【最強】カースピーカーおすすめ12選｜特徴は？KICKER・コアキシャルなど

普段使用する車で聴く音楽。せっかくならオーディオ環境を整えて最強のサウンドを楽しみたいと思いませんか？通勤時やドライブ時に聴く好きな音楽が、高音質になったら…そう考える方は多いでしょう。そんな時に設置するのがカースピーカーです。

カースピーカーとひと口に言ってもコアキシャルやセパレートなど種類や特徴はさまざま。メーカーも国内ではアルパインやパイオニア、国外ではKICKER（キッカー）など数多くあります。何を基準に選んだらいいのでしょうか？分からない点が多いと購入をためらってしまいます。

そんな方は、ぜひこの記事を読んでください。この記事では、カースピーカーの特徴、メーカーの選び方やおすすめの商品をご紹介します。最後まで読んで自分の車に合ったカースピーカーを見つけてください。

カースピーカーは車専用のオーディオスピーカーです。毎日のドライブを楽しくするものですが、車内で聴く音楽をより高音質にするには、市販のカースピーカーへ交換するのがおすすめです。なぜなら純正品は、車両軽量化やコスト削減のために音質があまりよくない場合が多いからです。

ドライブ中の音楽をもっと高音質で楽しみたいのであれば、純正から市販カースピーカーに交換してみましょう。交換のみでCD音源やハイレゾ音源も向上し、目の前で演奏しているかのような臨場感が溢れてくるようになります。

コアキシャルは中低音域と高音域を出力させるツィーターが一体になったタイプ。別名フルレンジと呼ぶメーカーもあります。純正品に採用されているタイプなので、サイズや品番を調べるだけで手軽に交換できるのがメリットです。

一方、音質は全音域同じスピーカーから出力されるので、音がこもりやすく臨場感に欠けるのがデメリットですが、リーズナブルで手軽にランクアップでき音質も純正品に比べればかなり高まります。

スピーカーの位置を自分好みに調整できるセパレートタイプは、低音域を出力するウーファー部とツィーター部に分かれることで低音がきれいに聞こえます。コアキシャルで中央にツィーターを配置している2WAYモデルと混同しやすいので注意が必要です。

ツィーターの設置場所はAピラーやダッシュボート上など耳の高さがおすすめ。目の前で演奏されているかのような臨場感を演出してくれます。ドアスピーカーの位置が下になるミニバンは、指向性に優れたセパレートタイプを選んでください。

クロスオーバーネットワックを採用しているモデルもあり、サイズによっては設置場所の確保を行う必要があります。軽自動車には小型タイプのクロスオーバーネットワーク採用モデルが最適です。

国際的なカーエレクトロニクス企業として有名な日本大手企業アルパイン。海外展開し品質の高さが評価されて、高級車メーカーの純正品に採用されています。

リーズナブルモデルから高級モデルまで幅広いタイプが販売されているので、予算に合ったモデルを購入できるメリットがあります。コアキシャルタイプや2WAYセパレートタイプといった、あらゆるタイプをカバーしています。

パイオニアは東京都文京区に本社があるプロ向けのオーディオ機器製造メーカーです。カーオーディオ機器カロッツェリアシリーズは、エントリーモデルからハイエンドカーオーディオまで幅広いラインナップで選びたいものが見つかりやすい特徴があります。

他にも、音質にこだわりたい方におすすめなハイレゾ音源に対応したモデルも販売。価格よりも品質を重視したい方におすすめなラインナップも用意されています。

かつて家庭用オーディオ機器メーカーケンウッドはビクターと経営統合しJVCケンウッドになりました。カーオーディオからカーナビまで販売し、カーナビとの相性がよく音質が高まりやすいメリットがあります。

グラスファイバー振動板採用モデルなどコアキシャルスピーカーにしては、充実の低域と高域を実現したモデル、RSシリーズはマルチブラケット付属であらゆる車で簡単に交換可能です。数千円のモデルからハイエンドモデルまでラインナップ豊富です。

三菱電機は自動車機器を幅広く扱っており、カースピーカーも重低音にこだわったものが発売されています。低音だけでなく華やかな高音があるのも特徴で、ジャンルを選ばず万能なスピーカーが多くあります。

