赤ちゃんに使える柔軟剤おすすめ16選｜大人と一緒に使えるものやノンシリコンも！

衣類をふんわり柔らかに仕上げたい時に便利な柔軟剤ですが、香料などが入っていて、肌に負担がかかってしまう商品も多いです。赤ちゃんの衣類には肌への負担が少ない赤ちゃんも使える柔軟剤の使用をおすすめします。

赤ちゃんの衣類にも使える柔軟剤は香料などが入っていない物やノンシリコンの商品が多く、優しい洗い上がりに仕上げてくれます。赤ちゃんの衣類だけでなく大人の衣類にも使えるので、家族みんなの洗濯が一度にできるのも魅力です。

この記事では、子供でも大人と一緒に使えるおすすめの肌に優しい柔軟剤をご紹介します。いい匂いの柔軟剤を使っていいのか、新生児に柔軟剤を使ってもいいのかなどの疑問にお答えすると共に、赤ちゃんにも使える柔軟剤の見分け方も解説します。ベビー服を洗濯する際のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

一般的な柔軟剤には、合成界面活性剤が使用されています。合成界面活性剤が洗濯後に衣類に残ると、アレルギー症状を起こしてしまう可能性があります。

衣類は直接赤ちゃんの肌に触れるので、アレルギー症状以外にもさまざまな肌トラブルを引き起こすおそれがあります。そのため、なるべく肌への負担が少ない柔軟剤を使用したいと考えるご家庭が多いです。

一般的な柔軟剤はいい香りに仕上がる商品が多いです。しかし、柔軟剤に含まれている香料は「合成香料」と呼ばれ、化学物質が多く含まれているものもあります。合成香料に含まれる化学物質はさまざまな肌トラブルの原因になりがちです。

直接赤ちゃんの肌に触れる衣類をはじめタオルや布団などは、合成香料が含まれていない柔軟剤を使用しましょう。何でも口に入れる赤ちゃんの体に化学物質が入らないよう配慮が必要です。敏感肌の方にもおすすめします。

赤ちゃんの衣類に使用する柔軟剤を選ぶ際は、赤ちゃんのデリケートな肌にも使用できる商品か確認して選ぶのがポイントです。柔軟剤は洗濯の仕上げとして使用するので、乾燥後も衣類に柔軟剤の成分が残ります。

赤ちゃん用の柔軟剤の多くは肌に優しい成分だけで作られているので、デリケートな赤ちゃんの肌を守ってくれる安心感があります。大人の服にも使用できるオーガニック処方の商品も多いので、敏感肌の方もチェックしてみてください。

赤ちゃん専用の商品ではなく、敏感肌の方も使用できるノンシリコン処方の商品も増えてきています。ノンシリコン処方の柔軟剤は、一般的な柔軟剤に比べて衣類をふっくら柔らかく仕上げてくれるので肌への負担が少ないです。

ふっくらと仕上げてくれる柔軟剤を使った衣類は肌との摩擦を防ぐ効果も期待できます。敏感肌の方はもちろん、出産後に体質が変わってしまった方や肌が弱くなった方にもおすすめです。

一般的な柔軟剤はいろいろな香りの商品があります。大人用の柔軟剤を選ぶ際はお好みの香りで選ぶのもおすすめですが、赤ちゃんのデリケートな肌には香料も刺激となります。

また、初めて使用する柔軟剤は香りがきつ過ぎると感じる場合もあり、好きな香りの柔軟剤を見つけるのはなかなか難しいです。その場合、無香料の柔軟剤であれば化学物質などの心配をする必要もありません。

柔軟剤のいい匂いが好きな方にとって、無香料の柔軟剤は物足りないかもしれません。柔軟剤に含まれる香料に抵抗がない方は香りが控えめな微香性の商品を選ぶのもおすすめです。

また、赤ちゃんの衣類に使用する場合はオーガニック処方のアロマなどを数滴落として使用する方法もあります。赤ちゃんは香りに敏感に反応してしまう場合もあるので、なるべく香りが控えめな商品を選びましょう。

赤ちゃんの衣類に使う柔軟剤は消臭効果や除菌効果のあるものがおすすめです。じめじめする梅雨の時期や黄砂などで洗濯物を部屋干しすると、菌が繁殖して生乾きの臭いが発生しやすいからです。

香りをつけるのではなく、生乾きの臭い自体をとる消臭効果や除菌効果のあるものを選ぶと部屋干しの衣類も快適に着用できます。夜洗濯するご家庭や花粉・黄砂対策として部屋干しされる方にもおすすめです。

使用している洗剤とマッチする柔軟剤を選ぶのもおすすめです。洗剤も柔軟剤も強い香りのするものを選んでしまうと、香り同士もぶつかり合ってしまいます。

香りが強めの洗濯用洗剤を使っているなら柔軟剤はあまり香りのしないものを選びましょう。そうすれば、赤ちゃんも安心して着用できます。

選ぶ際に気になるのは、やはり値段です。柔軟剤もオーガニック製品などが登場し高価な物も販売されています。しかし、洗濯物が多いご家庭では高価な製品を使っていると家計にも響きます。

ドラッグストアなどでは大容量で優れた効能を持つ、コストパフォーマンスが高い柔軟剤も販売されているのでぜひチェックしてください。容量と効能がバランス良く揃っている物を選ぶのがポイントです。

柔軟剤は、植物性タイプと動物性タイプの商品があります。動物性タイプの柔軟剤は衣類自体に油脂が残ってしまい、乾燥した後に固まってしまうので衣類が水分を吸収しにくくなってしまいます。

