【立ち耳はかわいい？】立ち耳修正が可能な形成外科・美容整形外科10院！【費用は？保険適用？】

立ち耳とは耳の軟骨が未発達のため、耳が側頭部を離れて前を向いています。耳が横に張り出るため、顔を正面から見たとき耳が目立ってしまい悩む方も少なくありません。

【医学的に立ち耳と判断される耳】

側頭部に対し耳の角度が30~40度以上ある状態

生まれつき「対耳輪」と呼ばれる部位が小さい・形成されていないため、カップのように見えるといった理由から、カップ耳やコップ耳とも呼ばれます。

耳が大きく見える、耳だけ目立つといった理由で立ち耳をコンプレックスに感じる人がいる一方で、立ち耳の芸能人への憧れや、親しみがある・かわいらしいと感じ「立ち耳になりたい」といった意見も存在します。

立ち耳ではない人が立ち耳にするのは可能ですが、あまり一般的ではありません。どうしても立ち耳になりたいのであれば、耳の形成治療が得意な整形外科に相談しましょう。ただし、この場合は自由診療となるため保険適用外で高い費用がかかります。

立ち耳整形手術の方法・ダウンタイム・効果について解説します。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。大まかな流れや詳細をしっておけば、カウンセリングのときに何を質問すればいいかも見えてきます。

立ち耳修正の方法は、まず耳の裏側を切開して縫合により縫い縮め固定します。縫合によって耳介軟骨を形成し、耳を寝かせた状態に矯正する施術です。耳の状態や形状によっては手術方法が変わる場合もあります。

クリニックによっては、切開せず糸を使う埋没法のみでおこなうクローズド法などの選択肢も用意されています。自分の希望とリスクを知った上で施術を受けるのがベターです。

立ち耳修正手術におけるダウンタイムは、個人差はあるものの腫れは一週間程度、内出血や赤みは数日程度です。手術後は入院不要なので日帰り手術が可能です。5日~1週間後には抜糸のために通院します。

耳の後ろ側を切開するので、傷跡は正面からはわかりません。また、術後はよく見ると傷跡がわかりますが、次第に手術箇所はほとんど目立たなくなっていきます。

切開する立ち耳修正手術は糸で縫い縮め固定するので、一度手術を受ければ基本的に元に戻りません。切開せず糸のみで行う埋没法の場合は、後戻りする可能性があります。手術方法でも効果が変わるので、どちらがいいかよく考えてから施術をきめてください。

立ち耳修正手術は、保険適用の場合と保険適用外の場合で費用が変わるので注意が必要です。また、手術の内容や方法はそれぞれの耳の状態によって異なりますし、クリニックによって料金にも差があります。保険適用と保険適用についてそれぞれに見ていきましょう。

立ち耳修正手術で保険が適用されるのは、日常生活に支障をきたす場合です。耳が外側に広がっている状態では、マスクやメガネがかけられない、かけてもずれやすいといった状態です。メガネを掛けないと見えない場合は生活に支障をきたすので、保険適用となります。

子どもの学校給食当番や、感染予防対策など必要に応じてマスクを着用しばければいけないシーンもあります。マスクができないために生活に支障をきたすようであれば、これも保険適用です。

立ち耳であっても生活に支障はないが、見た目のコンプレックスを解消したいといった理由では、美容整形扱いとなるので保険適用外です。

また、生活に支障をきたすために立ち耳修正手術を受ける前提があっても、美容整形外科で手術した場合には、状態によっては保険適用外手術となる可能性があるので注意してください。

ここでは、立ち耳への憧れとコンプレックスの原因についてそれぞれに解説します。

▼立ち耳メリット

• かわいい
• 個性的
• 小顔に見える
• 顔が明るく見える

立ち耳はかわいらしい印象を与えることや、個性的な芸能人への憧れから立ち耳になりたいと思う方もいます。立ち耳がコンプレックスの方がいる一方で、見た目にメリットがありいい印象を与える耳でもあります。

▼立ち耳コンプレックス・悩み

• 耳が目立つ
• 顔が大きく見える
• 耳を隠すため髪型が限られる
• メガネやマスクが外れやすい

立ち耳の悩みは実際に日常生活に支障が出るケースもあるため、見た目だけのコンプレックスではないのも悩みの原因です。

立ち耳の芸能人に憧れて一時の感情で手術を受けると後悔する可能性もあるので、立ち耳になりたいと思う方は後悔しないかよく考えましょう。どうしてもやってみたいのであれば、埋没法を試してみるのも手です。埋没法は後悔した場合でも元に戻せます。

立ち耳修正は保険適用での整形が可能ですが、それでも数万円かかります。また、クリニックによっては、保険適用となる手術は受けられないなど対応が異なるので注意しましょう。

人気=実績や効果ある場合もあります。しかし、人によって状態が異なります。失敗しないためにも自分に合った施術方法を提案してくれるクリニックを選びましょう。カウンセリングは無料で受けられるところが多いので、まずはカウンセリングで対応などを比べてみるのも手です。

