは豊富な方が、調整幅が広がり便利です。女性の場合は使うアタッチメントの種類は限られるものの、細かい部分の調整をしたい時は重宝します。毛先は70mmのロングアタッチメント、ボリュームを抑えたい時にはすき刈りのできるものがあると便利です。

アタッチメントが豊富なものは髪型によって使い分けができるので、家族みんなでセルフカットをする時にも活用できます。ただ、アタッチメントの種類が多いと価格が高くなる傾向があるので、予算と照らし合わせて確認しましょう。

女性がセルフカットにバリカンを使う場合は、持ちやすいかどうかも確認しましょう。大きすぎると持ちにくく、重すぎると手が疲れるので、軽量モデルや小型のバリカンをおすすめします。

ただし軽すぎると安定性に欠けるので、使用中にブレたりズレたりする可能性もあります。適度な重さがあり扱いやすいものを選びましょう。店頭で選ぶなら手にとって重さを確認しておくと確かです。ネットで購入するなら、同じくらいの重さのものを手に取って確認することをおすすめします。

お風呂場や洗面所でバリカンを使いたいなら、防水機能の有無は必ずチェックしましょう。防水機能があれば、場所を選ばず使用でき便利です。お風呂場でも使うことができ、カットした髪が散らかっても簡単に掃除ができます。

ただし防水機能にもレベルがあるので、用途に合わせて防水レベルも確認しておきましょう。防水レベルは「IPX○」で表示されており、IPX7以上なら一時的な水没に耐えられます。完全防水を選びたいなら、IPX8がおすすめです。

バリカンを使用する際は音もチェックしましょう。小さい子供がいる家庭や子供の髪もセルフカットしたい場合は、音が大きいと子どもがびっくりする可能性があるため静音性の高いものが適しています。

一人暮らしでも夜間には近所迷惑になる可能性があることを考えて、静音性の高いものを選ぶと便利です。バリカンの音については、dB（デシベル）という単位で確認できます。通常の会話が50dB～60dB、大きな声での会話が70dBなので、これを参考に選びましょう。

髪の毛をカットするバリカンの切れ味・安全性は要チェックです。切れ味の良し悪しによってはうまく髪の毛がカットできず失敗してしまうのでお手入れがしやすいものや自己研磨機能が搭載されているものを選びましょう。

カットする際、頭皮に当たるので安全性も重要になってきます。アタッチメントをつけて使用するものやカット部分が優しいものもあるので購入の際は注意して選びましょう。

いまひとつ決め手にかける方は、人気メーカーから選びましょう。ここでは女性向けバリカンの主要メーカーのフィリップス・ブラウン・パナソニックの特徴について解説します。

機能性を重視するなら、フィリップスのバリカンがおすすめです。フィリップスは、シェーバーや電動歯ブラシなどが有名なオランダの電気機器メーカー。ラインナップが豊富で機能性が高いバリカンを提供しています。スタイリッシュなデザインのものも多いため、おしゃれなバリカンがほしい方にもおすすめです。

握りやすく使いやすいバリカンがほしい方は、ブラウンがおすすめ。ブラウンはドイツに本社を置く美容家電メーカーです。シェーバー・脱毛器・光美容器などを取り扱っています。ブラウンのバリカンは人間工学に基づいて設計されているので、握りやすく使いやすいのが特徴です。使い心地を重視する方におすすめします。

多くのラインナップから商品を選びたい方は、ヘアカッターの種類が豊富なパナソニックがおすすめです。パナソニックは日本の大手電気メーカーで、多くの種類のバリカンを提供しています。コンパクトで使いやすい電池式タイプやプロ仕様の本格的なモデルまで種類が豊富にあるのが魅力。悩んだらパナソニックの人気バリカン「カットモード」シリーズがおすすめです。

これからバリカンでセルフカットに挑戦しようと思っている女性に向けて、失敗しないコツを紹介します。ポイントは、バリカンを一気に動かすのではなく小刻みに小さく動かすこと。一気に切ろうとすると失敗した時の調整が難しくなります。

小刻みに動かしていけば、仮に失敗してもある程度リカバリーが可能です。最初にバリカンで大まかにカットしたら、細かい微調整はハサミや顔用のカミソリを併用しましょう。ハサミや顔用のカミソリを使う時も、少しずつ様子を見ながら調整するのがポイントです。焦らずゆっくり進めましょう。

後頭部やサイドなど整えるのが難しい場所をバリカンでセルフカットする時は、作業の前にダッカールやヘアゴムでブロッキングしましょう。一気に刈るとラインがきれいにセットできなかったり、余計な部分まで刈ってしまったりといった失敗に繋がります。

バリカンを使った後は、必ずお手入れをしてください。刃先の毛くずを放置すると、詰まって故障の原因になります。水洗いした場合は、完全に乾燥させましょう。注油が必要なものには油さしも忘れずに。そのまま放置し続けると刃が錆び、動きが悪くなります。機器によってお手入れの仕方は違うので、取扱説明書の指示に従って適切に行いましょう。

美容院に行けない時や毛先だけを揃えたい時、バリカンを使えば女性も簡単にセルフカットができます。コツさえ覚えれば簡単なので、ぜひ試してください。この記事を参考に、自宅でのセルフカットに挑戦しましょう。