通勤用電動自転車のおすすめ14選！アシスト力があり坂道に強いモデルも

自転車通勤が、近年のコロナ禍で注目されています。電動自転車なら、長距離や坂道でも疲れ知らずでより快適に通勤でき、運動不足の解消にもなって一石二鳥です。

しかしこれまでの電動自転車はシティータイプが一般的でしたが、最近はスポーツタイプ・ミニベロタイプもあり、メーカーや価格もさまざまでどれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、通勤におすすめの電動自転車を紹介していきます。電動自転車の選び方や、おすすめメーカー・商品、バッテリーを長持ちさせるコツなども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

電動自転車は、自転車をこぐ際に電動モーターがその力をアシストしてくれ、長距離移動や急な登り坂でも軽い力でラクにこげます。電力を使用するため大型バッテリーを搭載し、数日おきに家庭用電源での充電が必要なのが一般的な自転車との違いです。

原動機付自転車には当てはまらないため免許不要で気軽に乗れ、防水仕様で雨の日でも運転できます。

電車・バス通勤は車内混雑や遅延が頻繁に起こり、特に雨の日は傘が服に触れて濡れてしまうなど不快を感じている方は多いと思います。自転車通勤なら感染対策も万全で、混雑や渋滞に巻き込まれず通勤可能です。

会社まで遠い場合、普通の自転車だとこぐのに疲れてしまいますが、こぐ力をアシストしてくれる電動自転車なら坂道も座ったまま軽い力でラクに登れます。電動自転車は、長距離でも疲れ知らずでこげて、毎日の通勤を快適にしてくれる便利アイテムです。

帰宅途中にスーパーなどで買い物をしたり、長時間荷物を背負うと疲れてしまうという方は、カゴ付きのシティタイプを選びましょう。前カゴだけでなく、後ろにも大きいカゴを取り付けられるので、荷物の多い方におすすめです。

カゴが不要でとにかく軽快に走りたいという方には、車体が軽くて走行性能にも優れたスポーツタイプがおすすめです。スポーツタイプは爽快感のある気持ち良い走りができ、アシストが利かない速度になっても車体が軽いのでスピードを維持できます。

ただし、乗車時に後ろから足を回さないと乗れないため、スカートをはく方には不向きです。

見た目のかわいさ・おしゃれさを求めるなら、ミニベロ・折りたたみタイプを選びましょう。小回りがきいて取り回しやすく、背の低い方や力のない女性にもおすすめです。また、折りたたんで電車で持ち運べるので、休日に電車の乗せて移動先でサイクリングが楽しめます。

ただし、鉄道会社ごとに持ち込める荷物の規定が違うので、持ち込む際には規定を確認するようにしましょう。

身長や体格に合った自転車を選ばないと、運転や取り回しがしづらかったり、バランスを崩して転倒するリスクが高まります。試乗させてもらえるようなら、実際に乗ってみて運転のしやすさや足付きの良さなどを確認しておきましょう。

会社まで10km～15kmなど通勤距離が長い方は、バッテリー容量を必ずチェックするようにします。満充電でどのくらい走れるかを確認し、自宅から会社まで余裕で往復できる容量のバッテリーを積載している自転車を選びましょう。

駐輪場によっては、屋根がないところもあります。通勤で屋根のない場所に駐輪しなければならない場合は、雨ざらしになってもサビにくいステンレス・アルミ素材の自転車がおすすめです。

金属パーツがサビると走行性が悪くなったり腐食して破損する恐れがありますが、その点サビにくい素材の自転車を選んでおくと安心です。

突然パンクに見舞われると、通勤に支障をきたし遅刻の可能性も出てくるため、通勤用にはノーパンクタイヤの電動自転車がおすすめです。

一般的なタイヤチューブは中が空洞のためクギなどを踏むとパンクしてしまいますが、ノーパンクタイヤはジェルやウレタンが注入されていて空洞がないため、走行中に異物を踏んでパンクする心配がありません。

走行中のチェーンの金属音が気になる方、近くに自転車屋がなくあまりメンテナンスに行かれない方にはベルトドライブの自転車がおすすめです。

金属チェーンの代わりに、ガラス繊維など強度の高い素材でできたベルトでタイヤを駆動します。そのため走行中の音がとても静かで、チェーンのように切れる心配がありません。

スムーズに加速したり、快適な走行性を求めるなら変速ギア付きの自転車を選びましょう。変速ギアがあると軽い力でこぎ出せて、徐々にギアを上げてスピードに乗っていけます。

変速ギアがなくても十分なアシスト力はありますが、坂道が多い場合などは変速ギア付きだとよりラクに走行可能です。

通勤途中に保育園などに子どもを自転車に乗せて送迎するなら、チャイルドシートが取り付けられるかどうかをチェックしておきましょう。シティタイプ・ミニベロタイプでは、取り付け可能なモデルも多く販売されています。

前輪はモーター、後輪はベルトドライブの両輪駆動で力強く走行できます。走りながら充電される「回復充電」搭載で、充電回数を減らしてバッテリー寿命を延ばせるので長く愛用可能です。

左ブレーキをかけると前輪モーターでブレーキをかける「モーターブレーキ機能」や、タイヤが空転すると電動アシストのパワーを抑える「スリップ制御機能」など、安全に配慮した機能を多く搭載しています。

電子キーをバッグに入れたままでも、自転車の電源ボタンを押すと電子キーと後輪ロックが相互認証して自動開錠する「ラクイック」搭載モデルが便利で人気です。また、急速充電に対応した小型バッテリー搭載で、時短で充電できるのも嬉しいポイント。

スタンドを立てるとハンドルが自動的に固定されふらつきを防止する「スタピタ」など、機能性と安全への配慮を両立しています。

あると便利な時計表示や、暗くなると自動でライトが点灯するなど充実した機能が魅力です。スタンドをかけると同時にハンドルロックがかかったり、駐輪時にふらつきを抑える機能など安全への配慮も万全です。

またぎやすい低床モデルもあり、高齢者の方も安心して快適に使用できます。

充電回数が増えるとバッテリー寿命が縮まるので、なるべくバッテリー残量を減らしてから充電しましょう。ペダル負荷が大きいとバッテリーをより消耗するので、走り出しは軽いギア、スピードが出てきたら重いギアに切り替えて負荷を減らしましょう。

また、空気の抜けたタイヤも走行がスムーズでなくなりバッテリーを消耗するので、時々空気圧をチェックするようにします。バッテリーが冷えると能力が低下するので、寒い季節は帰宅後にバッテリーを外して室内に置いておくのがおすすめです。

• 充電回数を減らす
• 変速ギアを上手に利用する
• 空気圧をチェックする
• 寒い季節は室内で保管

電動自転車を購入したら、防犯登録・自転車保険加入も忘れずに行いましょう。自転車での事故も車やバイクと同様に高額な賠償金が発生するため、自転車保険加入の義務化が全国の自治体に広がってきています。

屋外に駐輪する場合は、愛車を盗難や汚れから守るためにバッテリーロックやカバーの使用がおすすめです。カバーは、U字ロック用の穴が開いているタイプだとより防犯効果を高められます。

電動自転車なら、満員電車のストレスから解放されウイルス感染の不安もなく通勤可能です。この記事を参考に自分に合った電動自転車を選んで、快適通勤を手に入れましょう。