【整形失敗】ヒアルロン酸・脂肪融解注射など鼻の整形の失敗例！【病院選びのコツも紹介！】

鼻の整形を検討中の方にとって、術後に悪い影響や失敗がないかは重要な点ですよね。後悔・失敗を防ぐためには、事前にリスクを知りできる限り準備しておくのが大切です。

「低い鼻を高くしたい」「団子鼻を整形したい」など、理想とする鼻の形によって向いている施術も異なります。また、人によっては複数の施術を組み合わせて行う場合もあるでしょう。ここでは、鼻の整形の施術内容とそれぞれにある失敗例やリスクについて詳しく解説していきます。

記事後半では、失敗してしまった場合の対処法や失敗しないためのクリニック選びのコツも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください！

ヒアルロン酸は鼻筋を高くしたり、団子鼻・斜鼻・わし鼻などを目立たなくしたりする効果があります。手軽な整形の方法として知る人も多く、メスを入れずに鼻を変えられるので気軽に行えるプチ整形として人気があります。

手軽にできるとはいえ、医師の技術や負担のかかる施術によるリスクもあります。ヒアルロン酸は固形ではないため、鼻を高くしようと注入しすぎると鼻筋が太くなってしまいます。また、注入箇所が偏るとしこりになりやすいです。

鼻先へ注入した場合鼻先にヒアルロン酸が溜まって団子鼻になったり、鼻先の皮膚に負担がかかって血行障害を起こし、最悪の場合壊死する可能性もあります。鼻先を高くしたい方は別の施術を検討しましょう。

脂肪融解注射(小鼻縮小)はBNLSとも呼ばれ、切開をせずに注射のみで小鼻を小さく見せられるのが特徴です。一度の施術でも効果を感じやすく、小鼻の大きさ、団子鼻を解消したいけれど切る整形に抵抗がある方に向いています。

脂肪融解注射による小鼻縮小に大きな失敗・リスクはないものの、思ったような効果を得られない場合もあります。効果がないと感じるのは、注射の量が少なかったか、小鼻の大きさ・団子鼻の原因が脂肪ではないためです。

団子鼻の原因が脂肪なのか、そもそも皮ふが分厚いのかなどの判断は難しいため、信頼できるクリニックでしっかり診察を受けるのが大切です。

鼻翼縮小(小鼻縮小)は、小鼻の付け根・鼻の穴の内側を一部切除し、小鼻の横幅を狭くする整形です。切開・切除を行うため、効果が半永久的です。鼻の穴も同時小さくできるため、小鼻の大きさ・鼻の穴の大きさが気になるといった悩みを解消できます。

失敗例・リスクは、鼻のバランスが崩れてしまうことです。小鼻が小さくなったことで今度は鼻先が大きく見えてしまったり、鼻の穴を小さくしすぎたなどの失敗があります。元々鼻先の大きさ・丸みも気になる方は、鼻尖形成(鼻尖縮小)も同時に検討しても良いかもしれません。

鼻の穴の大きさに左右差がある場合、それを考慮してデザインすることも可能です。しかし、術後に左右差が残ってしまったり、むしろ左右差が出てしまうことも考えられます。施術前のカウンセリング・シミュレーションは入念に行いましょう。

鼻プロテーゼは、シリコンプロテーゼを挿入して鼻筋を全体的に整える施術方法です。鼻を高くし、スッと通った美しい鼻筋が作れます。鼻プロテーゼは切開手術をするので、効果は半永久的に得られます。

しかし、プロテーゼの挿入位置が間違っているとずれる危険があります。また、無理のある形のプロテーゼを挿入すると、鼻先に負担がかかり皮ふがだんだん薄くなったり、ひどければプロテーゼが露出してしまう可能性もあります。

特に鼻先までプロテーゼを挿入するL型のプロテーゼで上記のリスクが高まるため、使用するプロテーゼや仕上がりの形は医師とよく相談しましょう。

鼻中隔延長とは、鼻の穴を隔てている鼻中隔に耳介軟骨を移植し、鼻先を伸ばす施術方法です。鼻先を高くするとともに、鼻先の角度を下向き・上向きに調整できるため、豚鼻解消や鼻の穴の見え方も変えられます。

術後は誰でも鼻が詰まりやすくなることがありますが、人によっては症状がダウンタイム後も続く場合があります。長期的には鼻先が曲がってしまったり、軟骨が浮き出て硬くなったりするリスクがあります。

