パワーサプライのおすすめ15選｜安くてコスパ最強なのは？プロ使用の商品も！

エフェクターに電源を供給する機器を「パワーサプライ」と呼びます。ギタリストやベーシストにとってパワーサプライは必需品と言っても過言ではありません。そのため、多くのギタリストやベーシストが購入を検討します。

パワーサプライには種類があり、通常型や分岐型などがあります。変換方式などもチェックしなけれればならないため、エフェクターを購入したばかりの方にとっては、どれを選ぶのが正解なのか分からず悩んでしまいますよね。

そこで、今回は、パワーサプライの選び方とおすすめ商品をご紹介します。記事の最後では、エフェクター同時を繋ぐ際に必要な「パッチケーブル」についても紹介しているので、ぜひご覧ください。

豊富な種類の中からパワーサプライを購入するなら、「通常型」がおすすめです。5,000円〜15,000円程度で購入できるので、初心者にも適しています。しかしデジタルエフェクターとアナログエフェクターを同時接続するとノイズが入ってしまう点には注意が必要です。

安くてコスパのいいものを選ぶなら「分岐型」のパワーサプライがおすすめです。分岐型は1つのACアダプターから複数のケーブルを繋いで電源を供給するタイプになります。レギュレーターがないため、エフェクターを繋げすぎるとノイズの原因になる可能性があります。

ノイズレス重視なら「独立型」のパワーサプライがおすすめです。独立型は「アイソレート」とも呼ばれており、出力端子ごとにレギュレーターが用意されているため、ノイズを軽減できます。その一方で機能面に優れるため価格が高くなりがちです。

アナログエフェクターを使用している場合は「トランス方式」のパワーサプライがおすすめです。トランス方式は、一般的な変換方法でさまざまな音響機器に使用されています。サイズが大きくて邪魔になりがちな点がデメリットですが、安価で手に入りやすいなど魅力も豊富です。

「スイッチング方式」は、デジタルエフェクターを扱う方におすすめです。現在では主流の変換方法で、トランス方式のデメリットでもあるサイズの大きさを解消し、コンパクトで持ち運びやすくなっています。スイッチング方式でも、スイッチのオンオフでノイズが発生する可能性があるので注意してください。

パワーサプライを選ぶ際は、接続端子の数や極性をチェックするのも大切です。接続できる端子の数によって繋げられるエフェクターの数も決まります。また極性は「センタープラス」と「センターマイナス」があり、合わないものを接続すると故障の原因になるので注意してください。

パワーサプライにデジタルエフェクターを接続する場合は、「電流容量」にも十分注意しなければいけません。電流容量とは、ACアダプターから流れる電流の容量を指します。接続端子ごとに電流容量に差があるため、デジタルエフェクターをいくつも繋げると電流容量が足りず、使えない可能性があります。

複数のデジタルエフェクター用にパワーサプライを購入する際は、電流容量もしっかりチェックしてください。

使用するエフェクターに合わせて「対応電圧」を確認するのも大切です。一般的によく使われているエフェクターの多くが「9V」です。その一方で「12V」や「14V」のエフェクターがあります。9V対応のパワーサプライに電圧が大きいエフェクターを繋げても使えません。

珍しいエフェクターを持っている方は、エフェクター側に記載されている電圧をチェックしてください。

エフェクター同士を繋げる際に使う、短いケーブルを「パッチケーブル」と呼びます。エフェクターを最適な音で鳴らす場合は、パワーサプライはもちろんシールドやパワーサプライなどにもこだわらなければいけません。ぜひパワーサプライと合わせて、パッチケーブルにも注目してください。

パワーサプライは、ギタリストやベーシストには欠かせない機器です。いい音質でエフェクターを鳴らすためにも、購入する際はしっかり検討しなければいけません。ぜひ本記事を参考にしながら、自分に合ったパワーサプライで大迫力のサウンドを鳴らしてください。