植物性タイプの柔軟剤は「ボタニカル柔軟剤」と記載されている商品が多いです。ボタニカル柔軟剤は植物由来の柔軟剤の意味であり、低刺激で肌の負担になりにくいです。なるべく植物由来の柔軟剤を選びましょう。

花王の『ハミング素肌おもい』は柔らかくて心地いい肌触りにこだわった柔軟剤です。柔軟成分がたっぷりで、服のチクチク感やごわつきを抑えます。柔軟成分は天然由来で、無香料なので赤ちゃんの衣類にも安心です。

また、ほのかな香りを楽しみたいなら、フローラルブーケ・オリエンタルローズの2種類の微香タイプも選べます。衣類のダメージや静電気を防止する機能もあるため、大人でも乾燥が気になる人におすすめです。

ライオンの『ソフラン』シリーズのうち、赤ちゃんの衣類におすすめなのは『ソフラン プレミアム消臭』です。消臭成分が繊維の奥まで入って消臭し、においの発生も抑えます。香りは4種類あり、いずれもナチュラルで赤ちゃん向きです。

さらに抗菌成分が配合された『プレミアム消臭 特濃 抗菌プラス』も要チェックです。においを発生させる菌の増殖を防ぎ、部屋干し時のにおいまでブロックします。赤ちゃんのお世話に忙しく、部屋干ししかできないママにおすすめです。

P&Gの『さらさ』は植物由来の柔軟成分を厳選して配合した柔軟剤です。皮膚科医の監修で肌テストも実施されているため、安心感があります。添加物をなるべく使わない点にこだわり、着色料も無添加です。

『さらさ』シリーズには衣料用洗剤もあります。こちらも肌に優しい成分にこだわり、蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加です。それでいて天然酵素配合で洗浄力も備えています。柔軟剤と合わせて使ってみるのもおすすめです。

ユニークなテレビCMで知られるネイチャーラボの『ラボン』や『ランドリン』は香りの種類が豊富です。アンバーウッディ系のラグジュアリーリラックス・フローラルグリーン系のシャイニームーンなど、こだわりの香りを選べます。

オーガニック抽出エキスを厳選して配合し、植物由来の柔軟成分を使っているので、赤ちゃん用の衣類にも使えます。お気に入りの香りに包まれながら、お洗濯の時間を楽しんでみましょう。

NSファーファ・ジャパンの『Free&（フリーアンド） 香りのない柔軟剤』は、香りが苦手な人向けの柔軟剤です。無香料なのはもちろん、他の成分にもにおいの少ない原料を使っています。加えて着色料・シリコン・抗菌剤も無添加です。

抗菌剤不使用でも、植物由来で抗菌効果もある柔軟成分を配合しているため、においの発生も防ぎます。同じシリーズには液体洗剤もあるので、とことん無臭にこだわるなら一緒に使うのがおすすめです。

柔軟剤に使用されている界面活性剤にはさまざまな種類があり、肌への負担の大きさや特徴に違いがあります。衣類に付着した界面活性剤は少量ずつ体内に蓄積されるので、界面活性剤の特性をしっかり理解しておきましょう。

柔軟剤に多く使用される「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」は毒性も弱く、柔軟作用や抗菌作用が期待できます。しかし、界面活性剤は肌が弱い方にとっては逆効果となってしまうので使用する際に確認が必要です。

「アルキルイミダゾリン型カオチン」「アミド型アルキルアミン塩」のように界面活性剤の中でも肌に優しい成分もあるので、敏感肌の方や赤ちゃんの衣類に使用する際はしっかり確認して選びましょう。

洗濯する回数が多い人は、大容量の柔軟剤を選ぶのがおすすめです。赤ちゃんは吐き戻しやよだれなどで洋服が汚れて着替えることが多く、洗濯回数が増える傾向があります。大容量タイプの柔軟剤を購入すれば、洗濯回数が増えて柔軟剤の減りが早くなっても詰め替えや購入する手間を減らせます。

また、大容量の詰め替えタイプは通常のものよりも割安になっていることが多いのでチェックが必要です。容器に入っているものとどちらが安いのか、しっかり比較してから購入するようにしましょう。

いつから柔軟剤を使ってもいいのか、実は明確な決まりはありません。新生児から使えると記載されている商品もありますが、赤ちゃんの体調を考慮しながら使用を開始しましょう。赤ちゃんの肌はとても繊細なので、刺激の少ない商品を選ぶのが大切です。

洗濯したベビー服はベビーハンガーに干しましょう。大人用のハンガーに干してしまうと衣類が伸びてしまいます。また、赤ちゃんは1日に何度も着替えるので一度にたくさんの衣類が干せる連結ハンガーはとても便利です。ぜひチェックしてください。

新生児期を過ぎても赤ちゃんの肌は想像以上にデリケートです。肌着をはじめ衣類を柔らかくしようと柔軟剤を使っていても、敏感肌の赤ちゃんなら「かぶれ」が起きたり赤くなったりする場合があります。

原因に見当がつかなくても、違和感を感じたらまずは病院で相談してみましょう。もしも「柔軟剤では？」と感じる場合は一旦使用をやめて、数枚ずつの衣類に柔軟剤を使用しながら様子をみてください。

柔軟剤は香りを楽しむアイテムとして人気ですが、含まれる成分は赤ちゃんの肌へ刺激を与える可能性があります。デリケートな赤ちゃんにも使える低刺激の柔軟剤は大人の肌にも負担が少なく、家族みんなの洗濯が一度にできるのは魅力です。家族の肌に合う柔軟剤を見つけてください。