本当に美味しいウイスキーおすすめ26選｜美味しい飲み方のコツも

お家時間が増えるなかで、自宅でウイスキーを楽しむ方も多いでしょう。しかしウイスキーは種類がたくさんあって選ぶのに迷ってしまいます。そこで今回は本当に美味しいウイスキーを紹介します。

ウイスキーと一言に言っても、実は種類・選び方はさまざま。またプレゼントにおすすめの高級品から高コスパの安い商品まで幅広いのも特徴です。飲み方も豊富で、ロック・水割り・ハイボールなど季節・気分によって変えて楽しめます。

この記事ではウイスキーの種類の解説・世界5大ウイスキーの紹介・おすすめ商品情報などを掲載していきます。ぜひ最後までご覧いただき、本当に美味しいウイスキーを購入する際のヒントにしてください。

モルトとは大麦麦芽のことで、モルトウイスキーとはこの大麦麦芽のみを使用して作られているウイスキーです。ピートと呼ばれる泥炭を使ってモルトを乾燥させた後、ポットスチルという単式蒸留器で蒸留します。

手間と時間がかかりますが、風味豊かで美味しいウイスキーが出来上がります。

グレーンウイスキーは穀物を原料として作られたウイスキーです。使われる穀物は銘柄によって異なり、トウモロコシ・ライ麦・小麦などがあります。連続蒸留器で作られるため、モルトウイスキーよりも手間がかからないのが特徴。

そのためリーズナブルな価格で購入できます。軽くて香ばしい風味がするので、飲みやすいウイスキーです。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られているのが、ブレンデッドウイスキーです。蒸留所が異なるウイスキーをブレンドする場合もあり、シングルモルトウイスキーとは違った味わいが楽しめるのが特徴。

リーズナブルなものから高級品までさまざまな商品がありますので、好みに合わせていろいろと楽しんでみてください。

ライウイスキーは、ライ麦が主原料のウイスキーです。アメリカンウイスキーに分類され、連邦アルコール法ではストレートライウイスキーは原料の51%以上にライ麦を使用することと定められています。香ばしさとスパイシーさが感じられるウイスキーで、通好みです。

コーンウイスキーは、トウモロコシを主原料のウイスキーです。本場はアメリカで、連邦アルコール法により原料の80%以上にトウモロコシを使用することと定められています。ほかのウイスキーよりもアルコール感が強く感じられ、荒々しい雰囲気もあります。そのため、上級者におすすめです。

イギリスの北部にあるスコットランド地方で作られているのがスコッチウイスキーです。原料・アルコール度数・熟成年数などが細かく法律で決められており、伝統の製法を大切に守って作られています。

スモーキーな風味が特徴で、通の方におすすめ。高級品も多く、ウイスキー好きの方へのプレゼントにも適しています。

アイルランドで作られているのがアイリッシュウイスキーです。こちらもスコッチウイスキーと同様に伝統的な製法で作られています。

しかし泥炭を使用していないため、スモーキーさはありません。スコッチウイスキーのスモーキーさが口に合わない方は、ぜひアイリッシュウイスキーを試してみてください。

アメリカンウイスキーはアメリカで作られているウイスキーです。アメリカはいろいろな種類の穀物が収穫されるため、原材料によって法律で分類されています。

とくに有名なのがバーボンウイスキーです。おもにアメリカのケンタッキー州で作られているもので、トウモロコシが51％～79％までと決められています。

カナディアンウイスキーはカナダで法律に則って作られているウイスキーです。トウモロコシ・ライ麦・大麦麦芽などが原料に使われています。

なかでも有名なのがホワイトカナディアンウイスキー。こちらは世界で初めて製造に成功した、無色透明なウイスキーです。カナダ土産としても人気のウイスキーです。

日本でも昔からウイスキー作りがされてきました。日本もウイスキーの定義を法律で定めていますが、イギリス・アメリカ・カナダよりも条件は緩くなっています。

とくに有名なメーカーはサントリー。山崎・白州・知多・響などを生産しています。なかには入手困難な銘柄もあります。またニッカウヰスキーも伝統的なメーカーとして人気です。

ウイスキーを初めて飲む方は、まずはスコッチウイスキーを選んでみてください。ブレンドされていないため、その銘柄本来の味を存分に楽しめます。

伝統的で洗練されたウイスキーなので、基本の味を知るのにもぴったり。またジャパニーズウイスキーもおすすめ。日本産なので日本人の口に合いやすく、初心者にも適しています。

2つ目のステップとしては、ブレンデッドウイスキーがおすすめです。こちらはモルトウイスキーとグレーンウイスキーをそれぞれブレンドしたもので、その組み合わせによってさまざまな味わいが楽しめるのが特徴です。

なかにはシングルモルトウイスキーよりも飲みやすくなっているものもあります。バリエーションの豊富さを楽しみ、ウイスキーの奥深さを感じましょう。

3つ目のステップは、5大ウイスキーの飲み比べです。それぞれの産地によって特徴が異なりますので、違いを楽しめます。お気に入りの産地を見つけると、口に合う銘柄も探しやすくなるのでおすすめです。