鼻中隔延長はもともと医師の技量が求められる施術のため、再施術・修正手術も容易ではありません。リスクはもちろん、万が一の場合の対処法や保証の有無も事前に確かめましょう。

ワイコ(Y-KO)や糸リフト(スレッドリフト)は、鼻筋や鼻先に糸を挿入して鼻を高くする・鼻を細くする施術方法です。切る手術に不安を感じる人に向いているプチ整形です。鼻筋に挿入する場合は「切らない隆鼻術」鼻の穴の間部分に挿入する場合は「切らない鼻中隔延長」とも呼ばれます。

失敗やリスクは、施術後に糸が透けて見えたり、皮ふが凸凹になる可能性があります。また、技術の高くない医師による施術で、挿入した糸が飛び出てしまうといった失敗もありました。プチ整形とはいえ、仕上がりの確認はしっかりしておきましょう。

鼻尖形成は、鼻先を細くしたり尖らせる施術方法です。鼻筋は高くしたくないけれど、鼻先だけ修正したい人にも向いている施術になります。日本人の鼻尖は低くて丸い人が多く(いわゆるだんご鼻)、鼻尖形成で鼻先をシャープにできます。

鼻先の角度・デザインが重要な施術のため、失敗すると鼻先が上を向くアップノーズ(豚鼻)や、鼻を正面で見たときに洗濯ばさみて挟まれたように部分的に細くなるピンチノーズになる可能性があります。

メッシュ・オステオポアは鼻先を高くシャープに尖らせたい人に適した施術方法です。鼻尖形成の施術方法のひとつで、3Dメッシュボールとも言われるオステオポア(オステオポール)を鼻の穴から挿入して、鼻先を高くします。

挿入した3Dメッシュボールは、2年ほどで溶けるので、体内に自然に定着するのが特徴です。鼻先に3Dメッシュボールを挿入するので、鼻先に負担がかかって皮ふが薄くなったり、最悪の場合鼻先が壊死する問題も発生しています。

オステオポア(オステオポール)の除去手術をメニューに置いているクリニックも多く、施術後に鼻に違和感がある場合は放置せずすぐに医師に相談しましょう。

ハンプ切除とは、ハンプ(わし鼻)修正を行う施術です。わし鼻は鼻筋がボコっと出ている状態であり、鼻筋がワシの口ばしのような形に見えるので、わし鼻と呼ばれます。ハンプの切除で、横から見たラインを真っすぐにします。

局所麻酔での切除手術となり、鼻の穴の中を切開し、わし鼻のでっぱり部分の軟骨と骨を切除して平らにする施術です。溶ける糸を使用するので、抜糸を必要としない場合がほとんどですが、必要な場合は1週間程度で抜糸をします。

ハンプ切除では鼻が詰まりやすくなる場合もありますが、予防策として鼻中隔軟骨の一部を鼻筋に移植する方法もあるので、医師と相談し対策をしてください。

鼻の整形手術だけではありませんが、整形手術にはリスクがつきものです。鼻の手術においてのリスクが注意点について詳しく解説します。

感染症のリスクは、さまざまな原因が考えられ、衛生的でない環境での施術、術後の傷口から感染するなどがあります。手術自体の問題によって発生する可能性もありますが、術後の管理などによっても引き起こされるので注意が必要です。

また施術内容によってはダウンタイム中は腫れや痛みがありますが、その後も赤みや腫れなどが続き少しでも違和感があれば医師にすぐ相談してください。

鼻の形は顔全体のイメージに直結するため、バランスがかなり大事であり、少しの問題がイメージ通りではなかったと感じる場合もあります。

医師と事前のイメージ共有、シミュレーションを慎重に行いましょう。シミュレーションをして、納得をしても思った通りではない場合もあるので、施術後の問題はすぐに医師に相談してください。

鼻の整形をして万が一失敗してしまった場合は、適切な対処をしましょう。今回は、施術部位に感染症などのトラブルが起きた場合と、施術結果に満足できなかった場合の2パターンの対処法を紹介します。

感染症や施術箇所のトラブルの場合、術後のアフターケアや相談が可能なクリニックも多いので、術後に違和感やトラブルがあれば施術を受けたクリニックすぐに相談をしましょう。

