【最強】アシスト力が高い電動自転車のおすすめ21選｜坂道に強いメーカーも紹介

通勤時の電車・バスといった密集・密接空間を避けるため、新たな交通手段として自転車のニーズが高まっています。中でも注目されているのがアシスト力の高い電動自転車で、女性や中高年層を中心に大人気です。

登坂やペダルの漕ぎ出し時に少ない力で大きな推進力を得られ、チャイルドシート搭載タイプでも楽に進めるので育児中の方にもおすすめ。最近ではデザインのおしゃれなものも多く、かっこいいスポーツタイプも登場しています。

以上を踏まえ、本記事はアシスト力が高い電動自転車の選び方・坂道に強いメーカー・おすすめ商品21選をご紹介します。メーカーごとのアシスト力の違いを知る方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

アシスト力が高い電動自転車の主なメリットは、少ない力で大きな推進力を得られる点です。特に漕ぎ出し・登坂時のように、ペダリングに大きな力を要する場合に役立ちます。

たとえば通勤・通学経路に坂道がある場合や、力の弱い高齢者が運転したい場合などにおすすめ。またチャイルドシートを取り付けた「子ども乗せタイプ」なら、幼児を乗せて運転する場合にぴったりです。

電動自転車のアシスト力は道路交通法によって基準が定められています。アシスト力の基準は下表の通りです。

主な特徴として、時速10kmまではペダリングに対して2倍のアシスト力が得られます。アシスト力は時速10kmを超えると少しずつ弱まり、時速24km以上になると消失します。

結論から述べると、アシスト力を高めるための改造は「技術的には可能」です。ただしリミッターを解除した電動自転車で走行する行為は違法であり、時速24kmの段階でもアシストが働く車体は道路交通法違反に当たります。

また速度だけでなく、道路交通法で定められたアシスト比率をオーバーする調節もNGです。以上の理由から、電動自転車の改造行為は避けましょう。

電気自転車のアシスト力は用途・目的に応じた強度が必要です。たとえば平地に走る場合に求められるアシスト力と、坂道を登る際に求められるアシスト力は異なります。居住地近隣の路面状況や通勤・通学経路などを考慮の上で判断しましょう。

14～18インチは小径車・ミニベロと呼ばれるサイズです。小回りが利き、短い区間をおしゃれに乗りこなしたい方にぴったりです。スピードを出すためにはたくさん回転させる必要があるため、長距離走行には不向き。買い物・街乗り用といった身近な用途におすすめです。

20～24インチはある程度の小回り性能・走行性を備えたバランス型です。車体も比較的軽いため女性や高齢者に人気があります。大きすぎず小さすぎずのサイズ感のため子供乗せタイプの多くに採用されており、特に前後両方のシートに幼児を乗せる場合に最適です。

26インチ以上はスピード・走破性を求める方におすすめです。小回りが利きにくい反面、直線的な動作が得意で長距離走行の用途に適しています。長距離サイクリングを想定する場合は変速ギア・アシスト調節機能付きのタイプを選びましょう。

バッテリー容量はパックにキープできる電気量を表します。バッテリー容量の大きい個体ほどたくさんの電気を蓄えられるため、充電のサイクルも少なく済みます。一般的に容量の大きいものほど価格は高く、重量も大きめ。普段の走行距離を考慮し、用途に合ったものを選びましょう。充電の所要時間も要チェックです。

変速機能は専用のギアを利用してクランクの回転に必要な負荷の大きさを調節することにより、車体の走行スピードを変化させる仕組みです。ギアを軽くすれば少ない力でペダリングできる一方、ギアを重くすればわずかの回転で大きな動力を生み出せます。

変速機能の有無・ギアの段数については、電気自転車の用途や普段の経路に合わせて判断しましょう。

折りたたみ式の電動自転車は車に積み込む場合や、駐輪場のない住環境におすすめです。車載しておけば旅行先や緊急時などに役立つほか、駐輪場のない住居でも折りたためば玄関付近で保管できます。注意点としてバッテリーが取り付けられている分、重量は一般の自転車より大きいです。

