アクリル絵の具おすすめ12選｜初心者からプロまで！選び方は？

アクリル絵の具は石油から作られた絵の具なので、油絵の具や水彩絵の具にはないさまざまな特徴があります。例として、耐久性が強い・乾くと耐水性になる・紙以外の素材にも描ける・メディウムとの併用が可能・不透明色があるなどがあげられます。

そのためアクリル絵の具は、デザイン画やアニメーションの現場などでもよく使われています。使い勝手がよくさまざまなカラーがあるので、混色せず好みの色が選べるのもメリットです。また速乾性に優れているので、紙以外の素材に描いてもすぐに乾いて次の作業に入れます。

ここでは、そんなアクリル絵の具の特徴・選び方・おすすめ12選などを紹介しますので、アクリル絵の具の購入を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

アクリル絵の具は、水彩絵の具と同じように水で溶いて使えます。水をどのくらい加えるかで絵の雰囲気が変わり、使い勝手のいい絵の具です。またさまざまなメディウムが使えるので、凹凸や変化を自在に楽しめます。

絵具としての歴史は浅いですが、多くのプロのアーティストから支持されています。アクリル絵の具は、布や木など多くの種類の素材に絵が描けるので、趣味で絵を描く方からプロの画家・デザイナーまでさまざまな作家が使用しています。

アクリル絵の具は、紙・キャンバス・ガラス・木材・布・革・石などさまざまな素材に絵を描けます。紙やキャンバスに絵画を描くのはもちろん、無地のガラス瓶におしゃれに色付けをしたり、木の箱やキャンバスバッグに好みの絵を描いたりできるのが魅力です。

川原などに落ちているかわいい石をきれいに洗って色付けするだけでも、ステキなオブジェに変身します。

アクリル絵の具は速乾性が高いので、もっと濃く塗りたい場合やほかの色に重ね塗りしたい場合に便利です。制作のインスピレーションが湧いたときにすぐ着手できます。ほかの絵の具のように乾くまで時間がかかると、感覚的なものを損なってしまいがちですが、アクリル絵の具はそれがありません。

時間が勝負のアニメーション制作現場などでは、とても重宝する絵の具です。

アクリルメディウムとはアクリル絵の具に混ぜて使う液体やペーストのことで、各メーカーからバラエティ豊かな製品が発売されています。アクリル絵の具に混ぜるだけで、簡単にバリエーションが広がるのが魅力です。

メディウムを使うと、アクリル絵の具のテクスチャーを変えられます。光沢を与える・マットな雰囲気にする・ひび割れたタッチを表現するといったことが可能です。

絵の具は混色するとどんな色も作れますが、全く同じ色を必要な分量作るのは難しいです。アクリル絵の具は色の種類が多いので、イメージに合った色を見つけやすいのも魅力です。

パッケージも一般的なチューブタイプだけでなく、ボトルタイプや大容量のスパウトパックがあります。大きな作品や1色を大量に使いたい場合に便利です。

透明タイプのアクリル絵の具は、絵の具に加える水の量でかなり質感が変わり、水を多めに入れると透明感がでます。透明タイプのアクリル絵の具は「アクリリック」と呼ばれています。アクリリックは、不透明タイプのガッシュと一緒に使えるのが特徴です。

また、透明タイプは重ね塗りができるので作品に深みが出せます。

「ガッシュ」は色ムラが出にくく、イラストレーターやアニメーターなどのプロが好んで使っています。アクリリックとは異なりガッシュは不透明なので、色を塗ると下の色が消えて気持ちよく絵を描けます。何度も塗り重ねる必要はなく速乾性もあるので、迅速に制作をおこないたいときに最適です。

仕上がりはマットでつや消しにもなります。ガッシュはアクリル樹脂の量が少ないので、顔料の色が出やすくなっています。

液状アクリル絵の具は染料ではなく顔料を使用しているので、褪色しにくく発色がいいのが特徴です。アクリル絵の具独特の速乾性を持ち、乾く前と後の色の違いがほとんどありません。耐水性もあるため重ね塗りが可能で、下の色がにじんできません。

使用できる素材は、紙・キャンバス・布・自然石・木材・金属・発泡スチロール・皮・紙粘土・コンクリートなど多彩です。

アクリル絵の具には、さまざまな色があります。各社100色～250色ほどの色があり、質感も光沢があるもの・マットなもの・メタリックなものなどがあります。混色すれば、色のバリエーションは無限大です。自分が描きたい絵の雰囲気や適した色を選んで、思い通りの絵が描けます。

自分がイメージする色をどのように混色すればできるのかわからない方は、混色表や混色ノートを活用すると便利です。

アクリル絵の具には、チューブタイプ・ボトルタイプ・スパウトパックなどがあります。スパウトパックは120mlの大容量のものがあり、大作や1色を大量に使用する場合にとても便利です。自分がどんな絵を描きたいかで適した容量を選びましょう。

どのタイプのアクリル絵の具も丁寧に保存すれば、1作品を描き上げた後も残しておけますので、次の作品に使えます。

アクリル絵の具のチューブタイプは、最もオーソドックスな絵の具の容器です。たくさんの色を購入しても場所を取らず、管理もしやすく少なくなった色もわかりやすいのが特徴です。また適量の絵の具をパレットに出すことができ、絵の具の無駄もなくせます。

その反面、保存の仕方が悪いとフタと容器が固まってしまって次に使うときにフタが開けにくくなるのがデメリットです。

アクリル絵の具のボトルタイプはチューブタイプよりかなり容量が多く、300ml程度入っています。大作を制作する場合や1色がたくさん必要な場合に購入すると便利です。また広口タイプで、使いやすいのも魅力です。

フタをしっかり閉めておけば、チューブタイプのように固まってフタが開けづらくなることも少ないので、使い勝手がいい容器です。

スパウトパックはボトルタイプよりさらに大容量の500ml以上である場合が多く、大作の背景を一気に塗りたいときにとても便利です。また、大勢で絵を描いたり塗ったりする学校のイベントでも重宝します。

大量に使用する予定がある場合はチューブやボトルを都度買い足すよりコスパもいいので、ぜひスパウトパックを検討してください。

アクリル絵の具は絵を描くだけでなく、クレイアート・フィギュア作り・クレイフラワー作りなど手芸にも使えます。クレイフラワーなら花びらのグラデーションを出すために、油絵具なども使うと光沢が出て深い色味が出せるのでおすすめです。

手芸で絵の具を使う際は下地にアクリル絵の具を使い、質感をしっかり出すために油絵具などほかの絵の具を使ってみると作品制作の幅が広がります。

アクリル絵の具は画材屋さんをはじめとして、ロフト・東急ハンズ・ドンキ・100均ショップなどでも購入できます。ほかにはデパートやスーパーの文房具売り場、ホームセンターでも取り扱っています。通販なら、楽天市場・Amazon・yahooショッピングなどでも購入できます。

単品で購入するなら、大型文具店や画材店で購入しましょう。

絵を描く際、イーゼルがあるのとないのとでは快適性が全く違います。キャンバスをイーゼルに立てかけて絵を描くと、座った状態で視線がまっすぐ絵に向かうので机の上で描くのとは大違いです。

本格的に絵画を描きたいと思ったらぜひイーゼルを使ってみてください。以下に、おすすめのイーゼルを紹介します。

色のバリエーションが豊富で速乾性が高く、メディウムを使うと表現の幅が広がるアクリル絵の具は、とても使い勝手のいい絵の具です。プロのアーティストから趣味で絵を描く方までどなたにも使いやすいのが魅力です。アクリル絵の具で楽しく絵を描きましょう！

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