スキーウェアズボン・パンツのおすすめ15選｜メンズも必見！人気のブランドは？

雪山のスキーには欠かせないスキーウェアのズボン。「寒さをしのぎたい」と保温性の高いものを選んだのに、いざ滑ってみたら身体が動かしにくいといった悩みもあります。スキーは膝を使った下半身の動きの激しいスポーツなので、ズボンにはさまざまな機能が求められます。

スキーウェアズボンといってもデザインだけでなく、機能性や防水性などさまざまです。スキーウェアのズボンやパンツを手掛ける人気メーカーも多く、選ぶとなると迷ってしまいます。そこで今回は、スキーを快適に楽しむためのスキーウェアズボンに注目しました。

モンベルやワークマンなど有名メーカーのおしゃれで機能性の高いスキーウェアズボンをメンズ・レディース・キッズサイズ別にご紹介します。また、スキーズボンの下に履くインナーについてもピックアップしています。アウトレットや型落ちについての情報も必見です。ぜひ動きやすい快適なスキーウェアズボンを選んでスキーを楽しみましょう。

ここでは自分にぴったりのスキーウェアズボンを見つけるため、その選び方をご紹介します。スキーウェアズボンにあると便利な機能をまとめていますので、自分が必要なものをしっかりとチェックしてください。

スキーウェアは雪山で使用するため、保温性のある暖かいものを選ぶのがおすすめです。特に中綿が入っているものは暖かいだけではなく、軽さも兼ね備えており人気があります。

またふんわりした綿が中に入っていることで、クッションの役割も担ってくれます。多少の衝撃からは身体を守ってくれるので安心です。

スキーウェアのズボンを選ぶ際にサイズは重要なポイントです。基本的には普段自分が着用しているズボンのサイズを選びましょう。しかし重ね着をする場合もあるため、特に子どもに着せる場合は少し大きいサイズを選ぶのもおすすめです。

実際に試着できるようなら、膝の曲げ伸ばしや腰を動かして動作に支障がないか確認しておきましょう。着心地が楽なものを選ぶのも大事です。

転倒時にスキー板に付いているエッジが裾に引っ掛かることで、ズボンの裾が破けたり傷付いたりすることもあります。そのためスキーウェアのズボンには、裾の内側にエッジガードが付いたものがほとんどです。

しかしスノボウェアや登山用のズボンを兼用している場合は、エッジガードが付いていません。後付けすることも可能ですが、修繕に更に費用がかかってしまうので、新たに購入する際はエッジガードが付いているかどうか確認しましょう。

スキーはアウトドアスポーツなので、雨や雪が降る場合も多いです。そんなとき、防水機能がしっかりついているものなら安心してスキーを楽しめます。

防水機能は耐水圧として表示されており、衣類に水が浸み込むのをどの程度防げるかを表した数字です。しかし、体重や使用シーンによって必要な耐水圧は変わってきます。たとえば、75kgの人が濡れた場所に座る際に必要な耐水圧は2000ｍｍ程度です。

スキーウェアのズボンに防水機能と並んでなくてはならないものが、透湿性・保湿性です。透湿性とは、スキーウェア内部に溜まった汗や水蒸気を外に放出する機能のこと。透湿性が低いとウェアが濡れたままになってしまい、身体に必要な体力や熱がより奪われてしまいます。

保温性は寒い場所でおこなうスキーには欠かせません。中綿入りのものを選ぶのはもちろん、ダウンやフェザー入りのものを選ぶと温かいです。

スキーウェアのズボンに必要な機能性として、パウダーガードがあります。パウダーガードとは、転倒した際にズボンの裾から雪が入らないよう2重構造になっているものです。余計な水濡れや冷えを防止してくれるので、あると便利な機能と言えます。

また、スキーウェアのズボンは動きやすさも重要です。ストレッチ性能の優れた素材を使っているものだと、可動域を狭めずに快適に動けます。

ここではスキーウェアのズボンを選ぶにあたって参考にしたい人気のスキーウェアブランドをご紹介します。人気の国内メーカーから、機能性・デザイン性に優れた世界的アウトドアブランドまでピックアップしました。

