赤ちゃん用洗濯洗剤おすすめ15選｜ナノックス・アタックは大人と一緒に使える！

デリケート肌の赤ちゃんが着る衣類には、刺激が少ない洗濯洗剤がおすすめです。大人より肌のバリア機能が低い赤ちゃん用に、各メーカーから赤ちゃん用洗剤が販売されています。なかには大人と一緒に使える洗濯洗剤もあるので、ライフスタイルに合わせて選びのがおすすめです。

しかし、赤ちゃん用洗剤はピジョンやコンビなどの育児メーカーだけでなく、さらさ・arau(アラウ)・アタック・スーパーナノックスなど多くの商品があります。成分・香り・汚れ落ちなど、それぞれ特徴が異なるためどれがいいか迷う方も多いです。

そこで今回は赤ちゃん用洗剤を選ぶコツと、おすすめの商品をピックアップしてお届けします。大人と一緒に使える洗剤・いい匂いのもの・いつからいつまで必要なのかも紹介しているので、赤ちゃん用洗剤はいらないと思っている方もぜひ参考にしてみてください。

「赤ちゃん用洗剤はいつまで使えばいい？」と悩む方は多くいます。赤ちゃん用洗剤を使う明確な期間はありませんが、6ヵ月～1歳頃を目安に切り替えている方が多いようです。赤ちゃんの肌質によっても異なるため、何も問題がなければ早めに大人と一緒の洗剤に切り替えても問題ありません。

しかし、とくに肌が敏感な生後1ヶ月の新生児期は、赤ちゃん用洗剤を使用するのがおすすめです。また化粧品や汚れが付いた大人用の衣類は刺激が強いため、分けて洗うようにしましょう。

人気洗濯洗剤ブランドのアリエールを展開するP＆Gのおすすめ商品は「さらさ」です。赤ちゃん・敏感肌・アトピー肌など、デリケートな肌質の方向けにアリエールブランドから発売されました。「大人と一緒に使いたい」といった方に支持されており、赤ちゃん用洗剤としても高い知名度を誇ります。

蛍光剤・着色料・漂白剤は使用せず、オーガニック酵素により黄ばみや黒ずみを落とす洗浄力が魅力です。

洗浄力に優れたアタックや、おしゃれ着洗剤として有名なエマールを販売する花王は、洗浄力の高さが魅力です。赤ちゃん用洗濯洗剤はありませんが、アタック・エマール・ビーズなど蛍光剤不使用の商品が多くラインナップしています。

またアタックZEROは洗剤が溶けやすく、すすぎ残しゼロにこだわっているため、赤ちゃんへの刺激も軽減できるのが魅力です。

消臭・抗菌力も求める方には、ライオンが販売するスーパーナノックスも人気です。蛍光増白剤不使用となっており、肌への刺激を抑えられます。また赤ちゃんのミルク・食べこぼしによる汚れや、ウンチ汚れといった頑固な汚れに強く、親の負担を軽減できるのも魅力です。

消臭・抗菌効果もあるため、大人の衣類と一緒に洗うのが不安な方にも選ばれています。

赤ちゃん用洗濯洗剤の代表でもある「アラウ」シリーズは、天然ハーブ配合の無添加せっけんです。合成界面活性剤・蛍光剤・漂白剤・着色料・保存料・合成香料を使っていないため、肌がデリケートな赤ちゃんにも安心して使えます。

さらにアラウベビーにはアロエエキスも配合されており、手洗いの回数が多い乳児期にピッタリです。香りが苦手な方も使いやすい無香タイプも販売されています。

ドラム式洗濯機を使用している方や、節水を重視する方には液体タイプの赤ちゃん用洗剤がおすすめです。洗剤が溶けやすいため、水量が少ないドラム式洗濯機にも適しています。すすぎ1回でOKなタイプは、節水＆時短効果が得られるのもメリットです。

冬の冷たい水でも溶けやすいため、赤ちゃんの肌を刺激する洗剤残りのリスクを軽減できます。

洗浄力を重視するなら、昔ながらの粉末タイプがおすすめです。赤ちゃんの衣類に付いたミルクや離乳食、ウンチ漏れなどのにおいや汚れにも効果を発揮します。においや皮脂汚れが気になる場合には、弱アルカリ性の洗剤を選んでみましょう。

ただし粉末タイプは水に溶けにくいため、赤ちゃん用衣類はいつもより1回多くすすぐか、溶かして入れるのがおすすめです。

手を汚したくない・手軽さを重視したいなら、軽量や詰め替えの手間がないジェルボールタイプがおすすめです。産後少しでも休みたいママにも人気が高まっています。ただし、細かい量の調整ができないため、洗濯物の量が少ない場合にはコスパが悪くなるのがデメリットです。

また赤ちゃん用洗濯洗剤の種類も少ないため、ドラッグストアではさらさのような一部商品しか陳列されていません。

合成洗剤は「合成界面活性剤」が使用されており、ドラッグストアでも多く目にする最もポピュラーな洗剤です。水に溶けやすく、汚れが落ちやすいメリットがありますが、なかには肌への影響が心配な蛍光剤・漂白剤・香料などの添加物が含まていているものもあります。