いくつかのクリニックでカウンセリングを受けてみて、自分の希望に沿った提案をしてくれるか、共感してくれるかなどを考慮して決めると自分にあったクリニックを見つけやすいです。コンピューターシミュレーションなどで、具体的なイメージを確認でるかも確認しましょう。

基本的に立ち耳修正手術は日帰りで受けられ、術後の抜糸で1度通院が必要な程度です。しかし、万一のトラブルで急遽受診する際、アクセスがいいと便利です。

クリニックを選ぶ際は、通いやすさにも注目しましょう。カウンセリングでクリニックの雰囲気や対応なども要チェックです。クリニックによっては、スケジュールがあえばカウンセリング当日の施術も可能な場合があります。

どんなに腕のいいドクターの施術でも、「100%安全であり絶対に失敗しない」とはいいきれません。立ち耳修正手術自体は成功しても、仕上がりがイメージと違っていれば、後悔する可能性もありますし、人によっては副作用が長引くケースもあります。

失敗した際の対応や、想定外のトラブルがあったときに安心できるよう、アフターフォローやサービスの有無も確認しておきましょう。カウンセリングで納得できなかったり、不安が残ったりした場合は、カウンセリングだけで断っても問題ありません。自分が納得して受けられるかが大切です。

立ち耳修正手術は切開する方法と切開しない埋没法があり、それぞれにダウンタイムは異なります。切開法でも術後の腫れ具合は個人差があるため、思っていた以上にダウンタイムが長引く可能性も考えておきたいところです。

施術を受ける前に、もう一度ダウンタイムについてきちんと理解できているか確認してください。不安な場合は、カウンセリングのときに納得行くまで説明してもらいましょう。

切開するた立ち耳修正手術では、大体1週間程度のダウンタイムを想定します。局所麻酔で行うため手術当日にシャワーも浴びられますが、仕事や旅行などの予定は抜糸が終わるまでは控えましょう。

仕事や旅行の予定がかぶらないよう、手術受けてからダウンタイムまで、スケジュールには余裕を持っておくと安心。有給を取ったり、週末を利用したりするのもいい方法です。局所麻酔なので術後は普通に生活できますが、可能であればスケジュールは空けておきましょう。

クリニックによる違いはありますが、一般的に立ち耳の整形は局所麻酔で行われます。よって手術中は無痛です。術後は痛み止めで痛みをコントロールするので、痛みについては心配ありません。不安な場合はカウンセリング時に医師に相談しましょう。

立ち耳が先天性による耳の変形で生活に支障をきたす場合は、保険が適用されます。ただし、生活に支障がなく見た目を気にして手術を希望する場合は、自由診療となるので保険適用の対象以外となるケースがほとんどです。

腫れには個人差があるので、人によっては術後数日~1週間程度腫れる可能性はあります。しかし、耳の後ろなので髪の毛で隠せば気づかれにくい位置です。髪が短い方は治療部位を圧迫しない程度に帽子やヘアバンドで隠す方法もあります。

立ち耳のコンプレックスを解消したい場合は、戻らない切開法が適しています。しかし、切開するのに抵抗がある場合は、埋没法を試すのも手です。埋没法は切開法よりも戻りやすい傾向がありますが、戻らないケースもあります。抜糸も不要でダウンタイムも短いのはメリットです。

立ち耳整形は片耳だけでも可能です。片耳だけが気になる場合は、両耳のバランスを見ながら行います。後からもう片耳の手術も可能です。ただし、クリニックによっては、両耳よりも片耳だけの場合は割高になる場合があるのが留意点です。費用もよく確認しましょう。

手術可能な年齢はクリニックによる違いもありますが、医学的には5~7歳であれば手術は可能です。

子どもが立ち耳をコンプレックスに感じていて、精神的なケアが必要な場合は手術をする選択肢もあります。ただし、本人にその意思があるのが前提です。さらに、術後のアフターケアなども理解する必要があります。

耳たぶの大きさは耳垂縮小術で変えられます。耳垂縮小術とは耳たぶの良便な箇所を切除して小さくする方法です。

逆に耳たぶが小さい人は耳垂増大術で大きくできます。耳垂増大術には切る方法と切らない方法があります。耳たぶの大きさを変えたい人は、自分に合った方法を探してみてください。

尖った耳や折れた耳に悩んでいる方は美容整形を検討しましょう。耳の形を治す整形にはスタール耳修正・折れ耳修正などがあります。スタール耳とは尖った耳を指し、「エルフ耳」「悪魔耳」とも呼ばれ先天性の耳の奇形です。

立ち耳の整形はクリニックによって施術方法の違いはありますが、大抵の場合は耳の後ろを切開し縮めてから固定します。術後のダウンタイムは生じますが、後戻りはほとんどありません。コンプレックスに悩んでいる方の選択肢のひとつです。後悔しないためにも、自分にあうクリニックを選んでください。