いびき防止枕おすすめ8選｜西川やニトリも【効果なし？】

いびきに悩んでいる方は非常に多く、日本人の中で習慣的にいびきをかく人はおよそ2,000万人とも言われています。今記事をご覧になっている方の中にも、就寝時のいびきにお悩みの方はたくさんいることでしょう。

最近ではSNSなどでも多くの情報が出回っており、「枕が高いといびきをかく」「枕なしで寝るといびきが出ない」など根拠のない情報も多く存在します。枕で一時的にいびきを対策したいとお考えの方には、いびき防止枕を選ぶことをおすすめします。

いびき防止枕は寝姿勢をしっかりとサポートしてくれる構造で作られているため、いびきを緩和する効果が期待できます。ここではそんないびき防止枕について深堀していき、いびき防止枕のおすすめを紹介します。

いびきの原因は、のどの奥の上気道の空気の通り道が狭くなり、空気抵抗によって粘膜が振動して起こることです。寝ている時は特にのどの筋肉が緩むため、上気道が狭くなりいびきをかきやすくなります。日本人は、顎が小さい人が多くいびきをかきやすいと言えます。

さらに、肥満でも上気道が狭くなるのでよりいびきをかきやすくなります。ほかにも首が太い・下あごが小さい・舌が大きいなどの身体的特徴や、あおむけで寝る・口呼吸をする・鼻づまり・疲れ・飲酒・睡眠薬などの生活習慣にもいびきの原因はあります。

一般的に女性はいびきをかく人は少ないといわれていますが、更年期を迎えた女性はいびきをかく可能性が高くなります。女性ホルモンの減少により上気道を維持する筋肉の働きが弱まるためいびきをかきやすくなるのです。

いびきの原因は肥満や飲酒・喫煙・疲労・鼻づまり・口呼吸など多岐にわたります。根本的に解決するためには原因を突き止め、まずは病院の受診をおすすめします。

アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などはいびきの原因ですので、鼻づまりを治せばいびきも出にくくなる可能性があります。生活習慣の改善も大切で、肥満の場合は減量して、飲酒や喫煙を控え、なるべく落ち着いた生活を心がけましょう。

寝具の見直しや寝姿勢の工夫で快眠できるようになり、いびきが出にくくなります。それでもいびきが治らないという場合はマウスピース治療もあります。口に装着し下あごを固定し気道を広く保ちます。ただし、装着すると口を動かしにくく、不快なこともあります。

寝る姿勢はいびきに大きく影響します。仰向けに寝ると上気道をふさぎ、いびきをかきやすくなります。医学実験によると枕の高さを変えて気道を確保するといびきが止まったという報告もあります。気道確保のために横向きに寝るのもおすすめです。

枕の高さを変える、横向きに寝るなど寝る姿勢をサポートしてくれるのがいびきに対応した枕です。ただし、いびき防止枕はいびきの根本的な解決にはなりません。先ほども触れたように、いびきがひどい場合は病院を受診しましょう。

自分の好みの寝方があるという方も多いのではないでしょうか。腰痛や体の痛みで仰向けには寝られないという方もいらっしゃいます。いびき防止枕には、横向き寝用のように寝方に合わせた枕もあります。まずは寝る向きに合わせて選ぶ方法を紹介します。

仰向けに寝ると舌が落ち、気道を圧迫しいびきをかきやすくなります。しかし仰向け寝が寝やすい方もいますよね。そんな方は、仰向け寝に対応したいびき防止枕を選んでください。このタイプはあらゆる寝姿勢に対応しており、老若男女問わずすべての方のいびき対策に使えます。

仰向け寝に対応した枕を選ぶ時は、枕の高さや形状に注意しましょう。枕が低すぎたり、高すぎたりするといびきをかきやすいだけでなく、肩こりや無呼吸が起こることもあります。顎が上がり気道を確保するような形状だと、いびきの軽減につながります。

仰向け寝に対応した枕は、寝返りがしやすくうつ伏せ寝で眠ることもできます。寝るときの気分や体調に合わせて、寝姿勢を変えることができるのも嬉しいポイントです。

横向き寝が寝やすいという方には、横向き寝用のいびき防止枕が適しています。横向き寝は、舌が落ち込むのを防いでくれるので、気道が広がり呼吸がしやすくいびきを軽減してくれます。リラックス効果もあり、深く快適な睡眠へと導いてくれます。

