日本製ミラー型ドライブレコーダー9選｜デジタルインナーミラーや前後タイプも紹介

ミラー型ドライブレコーダーはデザイン性に優れているものの、故障すると車両の後ろを見られなくなる欠点があるので、不安に感じている方も多いですよね。日本製のミラー型ドライブレコーダーはコンパクトなだけでなく、耐久性にも優れていて壊れづらいです。

ドライブレコーダーは低画質なイメージがありますが、4Kのビデオ解像度を持つものも存在します。日本製のミラー型ドライブレコーダーは高価な製品が多いため、購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、日本製ミラー型ドライブレコーダーのメリット・選び方を解説した上で、おすすめ商品を紹介します。カーショップで装着してもらう方法も解説するので、初めて購入する方は参考にしてみてください。

ミラー型のドライブレコーダーを取り付けると、以下の4つのメリットが得られます。前方の視界を妨げない上に後方も確認しやすくなるので、視認性を重視する方におすすめです。

＜メリット＞

• フロントウィンドウ上部中央に設置できるので前方の視界を奪われない
• モニターが大きいので映像の確認やタッチ操作を行いやすい
• 後方カメラを車外に取り付ければ積載量に関係なく後ろを見られる
• 赤外線機能が付いていれば夜間でも後方の物体を認識しやすい

しかしミラー型ドライブレコーダーにはデメリットもあります。下記にまとめるのでぜひ参考にしてください。

＜デメリット＞

• 通常のミラーと見える範囲・角度・距離感が異なるので慣れるまで時間がかかる
• 映像の鮮明度が低下する
• 周囲の装備が邪魔して録画の範囲が狭くなる場合がある
• カメラが壊れるとミラーとしての役割を果たさない

ドライブレコーダーの画質が低いと、後ろが見えづらくなってしまうので、ミラー型の場合はフルHD以上の解像度を選びましょう。映像の鮮明さにこだわる方は、4K以上の解像度でHDR機能を搭載したものがおすすめです。ただし、画素数が大きいと動画が重くなるので、大容量かつ高性能なSDカードも用意する必要があります。

装着場所を変にくいミラー型のドライブレコーダーでは、カメラの画角・角度調整機能も重要な選び方のポイントです。後方カメラの視野角が180度～360度あれば、死角を最小限に抑えられるため、より安全に運転を行えます。前後にカメラが搭載されていて、撮影位置や角度を変更できるものであれば、事故の状況を正確に把握できます。

日本製のミラー型ドライブレコーダーは、中華製品に比べて高品質で壊れにくいですが、商品によって保障年数が異なります。ドライブレコーダーの修理代の支払いが不安な方は、3年保証が付いた製品がおすすめです。炎天下にさらされるドライブレコーダーは熱暴走を起こしやすいため、動作温度範囲や連続録画時間もチェックしておきましょう。

後方カメラが付いたミラー型ドライブレコーダーは、接続が難しい製品も存在するので、配線の行いやすさも重要なポイントです。工具を使わなくても電源の接続を行える、「配線不要」のドライブレコーダーであれば、費用をかけずに簡単に取り付けられます。ただし、ケーブルを接続しないと動かないので、配線を隠して取り回しをよくしましょう。

国内の工場だけでドライブレコーダーを一貫生産している、セルスターの製品は多機能で壊れづらいのが特徴です。パーキングモードを活用すれば、最大12時間まで駐車時の監視を行えるため、車上荒らしや盗難を防げます。好きな場所に設置を行えるセパレート式のカメラも付属しているので、車種を選ばずに使えるのも魅力的です。

コムテックのミラー型ドライブレコーダーは、機能性に対するコスパのよさからAmazonで高い人気を誇ります。2カメラ付属モデルであれば3年保証が付いているので、製品の品質にこだわる方におすすめです。安全運転支援機能や後続車接近お知らせ機能も搭載されているため、交通事故に遭う危険性も減らせます。

東京都港区にある無線通信機器メーカーであるユピテルでは、ミラー型ドライブレコーダーの販売も行っています。フルHDカメラが搭載されていて、光の少ない夜間でも鮮明な映像を録画できます。他のメーカーの製品に比べて価格が安く、1万円未満で購入できるものもあるので、予算が少ない方におすすめです。

配線作業が難しいバックカメラは、DIYよりも専門のカーショップで取り付けた方がいい場合が多いです。カーディーラーは基本的にナビの取り付けとセットになり、ドライブレコーダー単体で持ち込んでも取り付けてもらえません。イエローハットやオートバックス等のカー用品店で、ミラー型ドライブレコーダーを接続してもらいましょう。

ミラー型ドライブレコーダーは「後写鏡の保安基準」に適合していれば、車検に通ります。保安基準に適していないと判断される場合を以下にまとめるので、参考にしてください。

• モニターのサイズが大きい
• 視界が遮られる位置にある
• 頑丈に取りつけられて外れにくい
• 純正ミラーと交換して装着する（違法改造とみなされる場合がある）

上記の条件に引っかからなければ、基本的には車検に通るので問題ありません。

ドラレコの寿命は使用する環境で大きく異なります。タクシー、長距離トラック輸送など長時間使用する環境下では寿命が短くなります。また、頻繁に車に乗らない場合は、寿命が長くなります。

一般的にドラレコのメーカー保証期間は、海外製で1〜2年国産で3年ほどです。そのため1〜3年ほどを目安として考えておきましょう。使用しているドレレコが故障した場合は、ぜひミラー型を検討してみてください。

ミラー型ドライブレコーダーを活用すれば、後方部分の視認性が向上するので、夜間でも安心して運転を行えます。選び方を理解した上で、信頼性と機能性に優れた日本製のミラー型ドラレコを導入して、安全かつ快適なドライブを行えるようにしましょう。