【2023最新】おすすめのこたつ15選｜2人・4人用や国産メーカーも！

寒い冬に恋しくなるのがこたつです。ぽかぽかのこたつでみかんを食べながらのんびり過ごす、それが定番の冬の過ごし方になっている方も多いですよね。何よりもあったかくて電気代の節約になるし、心もホッコリとするのも魅力的です。

こたつは私たち日本人にとって馴染みの深い暖房器具ですが、一昔前までは家にこたつがある風景は一般的でした。今ではこたつを使わない家庭も増えていますが、やっぱり冬に暖を取るならこたつがいい方もいますよね。

そこで今回は山善やアイリスオーヤマなど人気メーカーから、2人用・4人用など最新のおすすめこたつをご紹介していきます。ニトリやホームセンターなど身近なお店でも購入できるので、これからこたつの購入を検討している方はぜひご覧ください。

こたつといえば日本の風物詩でしたが、最近では暖房器具の多様化と住宅環境の変化からこたつを使わないご家庭も多く、需要自体は右肩下がりとなっています。

しかしそんな中でも購入が増えているのが、一人暮らしの方。エアコンを購入するほどでもない、あるいは部屋にエアコンはついているものの暖房は電気代が気になる…そんな時に、すこし足元を温める目的で、ミニコタツが選ばれています。

また、こたつ自身も機能性の進化&デザインの面で現代に対応しており、家具調よりもインテリア調の商品が増えてきています。こたつは「ダサい」と思っている方も、一度最新こたつに目を通してみてくださいね。

こたつを4~6人程度の大人数で使用する場合は長方形のこたつがおすすめです。4人までなら正方形のこたつでも使用することは可能ですが、一人当たりのスペースが限られ足がぶつかってしまうことも。また、5人以上で使用すると一辺に2人座る必要があるため、正方形のこたつはあまり現実的ではありません。

横に二人並ぶ場合は、一辺の長さが135cm以上がおすすめ。こたつはこたつ布団のサイズも含めて選ぶ必要があるため、部屋の大きさギリギリのこたつを選んでしまいこたつ布団を載せたら思ったより大きくて邪魔だった。なんてことがないように気をつけましょう。

1人から2人でこたつを使用する場合は正方形がおすすめです。コンパクトなものが多いのでワンルームなどの狭いお部屋でも邪魔にならないのがメリットです。足が折り畳めるものはオフシーズンに押入れなどに仕舞っておけるので、こたつは欲しいけど夏場どうしよう…という方にもおすすめできます。

サイズ的には75×75cm以上が一般的ですが、一人暮らし用のミニコタツも年々ニーズが高まっています。

一人暮らしの方には円形のこたつがおすすめです。おしゃれな天板やこたつ布団が多く、こたつに付き纏う「古臭さ」を感じさせない見た目は若い方にも人気です。直径70～80cmのタイプが品数が多い売れ筋で、軽量でお手頃な価格の製品が多く初めてのこたつにも最適です。

またこの「円形」のいいところは四角と違って角がないこと。小さなお子さん(ずりはい〜歩き出し)がいるご家庭の場合は、角があると頭をぶつけてしまう可能性が高まります。またやんちゃ盛りのお子さんがリビングで走り回るというご家庭にも安全面で円形がおすすめできます。

こたつの必要サイズを考えるにあたり、一人当たりの必要スペースを知っておく必要があります。これはダイニングテーブルの考え方と同じで、一人当たり幅60cm×奥行40cm妥当とされています。

このことから、4人で使用する場合は幅120cm以上・奥行き80cm以上が最低限必要ということに。これを基準に、人数ごとに計算するとおおよそ以下のようになります。

人数に合ったこたつを設置できるならそれに越したことはありませんが、お部屋の設置スペースによっては、欲しいサイズのコタツを設置するとお部屋の面積を占有されてしまうことがあります。また、人間が通る・座るスペースとしてこたつの周りに最低限60cmずつの余裕が欲しいです。

【例】

4.5畳間(変形なし)だと長辺が2700mm。ここに大きめの正方形90cmのこたつを置いたとすると、通路分を含めて必要幅が2100mm(900＋600＋600mm)。となると、残りの壁際には奥行60cmほどの家具が置ける計算になります。

こたつはテーブル面の高さによって、ロータイプとハイタイプに分けられます。ハイテーブルはダイニングなど高さのある椅子が使用できるタイプですが、一般的なロータイプのこたつでもさらに細かく高さが分かれています。

従来標準的な座卓としての高さは35cmでしたが、近年は座椅子やローソファと合わせるという使い方が一般的なため、こたつの脚も高めに設定されているものが増えています。使い方に合わせて選んでください。

【ロータイプ】

• 30〜39cm…低め。従来の高さ。
• 40〜49cm…高め。座椅子やローソファと合わせる。寝転んでの寝返りもOK。

【ハイタイプ 】

• 60～70cm…椅子+30cmが基本。ダイニングやデスクに。

こたつのヒーターには3種類あります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

通年での使い勝手では圧倒的にフラットヒーターがおすすめ。フラットなため木枠が膝や太ももに当たってしまい痛い、ということが起こりません。またパッと見ただけではこたつに見えないため、夏でも出しっ放しOKなのが魅力的。また消費電力が低くじんわり温まるため、足が近すぎて熱くなるということもありません。

もっとも速暖性に劣るため、寒冷地域にお住いの方にはあまり向かない一面もあります。お住まいの地域や使い方、他の暖房器具との兼ね合いで選んでください。

数は少ないですが、自動電源オフのタイマー搭載商品も中にはあります。こたつを切り忘れてしまい、朝になって一晩つきっぱなしだったことに気づいた…という経験は誰しもありますよね。そんな時に役立つ機能ですので、電気代を気にする方は特におすすめです。

