糸切りバサミおすすめ10選｜安くてかわいいものから老舗の高級バサミまで

在宅の時間が増えたことをきっかけに本格的なハンドメイドブームが到来しています。趣味で小物やアクセサリーを作っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、手芸や裁縫には欠かせない、糸切バサミについて紹介します。

近年では、100円ショップでほとんどの裁縫道具が揃います。しかしながら、安いが故にすぐに切れなくなったり錆びてしまったりすることがあるのも事実です。切れ味が良く、使い勝手もいい糸切バサミを選べば作業効率を上げてくれるだけでなく、ストレスフリーで手芸や裁縫を楽しめます。

そこで、今回は糸切バサミの種類や選び方について紹介します。糸切バサミのおすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

一般的な裁縫セットにも入っているU字型の糸切バサミは、作業性が高く使いやすいです。U字型には刃の部分が長いものと短いものがあります。

糸切バサミを使って長時間作業をしていると、思いのほか力が入ってしまい指が痛くなることも。そんなときは、刃と柄の境目か、やや刃先の方に親指と人差し指を当てると、より少ない力で糸が切れます。

X字型は紙を切るハサミや、布を切る裁ちバサミと同じような形をした典型的なハサミ型です。デザイン性の高いアンティーク調の色合いや形のものが多いので、おしゃれな糸切バサミが欲しい方におすすめです。

X字型はハサミの刃の部分が細いので細かな作業に向いている一方、指を通して刃先を動かさなければいけないため、簡単に糸を切れず作業効率が悪いというデメリットがあります。

最新型の輪っか型は、先端が細いので、細かい所の糸切りも楽々です。使い勝手はU字型に近く、力もそれほど必要としません。刃の先端も反っているので切りやすく見た目にも新しいハイブリッド糸切バサミといえるでしょう。

持ち手部分が輪になっているものや、工具のラジオペンチやニッパーのような形のものもあります。

刃の長い糸切バサミは、先端が細く薄くなっているので、細かい場所での作業に向いています。また、布に合印として切り込みを入れる際も便利です。対して、短い刃は力を入れやすい特徴があり、太い糸や切りにくい糸も楽に切れるメリットがあります。

よく切れる糸切バサミは刃先がとがっているので、そのまま持ち運ぶのは危険です。持ち運ぶ際はカバーありのものを選ぶか、ケースに入れましょう。

ソーイングセットに入っている小さな豆バサミも持ち運びには便利です。豆バサミは飛行機に持ち込めることも多いため、国内・海外旅行に持っていくと、タグを切ったり袋を切ったりさまざまな場面で重宝します。

ハサミの先が丸く反った形をしているソリ刃は、生地を痛めることなく、生地から近い所で糸を切るのに適しており、刺繍などにもおすすめです。刃先がまっすぐの糸切バサミでは、ハサミそのものを寝かせて切る必要がありますが、ソリ刃なら楽々切れます。糸残りが気になる方や、生地ギリギリで糸を切りたい方に向いています。

メーカーやブランドにもよるものの、糸切バサミには左利き用もあります。また握力が弱い方には、U字型や輪っか型の糸切バサミがおすすめです。お子さん用には、柄がプラスチック製のもの・キャラクターが描いてあるかわいいもの・安全面からキャップの付いた糸切バサミを検討するのもいいでしょう。

ナス印は愛知県で生まれた有名老舗メーカーです。刃先に向かって丸みを帯びた茄子のような形と、刃に刻印された茄子のマークが特徴です。誰でも握りやすい形のデザインが特徴で、使用頻度が高い方におすすめです。また、高級刃物鋼材を使用しているので、錆びることなく切れ味も抜群です。

クロバーは、手芸好きにはおなじみの大手手芸メーカーです。糸切バサミの種類も豊富で、軽いものから錆びにくいステンレス製まで種類が豊富です。また、刃先の長さのバリエーションも数多く取り揃えられています。手芸初心者からプロまで、幅広いレベルの方に愛されているメーカーです。

美鈴はU字型ハサミを製造販売する兵庫県のメーカーです。街の手芸店でも取り扱いが多いので、一度は目にしたことがあるでしょう。材質・刃の長さ・形など種類が豊富で、お手頃価格から高級糸切バサミまで、価格帯もさまざまです。高級感あるデザインと質感なので、ハンドメイドをしている方へのギフトにもおすすめです。

糸切バサミが錆びたときの有効な手段として、以下の方法が挙げられます。

• 研磨剤入りのクレンザーで磨く
• 研磨剤入り歯磨き粉で磨く
• 錆落としを使う

錆落としは100円ショップでも売っており、消しゴムのように擦って使います。クレンザーなどで磨いた後は、洗うか拭き取るなどしてよく乾かしましょう。

刃こぼれや切れ味が悪いときには、クシャクシャにしたアルミホイルを糸切バサミで何度か切ることで切れ味が戻ります。汚れが付いて切れ味が悪いときは、消しゴムで汚れを落としたり、アルコールで拭いたりするのも有効です。

また、手芸店で購入可能なハサミクリーナーを用いるのもおすすめです。ハサミに付いた糊を落としたり潤滑効果があったりするので、使いづらいと思ったときには試してみましょう。

使いやすい糸切バサミを購入したら、収納する裁縫箱にもこだわりたいものです。裁縫に使うグッズは細かいものが多いため、しっかり収納できる裁縫箱があれば作業効率もあがります。見た目がおしゃれなデザインかつ、裁縫に必要なアイテムがすべて揃っているものが多いので、小さいお子さんがいる家庭や出産祝いにもおすすめです。

今回は糸切バサミについて紹介しました。糸切バサミはメーカーやブランドによって、機能性やデザインもさまざまです。自分に合う糸切バサミを選ぶことで作業効率が上がり、より楽しく手芸をおこなえます。ぜひ参考にしてください。

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