遠近両用コンタクトレンズおすすめ16選！デメリットは？ハードレンズも紹介！

「遠近両用コンタクトレンズ」は、1枚のレンズに近くを見る為の度数と遠くを見る為の度数が入っていて、遠くも近くも矯正できます。加齢とともに手元が見づらくなる老眼におすすめの商品で、老眼用のメガネと同じように、1枚で手元も遠くも自然に見ることができ便利です。

今回の記事では、遠近両用コンタクトレンズをご紹介します。種類や選び方からおすすめ16選までご紹介しますのでぜひチェックしてください。

水晶体のピント調整力が低下し、加齢とともに手元が見づらくなる老眼。「遠近両用コンタクトレンズ」は、老眼対策のために作られたコンタクトレンズです。老眼用のメガネと同じように、1枚で近くも遠くも自然に見えますが、外見に変化が見られないため、老眼対策を周りに知られにくく人気のアイテムです。

遠近両用コンタクトレンズのメリットとデメリットをご紹介します。遠近両用コンタクトレンズの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

遠近両用コンタクトレンズのメリットは、老眼用のメガネと同じように、1枚で手元も遠くも自然に見ることです。フレームがないためメガネより視界は広く、見た目の印象を変えません。スポーツやレジャーなど外出先では遠近両用コンタクトレンズを使用し、自宅では老眼鏡など使い分ける事もできます。

遠近両用コンタクトレンズのデメリットは、慣れるまで視界がぼやけることです。遠くも近くも見える構造になっているため単焦点のコンタクトレンズより見え方の質が悪いです。また、目に直接触れるコンタクトレンズは眼病リスクが高まったり、目のケアやハードコンタクトレンズの場合は毎日の手入れをする必要があるなどのデメリットもあります。

遠近両用コンタクトレンズの種類をそれぞれご紹介します。

「ハードレンズ」は、ほとんど水分を含まない硬い素材で作られているコンタクトレンズです。レンズの使用期間が2～3年ほど。異物感を感じやすいため慣れるまで時間がかかりますが、黒目よりサイズが小さく、酸素をよく通すので瞳への負担が少ないです。

「ソフトレンズ」は水分を多く含み柔らかいコンタクトレンズです。レンズの使用期間が1年～1年半ほど。レンズがやわらかく、ずれたり外れたりしにくいのでスポーツなどでの使用にも適しています。慣れやすく異物感を感じにくいため眼に傷がつくなどトラブルが起こっても気づきにくいことがあります。

使い捨てレンズもおすすめです。使い捨てレンズはソフトレンズで初めての人でも慣れやすいレンズです。1DAY・2WEEK・1MONTHまであり、1DAYは、使用ごとに交換するのでレンズの洗浄や消毒等不要で手軽ですが、コストは割高になります。一方で、2WEEKや1MONTHは、交換するまでの期間毎日ケアが必要ですが、経済的です。

遠近両用コンタクトレンズを選ぶポイントをご紹介します。

ネット通販の使い捨てのコンタクトレンズは処方箋なしが可能の場合もありますが、遠近両用コンタクトレンズは「高度管理医療機器」なので必ず眼科で検査を行いましょう。

合わないと目が疲れたり、見えづらくなったりするだけでなく、角膜を傷つけたり痛みにつながります。度数・加入度数・ベースカーブの数値を正確に知り、処方箋に従いましょう。

遠近両用コンタクトレンズには、遠用部や近用部を視線を変えて近くと遠くを使い分けて見る交代視型と、遠くにも近くにも同時にピントが合っており、どちらを見るかは脳が見たいものを判断する同時視型があります。

また、遠近2種類の度数がありハッキリ分かれているものをバイフォーカル（2重焦点）、コンタクトレンズの中心から外側に向かって徐々に度数が変化するマルチフォーカル（多焦点）に分けられます。それぞれ見え方が違うのでチェックしてください。

乱視がある方は同時に矯正できるレンズを選びましょう。「2ウィークプレミオ遠近両用トーリック」がメニコンから発売されています。1つで乱視と遠近の両方の矯正が可能のため、乱視用コンタクトレンズを使っている人で遠近両用コンタクトレンズを諦めていた人にもおすすめです。

初心者は眼科医併設の販売店やメガネ販売店など実店舗での購入がおすすめです。おすすめを紹介してくれたりケアの指導が受けられるだけでなくお試しで数日装着できるサービスをおこなっているところもあります。忙しい方は通販がおすすめ。店頭に出向く必要はなく、販売店よりもリーズナブルな価格でコンタクトを購入できる事も。しかし、海外製品が出回っていたりするので注意が必要です。

直接目に触れるものであるコンタクトレンズは、清潔さを保つことが大切です。使い捨てコンタクトレンズでのケアは必要ありませんが、そのほかのコンタクトレンズはケアが必要です。洗浄液はもちろんタンパク汚れを除去するためのタンパク除去剤からコンタクトレンズケースまでケア用品も揃えましょう。

遠近両用コンタクトレンズは、遠くも見ることができるだけでなく近視にも対応しているアイテムです。ぜひこの記事を参考にして遠近両用コンタクトレンズを検討してください。

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