温度調節機能はほとんどのこたつに備わっています。「強」「中」「弱」の3段階が一般的ですが、さらに細かく調整できるものや、無段階調整が可能なこたつもあります。また「エコモード」にすれば省電力で温度を維持することもできますから、節約したい方におすすめです。

こたつは折りたたみできるタイプもあります。使わない時期はこたつの脚を折りたんで、狭いワンルームでもベッドの下や家具の隙間、押し入れにコンパクトに収納できます。補助テーブルにもなります。邪魔にならないので便利です。

最新のこたつの中にはUSBポートが搭載されている商品もあります。ロータイプハイタイプどちらも存在するので、PCを使った作業やスマートフォンの充電が簡単です。ただし、お仕事で使用する場合はこたつの気持ち良さゆえの眠気対策も一緒にお考えくださいね。

お部屋のデザインに合わせておしゃれなこたつを選んでみるのもいいですね。かわいい柄入りの布団や、明るいお部屋にピッタリなホワイトカラーのこたつ、和やかな気分になる円形デザインなんかは女性に人気です。天板はリバーシブルや鏡面仕上げのものもあるので、探してみてください。

また素材に関する傾向として、木材を使用した家具調のものは価格が高い傾向に、プラスチック製品は安い傾向にあります。高級感が変わってくるため、こちらもよくご検討ください。

こたつは、身近なホームセンターでも購入可能です。寒い季節が近づくと、店舗の季節ものコーナーなどにさまざまな種類のこたつが取り揃えられていきます。

ホームセンターのこたつは、家具屋さんなどの専門店で買うよりも安いのが特徴です。お手頃価格でこたつを購入したい方は、一度お近くのホームセンターもチェックしてみましょう。

アイリスオーヤマや山善は、家具・家電など幅広く取り扱うメーカーです。こたつも含め、リーズナブルで購入できると人気があります。どちらのメーカーもこたつを取り扱っているので、あまりコストをかけたくない場合はチェックしてみてください。

近年、一人暮らしの方を中心に人気が上がっている商品に「ミニコタツ」があります。一見箱のような見た目で、内部にヒーターが上向きに入っている単純な構造。消費電力は1時間あたり100Wといった商品が多く、普通サイズのこたつ含む他の暖房器具に比べて圧倒的に安いです。

しかしその形状から使い方が想像できない方も多く、「聞いてみて初めてわかった！」という方もしばしば。その肝心の使い方ですが、

• 毛布やひざ掛けの中に入れて温める
• 天板付きならちょっとしたサイドテーブルに
• 椅子の下において足置きにする

このように、発想力次第で使い方はたくさん。お部屋に置いていて、スペースを占拠する圧迫感がないのが何より魅力です。

「お、ねだん以上」のフレーズで有名なニトリですが、実はこたつに関してはものすごい数のラインナップを揃えています。通常のリビングこたつから、おしゃれなこたつ、ダイニングタイプ、また昇降式までないものは存在しないと思うほどです。

こたつを購入する際には、一緒にこたつ布団も買ってください。こたつテーブルにはこたつ布団がついていないことがほとんどです。もし、こたつ布団をつけずに使用すると、ヒーターが過剰に発熱して危険です。

どのようなこたつ布団を購入するか迷っている方は、記事の下のリンク先ページをぜひチェックしてください。おすすめ商品や購入先情報を掲載しています。

こたつの電気代は、エアコンやヒーターといったその他の暖房器具よりもずっと安い…ということは意外と知られていません。部屋全体を温めるものではなく、こたつ内のみを温めるという使い方のため、基本的に消費電力は低いです。具体的には、こたつの消費電力は200W前後の物が多く、電気代に換算すると1時間3〜5円程度です。

たとえば、カーボンヒーターの消費電力が1000W前後のものが多いことから考えると、圧倒的に安いということがわかりますね。

「こたつの消費電力は200W」と書きましたが、実はこの数字は安定動作時の消費電力であり、最大出力値ではありません。省エネがウリのこたつとはいえ、素早く暖めるために電源投入時には最大出力で運転します。こたつ内の温度が下がった時も同様に出力を上げて温度をこれ以上下げないよう動作します。

こたつの電気代を節約するのに大事なことは、こたつ内の温度を極力下げないようにすることです。こたつの熱は人の出入りだけでなく、床からも逃げていきます。何度も出たり入ったりを繰り返さないことも大事ですが、敷布団や断熱シートを床に敷くことで熱が逃げるのを防ぐことも大事です。

こたつは気持ちいいのでついつい眠ってしまう…時には朝までこたつで過ごしてしまった、という経験がある方も多いのですよね。しかしこれは推奨できる使い方ではなく、気持ち良さとは裏腹にデメリットも多いです。まず人間は眠る時に体温を下げて深い眠りにつく習性があります。それが、こたつで強制的に体温を上げられてしまうと、深い眠りにつくことができません。

また、肌から水分が蒸発するため、脱水症状に陥る危険があります。さらに、こたつの下は絨毯かつ寝返りが打ちにくいため、腰や背中を傷める可能性が高いです。この通りデメリットだらけなので、こたつでそのまま眠るのはお控えください。

【こたつで眠るデメリット】

• 体温が下がらないので眠りが浅くなる
• 脱水症状の危険
• 乾燥して喉を痛める
• 背中や腰を痛める可能性あり

ここまでこたつについての選び方や商品を紹介してきましたがいかがでしたか。こたつ単体でも暖かいですが、寒い日は暖房器具と併用したら更に効果的ですよね。寒い日にこたつがあれば身も心も暖まる力強い味方です。今のうちに備えをしっかりして快適に冬を乗り切っていきましょう。