大型フェライト磁石を使った強力な磁気回路を採用しており、パワフルなのにクリアな低音が再現可能。さらに、軽くて硬い振動板素材NCVを採用しているので、パワフルな低音を歪めず伝えて高音質な低音を再生できます。

クラリオンは日立製作所の子会社として日本で初めてカーステレオなどを開発した老舗メーカーです。しかし最近は苦戦が続き、2019年にはフランスの自動車部品大手メーカー「フォルシア」の完全子会社となりました。

クラリオンの中で人気なのは「SRTシリーズ」。コンパクトで低価格ながらも期待以上の音質と高評価のコメントが多いです。

JBLはアメリカの大手音響機器メーカーで、スピーカーやイヤホンなどが日本でも人気です。カースピーカーにおいても評価が高く需要が高いメーカーの1つでしたが、残念ながらカースピーカー部門は2020年に日本から撤退しています。

これまで販売した商品の保証やアフターサービスは継続する予定ですが、今後、日本でJBLのカースピーカーを手に入れるのは難しくなります。高音質なJBLのカースピーカーが欲しい方は今が買い時です。

キッカーはアメリカのオーディオブランドで車好きの方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。海外メーカーは低音重視の方におすすめですが、なかでもキッカーは特に低音への定評があります。

音質も最強クラスのチューンナップウーハーは小型ながら音圧と質の高い重低音が再生できるので、ロックやポップ、女性ボーカルやジャズなど、音楽ジャンルを問いません。力強くパワフルな高低音でコスパもいいので、偽物も出回っているため信頼できる店舗での購入をおすすめします。

BOSEは特にスピーカーが有名なアメリカの音響機器メーカーです。BOSEのスピーカーは重低音に深みがあり高音質なためカースピーカーをBOSE製にしたい方も多いと思います。しかしBOSEのカースピーカーの市販品は販売されていません。

カースピーカーをBOSE製にしたい場合、すでに搭載されている車を購入する必要があります。BOSEスピーカーを搭載しているメーカーはマツダ・日産やポルシェなど一部メーカーに限られています。

カースピーカーの購入での失敗談、購入して良かった口コミを紹介します。購入するか迷っている方はチェックしておきましょう。

まとまりのいいサウンドをつくりたい方はコアキシャルタイプ。自分好みのオーディオ環境とクリアな高音を大切にしたい方はセパレートタイプがおすすめです。コアキシャルタイプは初心者でも取り付け簡単で、少しの手間でワンランク上のオーディオ環境を構築できます。

セパレートタイプは車のノイズに負けないクリアなオーディオにしたい方や透き通ったようなボーカルの声、臨場感が欲しい方におすすめです。手軽さを選ぶか、音質を選ぶかの二択です。

オーディオ機器のメインユニットの、パワーアンプの定格出力をチェックしましょう。カースピーカーのスペック表に書かれている定格入力値が、パワーアンプ出力「ワット数」を超えないようにする必要があります。超えた場合本来の力を発揮できません。

もし、パワーアンプの定格出力が40Wでカースピーカーのワット数が50Wなど超えてしまった場合はパワー不足となり、超えてしまった場合はパワーアンプをグレードアップして対策する必要があります。

カースピーカーは10~18cmのサイズのものが販売され、主流は16~17cmのです。どのスピーカーが愛車に搭載できるのか不明な方は、トレードインスピーカーを選ぶ手もあります。トレードインスピーカーとは車種別に設計されている市販のスピーカーで、特に加工も不要です。

純正スピーカーと異なるサイズに交換する場合は、車体側のバッフルを交換したり、あらゆる車種に適合するブランケットが一緒に付属するモデルを選ぶのもおすすめです。もしわからない場合はカーショップに車検証を持参し、確認してもらいましょう。

カースピーカーのサイズは16cmと17cmが主流ですが、国産車の多くが16cm・17cmの両サイズに対応しています。そ迷った場合は汎用性の高い16cmサイズをおすすめします。ネジ穴の関係上、16cmサイズは17cmサイズに比べて対応車種が多いといわれているからです。