また5大ウイスキーを知っておくと、その日の気分のよって飲み分けもできるので楽しみ方の幅が広がります。

ウイスキーは蒸留してすぐに出荷されるわけではなく、樽のなかで熟成してから商品化されるものがほとんどです。そのため銘柄によって熟成期間がさまざま。

同じ銘柄でも熟成年数が異なるものが販売されている場合もあります。一般的には熟成期間が長いほど樽の香りが移って風味が強くなり、値段も高くなります。

ウイスキーは種類によって味わいがさまざま。ここでは代表的な味わいについて解説していきます。

ウイスキーは熟成するときの樽の種類によっても、味わいが変化します。ここではおもな樽を紹介します。

ウイスキーの原材料は穀物です。しかしその穀物の種類によって味わいが異なります。おもな種類を紹介します。

• モルト：大麦麦芽のこと。風味豊かなウイスキーに仕上がる
• ライ麦：アメリカンウイスキーに多い。少し辛口なのが特徴
• トウモロコシ：熟成せず出荷できるので、アルコール感が高い
• 小麦：ホイートウイスキー・ウィートウイスキーと言われる。甘味が感じられる

ウイスキーのアルコール度数はほかの酒類と比べて高いのが特徴です。一般的なウイスキーは40度から60度。そのためストレートでたくさん飲むことはあまりできません。

度数が高いお酒が苦手な方は、水割り・ハイボールなどの飲み方をすると美味しくウイスキーを楽しめます。ぜひ試してみてください。

ウイスキーは蒸留所によっても味わいが異なります。そのためお気に入りの蒸留所を見つけるのもウイスキーを楽しむ秘訣です。

日本ではサントリーの山崎蒸留所や白州蒸留所・ニッカウヰスキーの余市蒸留所が有名です。見学ができる蒸留所もありますので、旅行のついでに巡ってみるのもおすすめです。

ウイスキーはスモーキーな香りがするのが特徴です。香りの元となっているのは、ピートと呼ばれる泥炭です。ピートを燃やした際の香りが乾燥大麦に移り、それがウイスキーの香りとなります。初心者の方はクセが強いと飲みにくいため、口コミなどを参考にしてピート香の度合いをチェックしましょう。

ウイスキーはお酒好きの方向けのプレゼントとしても人気のアイテムです。プレゼントにする場合は、少し高級な銘柄を選ぶと喜ばれます。ジャパニーズウイスキーでは山崎・白州がおすすめ。

スコッチウイスキーではボウモア・バランタイン・シーバスリーガルなどがおすすめです。初心者の方は口コミなども参考にして選んでください。

ここからはECサイトで購入できる、おすすめの日本産美味しいウイスキーを紹介します。
濃度や容量など、ウイスキーを使用するにあたって、ポイントとなる要素を基準に選んでいるので、ぜひ参考にしてください。

近年人気なのがウイスキーをソーダで割って飲むハイボールです。高級なウイスキーをソーダ割りにするのはもったいないと思っていませんか？実は高級ウイスキーは割っても風味が落ちないので、ハイボールもおすすめです。

割合はウイスキーが1に対してソーダは3を目安にしてみてください。その後はお好みで調整して楽しんでください。よく冷えたソーダ水を使用して、混ぜすぎないのが美味しく作るポイントです。

オンザロックはウイスキーのなかでもメジャーな飲み方です。ぜひお気に入りのウイスキーグラスを用意して、ゆっくりと楽しみましょう。氷が溶けていくと、ウイスキー味がだんだん変化していきます。その香りと味の変化まで楽しめるとウイスキー通。

また時間の経過とともに、まろやかさが増していくのもオンザロックの魅力です。できればロックはウイスキーの仕込み水と合わせて、軟水・硬水を使い分けて作ると相性がいいのでおすすめです。

ウイスキーを食中酒として楽しみたいと考えている方も、たくさんいます。そんな方におすすめの飲み方は、水割りです。好みの濃さで飲めるのが魅力で、その日の気分や銘柄によっていろいろと試してみてください。

おすすめの割合はウイスキーが1に対して水は2～2.5くらい。あとは好みで調整してください。オンザロックと同様に、使用する水は仕込み水と同じ種類を選ぶと相性抜群です。

冬におすすめの飲み方は、ホットウイスキーです。あまりメジャーではありませんが、ウイスキーの香りを存分に楽しめるので贅沢な気分になれます。作り方も簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。参考に基本の作り方を紹介します。

1. 耐熱グラスを温めておく
2. ウイスキーをグラスの1/3くらい注ぐ
3. ウイスキーの倍くらいの量のお湯を入れる
4. 軽く混ぜて完成（レモン・シナモンスティックなどをトッピングしてアレンジも楽しめる）

せっかくお気に入りのウイスキーを飲むのだったら、グラスにもこだわりましょう。いつものウイスキーがより美味しく感じられるはずです。

とくにオンザロックの場合はゆっくり楽しむ飲み方なので、その時間を楽しむお供として、とっておきのグラスを購入してみてください。おすすめ商品を紹介しますので、参考にご覧ください。

ここまで美味しいウイスキーのおすすめ商品・選び方などを紹介してきました。ウイスキーは飲み方・種類のバリエーションが豊富で、楽しみ方は無限大。ぜひ記事の内容を参考にして、お気に入りのウイスキーを購入してみてください。