自転車を使い続けるにはメンテナンスが欠かせません。特に電動自転車は専門性が高く、自力では対応できない部分も多いです。上記を踏まえ、保証・アフターケアの充実している商品を選びましょう。海外メーカー製の電動自転車を選ぶ場合は、日本語でのサポート体制が整備されている商品がおすすめです。

ブリヂストンはさまざまなスタイルの電動自転車をラインナップするメーカーです。看板モデルのアルベルトに電動アシスト機能を搭載した「アルベルトe」のほか、子ども乗せ自転車「ビッケ」、グッドデザイン賞を獲得したクロスバイクの「TB1」などが人気を集めています。

パナソニックは、ブリヂストンに次いで豊富なバリエーションの電動自転車をラインナップしています。ママチャリスタイルの人気モデル「ビビ」のほか、子ども乗せモデル「ギュット」、通学向けの「ティモ」などが有名。ダブルサスペンション搭載の本格MTB「XM-D2 V」も話題作です。

ヤマハは自動二輪製造で培ったノウハウを活かし、優れたアシスト性能に強みを持つメーカーです。公式HP上では代表作「Pas」シリーズのモデルをアシスト力の高い順にランキング形式で紹介しており、坂道に強いメーカーとしても注目を集めています。

サイクルベースあさひは全国に約500もの店舗を展開する、日本最大規模の自転車専門店です。自社ブランド品に強みを持ち、アフターサービスにも定評があります。電動自転車ではオリジナル商品「オフィスプレスe」「エナシス」などが人気。オフィスプレスeはグッドデザイン賞を獲得したヒット作です。

海外メーカー製の電動アシスト自転車には少なからずリスクがあります。日本メーカー製と比べると安全面の危険性だけでなく、品質面の不安も少なくありません。海外メーカー製品を購入する場合は仕様・説明を熟読し、信頼性の高いものを選びましょう。

道路交通法上、電動アシスト自転車は時速24kmまでと規定されています。しかし海外メーカー製品は日本の道路交通法を想定していないものが多く、法律に抵触するおそれがある上にスピードが出過ぎるため要注意です。

目安のひとつとして、TSのマークに注目する方法があります。TSマークは国家公安委員会が認定した自転車に付与されるシールで、道路交通法等に適合した商品であることを表すものです。電動アシスト自転車においても有効なので、参考にお役立てください。

アシスト力の改造については、時速24kmを超えてもアシストできるような改造は違法です。人の力とアシスト力との比率は下記のように制限されています。

• 走行速度が時速10km未満の場合、最大1:2
• 走行速度が時速10km以上24km未満の場合、速度が上がるにつれてアシスト比率が減少
• 走行速度が時速24km以上の場合、アシスト力は0

また、ペダルを漕がなくてもモーターのみで走行できるようなものは「原動機付自転車」に該当します。原動機付自転車の運転免許証の携帯が必須ですし、ナンバープレート・方向指示器・制御灯などを装着せずに公道を走行すると道路交通法違反になるため気をつけましょう。

多くの電動自転車は雨の日に乗っても問題ありません。特に日本メーカー製の電動自転車はバッテリー・モーターといった主要パーツに生活防水の規格をクリアしたものを採用しているほか、手元スイッチ・ライトなども防滴仕様のものが多いです。

とはいえ、雨ざらしの状態が続けば劣化は早まります。特に駐輪スペースに屋根がない場合は雨天時を想定し、雨よけカバーをかけて保管するのがおすすめです。

メーカーごとのアシスト力を把握するには、直接体感する以外に有効な手段がありません。同一メーカーの商品であればある程度比較しやすい一方、異なるメーカー間のアシスト力を客観的に比較・評価するのは困難です。

現実的な方法としては、専門店で異なるメーカーの商品を試乗・比較するのがおすすめ。アシスト力・乗り心地といった違いを肌で感じられます。

電動自転車は外出のハードルを下げてくれる素敵なアイテムです。バイク・原付よりも買い物に適しており、車よりも小回りが利くメリットも見逃せません。本記事を参考に、ぜひアシスト力が高い電動自転車で街に乗り出しましょう。

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