【初心者にも】バリカンのおすすめ12選紹介｜難しい？セルフカットのコツも紹介

自宅で過ごす時間が増えた昨今。美容室に足を運ばず、自宅でセルフカットする方も増えましたよね。そんなセルフカットに便利なのがバリカン！坊主ヘアやツーブロックには欠かせない理髪家電です。

バリカンは「扱いが難しいイメージがある」「慣れるのに時間がかかりそう」などのイメージをお持ちの方が多いですが、アタッチメントを付けて長さを適度に調節すれば、散髪の素人や初心者でも簡単にセルフカットができます！

とはいっても、バリカンは種類が多くて違いが分かりにくく、どれを選ぶべきか悩んでしまいますよね。そこで今回は、バリカンの基本的な選び方と、初心者におすすめの初めてのバリカンをご紹介していきます。

素人がバリカンを扱うのは、何も難しくありません。また、想像以上に早く使い慣れるものです。バリカンに適切なアタッチメントを付けると、きれいにカットできます。アタッチメントとは、カットの長さ調節をするコーム（櫛）です。

アタッチメントの種類や数は、商品によって違います。子供のヘアカット用なら、キッズコーム付きのバリカンがおすすめです。

アタッチメントはキッズカット用、スキ刈り用など種類豊富です。注目は爪の長さ。爪が長いほど長く、短いほど短くカットできます。

【坊主ヘア】

• 残す髪の長さでアタッチメントを変える
• 1分刈りなら0.3mm、5分刈りなら9mmが適切

【刈り上げや耳周り】

• 6～9mmのアタッチメントががおすすめ
• シャープな印象にするなら短いアタッチメントを選ぶ
• 自然な感じにするなら長いアタッチメントを選ぶ

【ツーブロック】

• 6mmが基本、優しい感じにしたいなら10mmを使う
• 仕上げにはスキ刈り用アタッチメントを使う

バリカンはメーカや商品ごとにさまざまなタイプの刃幅があります。丸刈りにしたい方は一度に大きく刈れるワイドタイプ、ツーブロックなどで少しづつ調整したい方はコンパクトなタイプがおすすめです。また、坊主専用やツーブロック専用の商品も発売されていますので、ぜひ参考にしてください。

バリカンは電気を使いますが、商品によって給電方法が違います。コードレスとコード有り、どちらも長所短所ありますので良く検討して選んでください。

交流式は、コンセントから給電するタイプです。常に電気が供給されますので、充電切れの心配なくカットを続けられます。また、バリカンのパワーも安定します。

交流式はカットの際、コードが邪魔になって扱いにくいのがデメリット。しかし近年は、交流式とコードレスのどちらでも使える兼用モデルがたくさん出回っています。兼用モデルは使う場所を選ばないので非常におすすめです。

コードレスのバリカンは、充電式と乾電池式があります。セルフカットで襟足を揃える時、非常に便利です。しかし、使用中は常にバッテリー残量を意識する必要があり、バリカンのパワーを最後まで一定に保ちにくいデメリットがあります。

コードレスタイプには、防水モデルがたくさん出回っています。これなら、お風呂場でもカット可能。使用後のお手入れも簡単です。

バリカンは、サイズが小さく軽量な方が扱いやすいものです。女性向けのバリカンは基本的にコンパクトサイズ。自宅で子供のヘアカットをするお母さんにもおすすめです。

バリカンが軽量だと、長時間カットしていても手が疲れません。頻繁にセルフカットする人も、カットに負担を感じる場合がなくなります。

バリカンはグリップの握りやすさも重要。しっかり握れると、カットの失敗が少なくなります。

バリカンは意外と運転音が気になるものです。特に子供のヘアカットには、静音性の高い商品がおすすめ。子供が音を怖がらず、カットさせてくれます。

大人にも、音が苦手な人がいます。集合住宅や住宅密集地に住んでる場合は、バリカンの音が近所迷惑になるかもしれません。また、運転音が気になって手元が狂います。

バリカンは長さを細かく調節できる商品がおすすめ。理想は、1mm単位で調節できる商品です。バリカンの長さ調節は、アタッチメントだけでなく本体でもできる商品があります。

特に初心者は、アタッチメントで長さ調節する方が簡単です。アタッチメントがあると、頭皮を傷つけません。初めてバリカンを購入する人は、アタッチメントの数が多いものを選びましょう。

バリカンは防水性の高いものがおすすめです。水洗いできるだけでなく、お風呂でカットできます。

どのぐらいの防水性を備えているかは、パッケージに記載されている「IPX（防水機能の等級を表す記号）」の数値でわかります。IPXは0～8の9段階で分類され、IPX0なら非防水、IPX8なら完全防水です。

バリカンを製造しているメーカーはたくさんあります。人気メーカーは初心者にも使いやすい商品を製造しています。メーカーによって個性がありますので、解説します。

パナソニックのファミリー向けバリカンは、プロも愛用するほどです。髪の長さに合わせたモデルを複数ラインナップ。常に時代のニーズに合った商品を開発し、世に送り出しています。

パナソニックのバリカンは、女性のヘアスタイルに対応する商品が多いのも特徴です。ボブなどの直線カットや裾を軽くする程度なら、簡単にセルフカットできます。

フィリップスのバリカンは、男性に人気があります。切れ味が良く、ラインナップも豊富。子供に適した商品もあります。海外の電源に対応するのもいいところです。

長さ調節はアタッチメントの交換で行います。坊主カットからツーブロックまで、さまざまなヘアスタイルをセルフカットで実現できます。

セルフカットで最も大切なのは、焦ら少しずつカットです。バリカンは必ず乾いた髪に使ってください。髪の生え際からつむじに向かって動かします。バリカンで上手にセルフカットするコツを、ヘアスタイル別に解説します。

坊主ヘアは、どのぐらいの髪の長さにするかで印象が変わります。また似合う長さは、その人の髪質や癖によっても変わります。坊主カットの手順は以下の通りです。

1. 好みの髪の長さを決め、それに合うアタッチメントを取り付ける
2. 髪を櫛でとき、寝癖があれば取る
3. バリカンを、頭皮に沿わせるようにして刈る
4. 終わったら刈り残しがないかチェックし、整える

前→サイド→後頭部の順で刈るとわかりやすく、上手に仕上がります。耳周りは、耳たぶを抑えながら刈ると簡単です。つむじ部分は、色んな方向からバリカンを入れ直して切りやすい方向を探しましょう。

刈り上げ・ツーブロックの場合はバリカンの他に、髪をブロッキングするためのピンやヘアゴムが必要です。以下、ツーブロックの手順を示します。

1. 髪をとかし、前髪の残す部分を決めてブロッキング
2. サイド、後頭部の残す位置を決め、ブロッキング
3. バリカンにアタッチメントを付け、ブロッキングしていない部分を刈り上げ
4. ブロッキングした部分を、スキ刈り用アタッチメントで整える

サイドの高さは低くする方が自然に見えます。後頭部のブロッキングは好みによってしなくても大丈夫。セルフカットの場合は、合わせ鏡をするとカットしやすくなります。

バリカンは想像以上に使いやすく、早く慣れるものです。ロングヘアー対応の商品もあるので、女性のセルフカットにもおすすめです。恐れずセルフカットにチャレンジしましょう。散髪代の節約だけでなく、好みのヘアスタイルに仕上げられます。