クーベルチュールチョコレートのおすすめ19選｜そのままでもおいしい！レシピも紹介

クーベルチュールチョコレートは、国際規格でカカオ35%以上のうちカカオバターが31%以上・無脂カカオ固形分2.5％以上を含むもので、代用油脂類は5%未満と定められています。カカオバターを多く含んでいるので、流動性が高いのがクーベルチュールチョコレートの特徴です。

フランス語の「クーベル」は、日本語では「～で覆われた」を意味します。クーベルチュールチョコレートはその名前のとおり、お菓子を包み込むのに最適です。カカオバターは体温程度の温度で溶け始めます。そのため湯せんで溶かすと伸びがよく、さらっとして口どけが優れています。

ここでは、クーベルチュールチョコレートの魅力・選び方・おすすめ19選などを紹介しますので、クーベルチュールチョコレートの購入を考えている方はぜひ最後までご覧ください。

クーベルチュールチョコレートはそのまま食べても美味しいですが、主に製菓材料として使われる場合がほとんどです。以下の条件を満たしたものが、クーベルチュールチョコレートです。

【クーベルチュールチョコレートの国際規格】

• カカオ35%以上
• カカオ分のうちカカオバターが31%以上
• 無脂カカオ固形分2.5％以上
• カカオバター以外の油脂が5%未満

ケーキのコーティングやボンボンオショコラなどに使われます。カカオバターの含有量が高いので、融点が低く体温と同じくらいの温度で溶けます。市販の板チョコより口どけがなめらかなので、製菓材料として使いやすいチョコレートです。

クーベルチュールチョコレートは融点が低いので溶けやすくいのが特徴です。また、カカオバターが31%以上含まれているためチョコレートコーティングがなめらかにでき、表面は光沢がでて美しい仕上がりになります。流動性がいいので、チョコレートが流れるように素材を包み作業性も高いのが魅力です。

市販の板チョコでもお菓子作りはできますが、初心者でもきれいにコーティングができるクーベルチュールチョコレートをおすすめします。

クーベルチュールチョコレートと認定されるには、厳しい国際規格を通らなければなりません。カカオが35%以上なので、純粋なチョコレートの味が堪能できます。またカカオバターが31%以上なので、口どけがよくなめらかな食感が楽しめるのが魅力です。

深い味わいのカカオ含有量の高いクーベルチュールチョコレートを、ぜひ味わってみてください。

クーベルチュールチョコレートは溶けやすく、チョコレートやケーキなどをコーティングする際に薄くかけられるのでパリパリとした食感が楽しめます。お菓子作り初心者の方でも、市販の板チョコよりコーティングがしやすいのでおすすめです。

チョコレートコーティングは、分厚くなるより薄い方が見た目も美しく食感もよくなります。

クーベルチュールチョコレートには、ビターチョコレート・ミルクチョコレート・ホワイトチョコレートの3種類があります。メーカーによっては、この3つ以外にスイートチョコレートも販売されています。ビターチョコレートとミルクチョコレートの間の甘さです。

好みやどんなお菓子に使うかによって、チョコレートの種類を選んでください。

クーベルチュールのミルクチョコレートは、カカオの含有量が30％～40%で乳成分が入っているのが特徴です。ミルキーな味わいで、生チョコやトリュフなどに向いています。まろやかなので苦いチョコレートが苦手な方も、美味しく食べられます。

ビターチョコに比べるとカカオの香りが控えめですが、口どけがなめらかです。お子さんのおやつにも向いています。

クーベルチュールのビターチョコレートには乳製品が使われておらず、主にカカオマスと砂糖で作られています。カカオの含有量は40%～50%でカカオ本来の苦みが楽しめるチョコレートです。ビターチョコレートは、甘さ控えめのお菓子を作りたいときにおすすめです。

特に焼き菓子に使うと、カカオの豊かな香りと独特の苦みを楽しめます。

ホワイトチョコレートは厳密にいうとカカオマス2.5%以上の基準を見たいしていないため、クーベルチュールチョコレートではありません。カカオマスが使用されていないので、色はオフホワイトです。

ホワイトチョコレートの原材料はココアバター・乳成分・糖分で、苦みはほぼ感じられません。お菓子の味をマイルドにしたい場合や、白い色を活かしたお菓子のデコレーションにぴったりです。

クーベルチュールチョコレートの形状には、タブレット・フレーク・板チョコなどがあります。お菓子作りに使うなら、タブレットやフレークがおすすめです。粒が細かいので、分量を調整しやすく溶かすのも簡単です。

板チョコタイプは、チョコレートを大量に使用するお菓子を作るときに便利です。刻む手間はありますが、タブレットやフレークよりコスパはかなり高くなります。

クーベルチュールチョコレートは、200g～300gの小分けのものから1kg～2kgの業務用サイズまであります。小分けのものは、家庭でお菓子作りをするときやバレンタインデーのチョコレートを手作りする場合などに便利です。

大容量のものはそのままおやつやおつまみとして食べたり、大量にお菓子を作ったりする場合に適しています。

クーベルチュールチョコレートの原料となる、カカオの生産地で選ぶのもおすすめです。生産地によってカカオの特徴が異なるため、好みの味を追求したい方は原産国で選んでみてください。

【カカオの原産国と特徴】

• アフリカ・ガーナ
  特徴：スパイシーで苦味があり香ばしい風味
• アフリカ・マダガスカル
  特徴：酸味がありベリー系のさわやかな風味
• 南米・エクアドル
  特徴：少し苦味があり花のような香り
• 南米・ベネズエラ
  特徴：フルーツや花のような香りとナッツ系の風味

以上のように、原産国によって風味と香りが異なります。上記を参考に好みの味を見つけてください。

クーベルチュールチョコレートは、体温程度の温度で溶けはじめるので、口に入れるととろりと溶けます。そのためブランデーやウイスキーといっしょに食べると、口どけが最適なおつまみになります。チョコレートとブランデー・ウイスキーを合わせたお菓子のレシピもたくさんあります。

バーなどでもお酒のおつまみとして、チョコレートが出されるのが多いのもそういった理由からです。

クーベルチュールチョコレートを使ったブラウニーの作り方を紹介します。

【ブラウニーの作り方】

1. ケーキ型にクッキングシートを敷く
2. オーブンの予熱は170℃に設定する
3. クーベルチュールチョコレートとバターを湯せんで溶かす
4. 3.に卵を加えて混ぜる
5. ボウルでホットケーキミックス・きび砂糖・ココアを混ぜ合わせる
6. 3.のボウルに5.の材料を混ぜ合わせる
7. クッキングシートを敷いたケーキ型に6.を入れて均等にならす
8. ローストしていない胡桃をトッピングする
9. オーブンで20分程度焼く
10. 焼きあがったら粗熱を取ってカットする

以上が、おすすめのブラウニーの作り方です。ホットケーキミックスを使うので、とても簡単で作りやすいレシピです。ぜひ試してみてください。

クーベルチュールチョコレートはそのまま食べてもお菓子作りに使っても、高品質なチョコレートの味を贅沢に味わえます。バレンタインデーの手作りチョコレートにも最適です。タブレットチョコならお酒のおつまみにもなります。クーベルチュールチョコレートで甘いひと時過ごしましょう！

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