自転車のサドルカバーおすすめ18選！おしゃれで痛くないカバーを紹介

通勤・通学や買いものなど身近なところから、本格的なスポーツまで幅広く使われる自転車ですが、その乗り心地に満足していない、すぐにお尻が痛くなるという方はサドルに問題があるかもしれません。そんな悩みを解決してくれるのがサドルカバーです。

基本的に自転車購入時にはついてこないサドルカバーは、ご自身で購入することが多くなります。しかしいざ買うとなれば、数も多く発売されているためにどんなタイプがいいかと悩みがちです。そこで今回はサドルカバーについて詳しくご紹介します。

用途別はもちろん、意外と知らない機能性の高さなど購入時に役立つ情報をまとめましたので、ぜひ参考にお読みください。

自転車のサドルカバーの役割は主に2つあります。

• 痛みやすい本体のサドルを守る
• 体への衝撃を軽減する

自転車のサドルは傷みやすく、日光や雨などの刺激はもちろんこぐ振動によっても劣化していきます。サドルカバーはこれからサドルを守り、きれいな状態をキープしてくれます。また、クッション性があるタイプは、走行時の振動を吸収しお尻の痛みを軽減してくれます。

快適にそして長く自転車を使うなら、ぜひサドルカバーの使用をおすすめします。

屋根のない駐輪スペースなど、自転車が雨に当たることが多い場合は防水性や撥水性に優れているサドルカバーをチェックしましょう。中でも撥水ポリエステルやポリウレタンといった素材が使われているカバーがおすすめです。

サドル本体はもともと水が染み込みにくい構造になってはいますが、長い時間雨に打たれたり濡れたりしていると劣化を早めてしまいます。防水・撥水カバーでしっかりと保護しましょう。

日の光・強い紫外線でもサドルは劣化して、ひび割れ・破れ・変色を起こす可能性があります。防水と同じように日頃から日に当たる場所に自転車を置くことが多い方は、UVカットが施されたサドルカバーをチェックしましょう。

黒色や紺など暗い色は紫外線を通しにくいので、UVカット機能に加えてサドルカバーも効果的な色を選んでみてください。

自転車に乗る時間が長い、もしくは悪路が多い方はお尻が痛くなる場合があります。そんなときにはクッション性の高いサドルカバーをチェックしましょう。サドルカバーには主に「低反発クッション」と「ジェルクッション」が使われています。

段差や悪路を走ることが多い方には衝撃吸収に優れた「低反発クッション」が、長時間乗ることが多い方には体重を分散してくれて、適度な柔らかさの「ジェルクッション」がおすすめです。

スポーツで使う場合や、暑い季節に長い時間乗る方はライクラ生地やメッシュ素材を取り入れたサドルカバーをチェックしましょう。通常のサドルは通気性がないため、汗をかくと乾かずに汗が溜まっていくために不快感を感じてしまいます。

雨などの水同様に汗も放置しておくとサドルの劣化に繋がるため、保護するとともに乗っている間も通気がよく快適に使用できるものを選んでください。

サドルは使用する自転車によって大きさが異なります。そのためサドルカバーも、サドルにしっかりフィットするものでなければなりません。一般的な自転車に適応するものがほとんどですが、電動自転車は大型サドルになっている場合もあるので注意が必要です。

また、スポーツバイクの場合はサドルが細長くて小さいものが多いので、あらかじめご自身のサドルサイズをチェックしておきましょう。中には、伸縮性が強くどんなサドルにもあうタイプのサドルカバーも発売されています。

乗っているうちにサドルカバーがズレると、かえって乗り心地が悪くなります。そこで、固定力の高さもチェックしましょう。裏側に滑り止めがついていたり、装着後にスナップボタンやマジックテープで固定できたりするとよりズレがなく安心です。

ただし頻繁にサドルカバーを取り外しする場合は、固定の工程が簡単なものを選ぶようにしたほうが使いやすくなります。

自転車から離れてもサドルカバーを付けたままにしておきたい場合、盗難の被害にあわないかが心配になります。「サドルカバーだけ盗まれることなんてある？」と思われがちですが、実際被害も報告されています。そのため、ぜひ盗難防止用の機能がついたサドルカバーをチェックしておきましょう。

盗難防止の仕様としてはサドルのバネや自転車フレームにサドルカバーが固定でき、簡単にカバーだけを外すことができなくなっています。

サドルカバーの付け外しの簡単さも大切なチェックポイントです。「普段はあまり使わないけど急な雨に備えておきたい」といった場合は、伸縮素材でできたカバーがおすすめです。サッと被せるだけで使えるものなら付け外しのわずらわしさがありません。

また、通気性のないサドルカバーは蒸れてしまい通常のサドルを劣化させてしまう恐れもあるため、たまには外して風を通してあげることも大切です。

自転車のサドルを守るのはもちろん大切ですが、サドルカバーだけでは自転車本体の保護は不十分です。自転車の本体も、雨や紫外線によって劣化したりサビたりする部分があるために、全体をしっかり守ってくれる自転車カバーもあわせてチェックしましょう。

とくに自転車を毎日使わない方、自宅で屋根のない場所に保管する方はサドルカバーと自転車カバーをあわせて揃えておけば、より安心です。

もともとのサドルがボロボロになってしまった…でもまだ自転車自体は乗れるし…という場合は、100均にある材料で即席のサドルカバーを作ることもできます。

■材料

• ラミネート生地
• ゴム

■作り方

1. サドルの形にあわせた型紙を作る
2. 型紙にあわせ生地を縫い代1cmを残しカット
3. サドルの周りを計測
4. サイド部分の生地を計測した大きさにカット
5. 【2】に【4】を縫い付ける（下部はゴムを通せるように二度折）
6. ゴムを通して完成

ほかにもクッション材を入れたりと、ハンドメイドのサドルカバーの作り方はたくさん公開されています。自分だけのオリジナルサドルカバーを作ってみるのもおすすめです。

サドルカバーはサドル本体を守るのはもちろん、ご自身の体への負担を減らしてくれるものもあります。便利な自転車をより快適に使用できるように、ぜひ今回の記事を参考にして自分にあったサドルカバーをみつけてください。

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