遠近両用眼鏡はどこがいい？人気メーカー・口コミ・評判をご紹介！おすすめ商品15選

手元から窓の外の景色まで、1本で見えにくいところまでくっきり見せてくれる遠近両用眼鏡は手放せない存在ですよね。でも「老眼鏡っぽくない眼鏡が欲しい」「眼鏡を買うならどこがいい？」などと考えた経験はありませんか？

遠近両用眼鏡は良好な視野を保つベストアイテムですが、一般的な眼鏡とは見え方が異なり慣れるまでも案外時間がかかります。また、累進多焦点や二重焦点などのレンズの種類やデザインも多彩、人気レンズメーカーやJINZ・眼鏡市場など相場もさまざまで迷う方が多いです。

この記事では、おすすめの遠近両用眼鏡と後悔しない選び方をご紹介します。また、安い眼鏡屋と専門店との比較やおすすめ店、遠近両用コンタクトレンズについても解説しているのでぜひ参考にしてください。

遠近両用眼鏡と老眼鏡の違いはピントが合う位置です。遠近両用眼鏡は近くと遠くの両方にピントが合う設計で、老眼鏡は手元や自分の近くだけにピントが合います。遠近両用眼鏡を装着していれば手元もよく見えて、さらに遠くの景色もよく見えるようになるのです。

手元や遠景など、ピントが合う距離が複数の遠近両用眼鏡には多焦点レンズを採用しています。一方で老眼鏡は手元1点のみの単焦点レンズ。1本の眼鏡で多くのシーンに対応できるのが遠近両用眼鏡です。

1941年に東京で創業したHOYA株式会社は、クリスタルガラスや光学用ガラス製品などを多く製造販売するメーカーです。メガネ用レンズ製造を1962年から開始し、日本初の境目がない累進焦点レンズを発売しました。累進多焦点レンズの中でもトップグレードのオーダーメイドレンズは「視野が広く歪みが少ない」と人気です。

セイコーオプティカルプロダクツ株式会社は1975年には国産初となるプラスチックレンズを、1980年にはプラスチック累進屈折力レンズを発売し、従来の「眼鏡は重たい」のイメージを覆しました。一人ひとりの装着シーンやライフスタイルに合わせて設計するテーラーメイド累進レンズが支持を集めています。

株式会社ニコン・エシロールは、高性能カメラでお馴染みのNikonとフランスのメガネレンズメーカーエシロール社の合弁会社です。世界でもっとも売れていると言われる遠近両用メガネレンズ『バリラックス』や、フレーム形状や眼とレンズの位置・装着の仕方からフルオーダーメイドする累進レンズも取り扱っています。

1939年創業の東海光学株式会社は、眼鏡レンズだけを作り続ける老舗メーカーです。視覚的な見やすさだけでなく、脳まで快適になることに着目した脳科学眼鏡レンズを開発しています。また、ひとつの度数に約28万に及ぶパターンの中から最適なレンズを設計するシステムや、網膜の健康を維持するためのレンズも好評です。

気軽に立ち寄れる眼鏡市場や、おしゃれなフレームが揃うJINZ・Zoffなどは、安い価格で眼鏡を購入できる人気店です。しかし、同じ眼鏡店でも安い店舗と専門店ではなぜ相場が異なるのを不思議に感じた経験がある方もいますよね。

大きな違いは取り扱うレンズの数です。専門店の方が取り扱うレンズのグレードが幅広く、豊富な選択肢の中からご自身に最適なレンズを選びたい方に最適です。一方、安さとともに仕上がりの早さなら安い店舗がおすすめです。

累進多焦点レンズは1枚のレンズで遠距離・中間・近距離が見えるのがメリットです。遠くの景色からPCやスマホの画面まで、目線を上下するだけでどの距離でも見えるようになっています。やや視界に歪みを感じる場合もあり、慣れるまでに時間を要する場合も。1本の眼鏡で過ごしたい方や、老眼鏡に見えない眼鏡をお探しの方におすすめです。

二重焦点レンズは、レンズの上下に2つの度数を設定したものです。遠くを見るなら上部・手元は下部と明確に分割されているので、境目となる中間が見えにくいのがデメリット。しかし、視界に歪みが生じず、かけ始めから難なく使えて疲れにくいのが利点です。デスクワークや読書中など、使用するシーンが限られている方におすすめします。

遠視・近視・老眼など異なる度数をカバーする遠近両用眼鏡ですが、実際に使用すると「遠くが見えにくい」「目が疲れる」などと感じる場合もあります。また、乱視の方やメガネに不慣れな方にとって、遠近両用眼鏡の見え方は特に違和感を感じやすいのも特徴です。

このため、遠近両用眼鏡を購入する際には視力検査はもちろん、ご自身の使用シーンやお困りの状況などを詳細に相談するのが肝心です。さまざまなレンズの中から最適なレンズを選んでもらえますよ。

「老眼鏡はダサい」とお考えなら、おしゃれなデザインのフレームを選んでみましょう。伊達メガネ風など、スタイリッシュなフレームに遠近両用レンズをセットするのがおすすめです。ただし、1枚のレンズで遠・中・近を見る部分に分かれるので、縦幅が短い眼鏡では見えづらさを感じます。レンズ面が大きめのデザインを選んでください。

遠近両用眼鏡は一般的な単焦点の眼鏡よりも、視野の歪みやズレなどの違和感を感じやすいのが実情です。このため、不具合を感じた際にすぐに対応してもらえるようアフターフォローがしっかりした店舗で購入するようおすすめします。かけ具合の調整や洗浄・破損や度数の交換保証など、フォローの内容も要チェックです。

遠近両用眼鏡は上下での見え方に差が出るため、日常生活で快適な視界を確保するには慣れが必要です。個人差もありますが、慣れるまでには2週間〜1ヶ月ほどかかると言われます。初めは座って視線を移動させながら、焦点が合う位置や角度を覚えましょう。

慣れてきたら家の中を歩いたり、階段の上り下りをしたりする練習です。足元は思った以上に距離があり、目線だけを下ろすとレンズの焦点距離が近い部分で見るため足を踏み外すケースもあります。老眼が進むより早い時期に使い始めれば、本当に必要になるまでに使いこなせますよ。

遠近両用眼鏡をご紹介してきましたが、実は遠近両用眼鏡と同等の機能を備えたコンタクトレンズもあるのをご存知ですか？眼鏡をかけるよりももっとアクティブに動きたい方や、湿気が多い日やマスクをしているときのレンズの曇りを解消したい方におすすめおアイテムです。眼鏡の煩わしさを忘れて活動的になりたい方におすすめです。

遠近両用眼鏡のおすすめ商品をご紹介しました。累進多焦点レンズや二重焦点レンズの特徴やメリットを見極め、さらにご自身の使用シーンも考慮すると最適な商品が見つかります。最適な視界で快適に過ごせる遠近両用眼鏡を手に入れてください。