海外のスキーナショナルチームにもウェアを提供しているデサントは、大阪に本社を置く国内スポーツメーカーのひとつです。スキーウェアの販売開発は半世紀にわたり、その実績と商品の優れた機能性で大変人気があります。

シンプルなデザインで幅広い世代から支持を受けています。プロスキーヤーも愛用するウェアは、高機能で使いやすいアイテムなので、初心者にもおすすめです。

今や世界的に有名なアウトドアメーカーのひとつであるモンベル。登山家の辰野勇氏が1975年、山仲間と共に立ち上げた日本のアウトドアグッズの会社です。登山の知識を活かして作られたさまざまなグッズは、タウンユースからキャンプまで幅広く愛されています。

スキーウェアは防水性・透湿性に優れており、更に動きやすさを追求した作りになっています。軽量さはもちろんですが、ダウンの半分の厚みながら同等の保温性を有するシンサレート素材を採用したズボンも好評です。

1938年、アメリカオレゴン州で創業されたコロンビア。自然環境が豊かでアウトドアスポーツが盛んな地域であるオレゴン州で、さまざまな機能性や耐久性を持ったウェアを企画、製造してきました。1997年に日本法人が設立されています。

タウンユースとしても愛されるスタイリッシュなデザインと豊富なカラーバリエーションは、世代を超えて人気があります。スキーウェアはシンプルな色と胸元のロゴデザインがスッキリとした印象です。さらに、ゲレンデに映えるカラフルなデザインのものも多く、幅広い品揃えが魅力的です。

作業着や仕事着のイメージの強いワークマンですが、コスパ最強のスキーウェアを取り扱っています。ワークマンではスキーウェアとして売り出している商品はないものの、その高い防水性や透湿性からスキーウェアとしても使えると好評なアイテムがあります。

その1つが「スノー防水防寒パンツ」で、なんとエッジガード付き。高い耐水圧や透水性も装備しており、まさにスキーウェアズボンです。お揃いのウェアと一緒に購入しても1万円ほどで購入できるので、年に数回のみの使用であまりスキーウェアにお金を掛けたくない方にもおすすめです。

スキーウェアはシーズン商品なので型落ちを狙えば、安く手に入る可能性があります。型落ちといっても機能性が劣る訳でもなく、最新モデルとは遜色ありません。デザイン面から見ると最新のトレンドではなくなりますが、ワンシーズンの型落ちであればデザイン的にも大きな変化はないと言えます。

アウトレットショップでもスキーウェアは販売されているため、こまめにチェックするとお気に入りの品が見つかります。ただ、人気を博したモデルになるとプレミアがついていて逆に高くなる可能性があります。

スキーウェアの下は、寒さを防ぐため基本は重ね着です。しかし特別な衣類を揃える必要はなく、日常の普段着で問題ありません。しかし、綿素材の衣類を選ぶと汗で濡れた後に乾きにくいため、吸湿性・速乾性に優れた素材を選びましょう。ドライ機能があるとベストです。

また初心者は転倒することが多いので、プロテクターを着るのもおすすめです。クッション性のあるものを選ぶと痛みを軽減してくれます。

スキーウェアズボンには、まだまだ人気のブランドがあります。中でもおさえておきたいブランドは、カジュアルな中にカッコよさがあるノースフェイス・高機能で過酷な環境にも対応するサロモン・おしゃれなデザインがゲレンデで映えるコロンビアです。

各ブランドのスキーウェアについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

スキーウェアのズボンについてご紹介しました。スキーウェアは本格的なものを揃えようとすると、数万円もの出費となることも。しかし、自分に必要なズボンの機能がわかればコスパよく揃えられます。ぜひ自分にぴったりのスキーウェアを着て、気持ちよくスキーを楽しみましょう。

こちらの記事もあわせてご覧ください