赤ちゃん用の洗剤を選ぶ際には、皮脂刺激性が低い「アルキルグリコシド」が主成分となっているか、添加物が含まれていないかをチェックしましょう。

昔ながらの洗濯石けんを使用した洗濯洗剤には、合成界面活性剤が含まれていないのが大きなメリットです。天然由来の界面活性剤を使用しているため、肌や環境に優しくなっています。ただし合成洗剤に比べ溶けにくく、価格が高めの商品が多い傾向です。

石けん成分が多い洗濯洗剤は、石鹼カスにより洗濯槽が汚れやすくなるため定期的な掃除が必要になります。

デリケートな赤ちゃんの肌にできるだけ刺激を与えないよう、蛍光増白剤・着色料・合成香料不使用のものを選びましょう。これらの成分は衣類に残留した場合に、肌トラブルの原因となる場合があります。

香りを付けたい場合には、ハーブやアロマオイルなどの天然香料を使用した商品がおすすめです。衣類のシミや菌が気になる場合には、漂白剤を使用しましょう。漂白剤を使用した後は入念なすすぎが必要です。

湿疹・かぶれ・アトピーなどの気になる肌トラブルがある赤ちゃんには、「皮膚刺激テスト済み」「アレルギーテスト済み」と記載された商品を選ぶのがおすすめです。どの赤ちゃんにも肌トラブルが起こらないとは言えませんが、少しでも刺激を減らしたいならチェックしておきましょう。

頻繁に使用する赤ちゃん用洗濯洗剤は、できるだけコストを抑えたいと思う方も少なくありません。商品によっては洗濯1回あたりの費用が、100円以上も差があるものもあります。出産後は支出が多い時期でもあるため、できる限りコストがかからない洗剤を選びましょう。

商品価格だけでなく、内容量や1回あたりに使用する洗剤量を確認するのがおすすめです。

赤ちゃん用洗剤の香りや汚れ落ちなど、実際の使用感を知りたい場合には購入者の口コミをチェックするのがおすすめです。Amazonや楽天の商品口コミや、個人ブログの意見も参考になります。成分分析をしているサイトもあるので、気になる商品名+成分で検索してみましょう。

離乳食初期までのゆるゆるウンチや吐き戻しの汚れには、つけ置き洗いが効果を発揮します。たんぱく質の分解物・食物繊維・色素など時間がたつほど落ちにくくなる汚れも含まれているため、できるだけ早く対処しましょう。

【洗い方の手順】

1. ティッシュで大まかな汚れを取り除く
2. シャワーで残った固形物を流す(溜めたお湯での振り洗いも可)
3. 40度以下のぬるま湯に漂白剤を溶かしてつけ置きする
4. つけ置き後は洗濯機で普段通りに洗濯してOK

赤ちゃんの衣類やスタイ・授乳ブラなどについたミルク汚れは、時間が経つと黄ばみの原因になります。ミルク・よだれ汚れは、汚れた範囲によって洗い方を変えましょう。

【部分的な汚れの洗い方】

1. 汚れの部分に液体の酵素系漂白剤を直接塗る
2. 5分ほど時間を置いたら洗濯機に入れて普段通り洗う

上記の方法はつけ置き洗いが不可となっている衣類にもおすすめです。また、広範囲の汚れはウンチ汚れと同様のつけ置き洗いを行いましょう。

赤ちゃん用洗濯洗剤はどれを使用するにしても、指定回数より多めにすすぐのがおすすめです。大人の肌には問題がなくても、デリケートな赤ちゃんの肌には少しの残留成分が刺激となる場合もあります。とくに生後1ヶ月までの新生児期は入念なすすぎを行いましょう。

赤ちゃん用の衣類に柔軟剤を使用してもいいのか気になる方も多くいます。柔軟剤にも肌への負担を減らした商品があるので、洗濯洗剤と同様に選び方のコツを抑えて選びましょう。以下の記事で柔軟剤の選び方とおすすめ商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんの洗濯物に対する疑問で多いのが「大人の洗濯物と一緒に外に干してもいいの？」です。通常、赤ちゃんの洗濯物でも大人の洗濯物と一緒に外干ししてもOKです。梅雨の時期に家の中で洗濯物を干すと生乾きの匂いがします。これは雑菌の繁殖によるものです。

洗濯物は太陽の紫外線によって殺菌効果・細菌の増殖が抑えられます。しかし、黄砂・pm2.5・花粉が飛ぶ時期には避けた方が無難です。黄砂や花粉の飛散量は日本気象協会天気予報の媒体で発表されているため、チェックした上で外干しすると安心です。

赤ちゃんは大人より肌がデリケートで、バリア機能も低くなっています。肌に直接触れる衣類には、蛍光増白剤・着色料・合成香料などの添加物が入ってないものがおすすめです。本記事を参考にライフスタイルに合わせて、お気に入りの赤ちゃん用洗濯洗剤を見つけてください。

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