対処法としては、早期であれば抗生剤等で治療をする場合もありますが、プロテーゼなど異物挿入がある場合は除去もあるので、再手術等も必要です。

イメージしていた通りにならないトラブルも少なからずあります。施術を受けたクリニックとの相性が悪いと感じたら、他院での修正手術も検討しましょう。

仕上がりがイメージと異なる場合に修正手術の行う際はさらに費用が必要になるため、 最初の手術でのシミュレーションを怠らないようにするのが大事です。納得できるまでシミュレーションをして、施術をしてください。

▼鼻の整形にまつわる老後のリスク

• 顔全体のバランスが変わる
• 鼻プロテーゼが浮き出てくる

鼻整形をすると老後に問題が出てこないかと心配になりますよね。ヒアルロン酸注射など、もともと効果が一時的なものは定期的なメンテナンスが必要です。それ以外の、効果が半永久的に持続する施術でも、完全に一生物とはいえない場合もあります。

整形の有無に関わらず誰でも加齢とともに顔にたるみなどが生じますが、その際にバランスが崩れた、と感じてしまうこともあります。また、代表的な例は鼻プロテーゼへの影響です。加齢によって皮ふが薄くなると、鼻筋のプロテーゼが浮き出て見える可能性もあります。

老化は誰しもに起こることであり避けられませんが、医師と長期的に見て無理のない整形かどうか相談することが大切です。また、安全のためにも医師に「やめた方がいい」と提案されたら、自分の希望を通さずに受け入れることも重要です。

メリット・デメリットのある鼻整形ですが、後悔しない施術を受けるのが一番の方法です。自分に合ったクリニックを選ぶ方法を5つ紹介します。

話題のクリニックは希望に合った施術ができると感じますが、人によっても整形方法も異なってくるので、話題のクリニックが自分に向いているいいクリニックとは限らないです。安い費用で施術ができるクリニックもありますが、金額だけで選び、あとから問題が起きる可能性もあります。

人気度よりも目的や予算に合わせ選ぶようにしてください。カウンセリングが無料、LINE等で相談できるクリニックもあるので、まずは相談してから受診をしましょう。

クリニック選びで大事なのが「通いたいクリニックであるか」です。施術内容や費用面が納得できるものであっても、クリニックの雰囲気やアフターケアの内容などで納得できなければ、通いたいと感じないかもしれません。

施術を受けたらそれでおしまいとではなく、術後のケアを受けるために通い続けるクリニックです。通いたいクリニックであるかも確認して、本当に納得のできるクリニックを選びましょう。

施術を受けるかチェックする場合「症例数」を確認する人は多いです。症例数はこれまでクリニックで行なってきた整形手術の件数ですが、件数だけをチェックするのではなく、自分の行う施術や理想に近い状態や同じような状況の人がいないか、確認しておきましょう。

施術を受ける場合、特に切開を要する施術に関しては、内容を必ず確認して理解しておきましょう。同じ「鼻尖形成」手術でもクリニックによっては切る・切らないなどの違いや手順が異なるからです。自分の希望に沿った手術内容かどうか必ずチェックしてください。

イメージ通りの施術も大事ですが、顔のバランスにあった鼻のデザインや手術方法を、経験豊富な医師から提案される場合もあります。自分の理想と医師のアドバイスを照らし合わせながら、納得のできる状態にして受けるのも1つの方法です。

鼻の整形手術をするにあたり、気になったり心配になる部分もあるかと思います。ここでは一般的な疑問についてチェックをしていきましょう。

美容目的で鼻を高くしたり・形を整えるなどの整形は自由診療となり、保険が適用にはなりません。事故やけがなどの後遺症などによって鼻が曲がったりつぶれてしまったりした場合や、生まれつきの歪みなどの場合については、形成外科で保険適用の手術が可能です。

ヒアルロン酸は、鼻を高くしたり鼻筋を通すための施術に向いています。小鼻を小さくするためヒアルロン酸注射をするのは向いていません。

鼻筋を通して小鼻を目立たせなくするのは向いていますが、ヒアルロン酸は継続的な使用が必要でです。短期間で元に戻ってしまうので、ヒアルロン酸だけで小鼻を小さくするのは難しいです。

鼻の施術でより目になる可能性はありません。しかし、寄り目に見えてしまう場合があります。理由として、鼻筋がないと離れ目に見えてしまうので、施術によって鼻筋ができると、目が寄った感じに見えてしまいます。