腰痛で仰向け寝がつらい方にもいいですね。ただし横向き寝にはデメリットもあります。同じ方向を向いて寝ていると、血行が悪くなり首や肩に負担がかかります。横向き寝用の枕を使うと、自然に寝返りを打てるようになるので体への負担を軽減してくれます。

横向き寝に対応した枕の中には、背骨がまっすぐに伸びるように設計されていたり、耳が当たる部分をくぼませて痛みを抑えたりと快適な横向き寝をサポートしてくれる機能が満載です。

いびき防止枕の素材は低反発枕のようなポリウレタンが主流です。程よく頭が枕に沈み込み頭にかかる負担を分散してくれます。頭のフィット感が良く理想的な寝る姿勢を保ってくれるので、起床時に首や肩が痛いと悩んでいる方に適しています。

ポリウレタン素材の枕のデメリットは、とても蒸れやすく、水洗いができないことです。長時間寝ていると頭が蒸れてくると感じる方もいるようです。天日干しができない素材もあるので購入する時はお手入れの方法もよく見ておきましょう。

通気性のいいいびき防止枕を使いたいなら、そば殻やプラスチックのパイプを入れた枕もあります。自分の頭の形や好みに合った枕を選ぶようにしましょう。

いびきの対策には枕の高さが重要です。高すぎる枕は気道をふさぎ、いびきの原因になります。逆に低すぎる枕は顔が下に下がり、老廃物がたまりむくみの原因にもなります。枕を購入する前に、タオルなどを首の下に入れ呼吸がしやすい理想の高さを調べておきましょう。

枕を購入する時には、商品表示で枕の高さを確認して自分の好みの高さの枕を購入しましょう。高さ調節が可能な枕もありますので、自分の理想の枕の高さが良くわからないという方にはおすすめです。

いびき防止枕の中には丸洗い可能のものもあります。枕は、皮脂や汗を思った以上にたくさん吸っています。皮脂や汗をそのままにしておくと、枕が黄ばんだり、ダニの原因になったり、カビや雑菌の温床になってしまいます。

雑菌が付いた枕は、頭がかゆくなったり、顔に吹き出物ができたりと悪い影響を与えてしまう可能性もあります。洗えるタイプの枕は衛生的に使え、枕が長持ちするというメリットもあります。

いびき防止枕には電動でいびきを軽減してくれるものもあります。枕の中のセンサーがいびきを感知すると眠りを妨げない程度の微振動で、強制的に姿勢を変えてくれます。いびきを感知すると枕の中に空気を送り高さが変わる枕もあります。

寝姿勢を変えることで、いびきの軽減を促してくれるので他のいびき防止枕を使ってみたけれど、あまり効果が感じられない方は一度試してみてください。微振動は、目が覚めるほどではないので、睡眠を妨害される心配もありません。

家具メーカーのニトリの横向き寝がラクな枕も人気です。横向きで寝た時に、首や肩に負担がかからない構造になっていて、横向きで寝る方に適しています。ウレタンフォームで頭にフィットしやすく、中央部分がへこんでいるので仰向け寝にも対応しています。

寝返りもしやすいので、楽な姿勢を保つことができ睡眠をサポートしてくれます。カバーには抗菌防臭加工がされており、洗濯することも可能なので衛生的に使うことが可能です。店舗では実際に触って素材や高さの確認もできるので、気になる方は実店舗で探してみてください。

いびき防止枕のほかにもいびき対策グッズはたくさんあります。マウスピースやいびき防止テープは、いびきの原因となる口呼吸を減らし、鼻呼吸を促してくれます。そのほかにもいびき対策グッズはありますので、口コミを参考に選んでみてください。

いびき防止枕と併用することでさらにいびきを軽減することにも期待できます。いびき防止枕では足りないという方は、参考にしてみてくださいね。

いびきをかくと、快適な睡眠を得られられないので、昼間に眠気に襲われる、朝なかなか起きられないという辛い状況にもなりかねません。まずは簡単にいびき対策ができるいびき防止枕を使ってみて、快適な睡眠タイム目指してみませんか？