音質の違いはほとんどないといった声が多いので、取り付けやすさや環境に合わせて選びましょう。

高音質サウンドをより楽しみたい場合は、再生周波数の幅広いスピーカーを選びましょう。再生周波数とはHz、kHzと表示され、出力可能な低音域と高音域が20〜20000Hzのように表示されます。

再生周波数帯域が広ければ広いほど、原音をそのまま再生でき高音質サウンドになります。重低音を楽しみたい場合は低音域30Hz以下、クリアではっきりとした高音サウンドを求める場合は高音域40000Hz以上を選びましょう。

セパレートタイプで人気があるのは2WAYスピーカーですが、音質が物足りないと感じてきた場合は、3WAYスピーカーがおすすめです。3つのスピーカーでより繊細な音を出力でき、2WAYでは感じられなかった音を楽しめます。

ただし3WAYスピーカーは上級者向けで、メインユニットでバランスの取れた設定をする必要があります。メインユニットでカースピーカー環境を把握し、自分で調整できるため、自分好みの音楽に変化させやすいメリットは音楽好きなら大きな喜びです。

再生周波数の幅が広いスピーカーは高音質ですが、より音質のよさを求めるならハイレゾ音源の再生に対応したカースピーカーがおすすめです。ハイレゾ音源の再生にはハイレゾ対応スピーカーである必要があります。

ハイレゾ対応モデルは価格が高い傾向にありますが、ハイレゾ音源の美しさは段違いなので音質によりこだわるなら対応したタイプを選びましょう。

一般スピーカーと違ってカースピーカは工賃がかかる点も忘れてはいけません。音質を追求しているカースピーカーは、形状が特殊であったり大型な場合があります。ドアの内張の改造や加工しなければ設置できない事態も起こってきます。

まず、純正スピーカーからの置き換えで工事が済むようなスピーカーを選ぶか、工賃がかかる場合は、どれだけの改造と工賃がかかるのか事前に確認しましょう。

カースピーカーは、メーカーごとにスペックで決めていくのもいいですが、テイストや個性は実際にスピーカーを通した音を聞いてみないとわかりません。低音めに聞こえるメーカーや、フラットで自然に聞こえるメーカーなどさまざまです。

実際に自分で聞き比べるのが一番いい方法です。普通に店内で音を出しているお店もありますが、他の製品の音と混じってよくわからなくなる場合も。できるだけ視聴ルームのあるお店を選んで聞き比べをするのがおすすめです。

重低音を重視する方には、市販スピーカーへの交換に加えてサブウーファーの設置をおすすめします。以下、おすすめの車用サブウーファーをご紹介しますので、チェックしてください。

できるだけ安くカースピーカーを手に入れたい、生産終了になったモデルを手に入れたいといった理由で中古のカースピーカーを選ぶ方も多いかと思います。セパレートタイプを購入する際は、特に注意すべき点があるので解説します。

中古のセパレートタイプを選ぶときはネットワークが付属しているか確認してください。前の使用者がアンプとスピーカーを直結してマルチで組んでいた場合、不要になったネットワークを処分している可能性があります。ネットワークなしでスピーカーを取り付けるとツイーターが壊れるので注意しましょう。

カースピーカーは交換難易度が低くDIYで取り付けしやすいアイテムです。ただし、必要なパーツを揃えてスピーカーを取り付ける際は、インナーバッフルや吸音材を付けなくてはなりません。また、スピーカーは樹脂バーツが多いため、スピーカー裏を水気から守る必要があります。

もし、カースピーカーの取り付けに自信がない場合は、専門の取り付け業者や購入店に依頼してください。プロが正しく取り付けすれば、音質を劣化させず音楽を楽しめます。

愛車へのスピーカー取り付けに自信がない場合、置き型のBluetoothスピーカーもおすすめです。置き型のワイヤレスタイプのスピーカーとスマホを接続すれば車内だけでなく、室内やアウトドアなどでも音楽を楽しめます。

車の純正カースピーカーは一部の高級車を除くと、コスト優先のため軽く音質も悪い傾向にあります。しかし多くの場合、市販スピーカーに交換すると見違えるように変化します。車のオーディオで好きな曲をいつでも快適に楽しみたい方は、ぜひこの機会に交換してみましょう。