砂糖代用品のおすすめ11選｜砂糖の代わりになるもので体にいいのは？ダイエットにも

精製した白い砂糖は、スーパーで手軽に購入できますし価格も手頃です。精製した砂糖を控えたいと思っていても、料理・お菓子作り・コーヒーに入れるなど仕方なく使っていませんか？

もし砂糖断ちしたいと考えているのであれば、代用品がおすすめです。砂糖の代わりになるものにはいくつかの選択肢がありますが、それぞれに特徴が異なり、人によっては好き嫌いもあります。

種類が多いと何を基準に選べばいいか迷ってしまう方も多いはずです。この記事では、「糖尿病にならないか心配」・「人工甘味料は体に安全か気になる」という方にもおすすめの砂糖の代用品を紹介します。おすすめ商品もたくさんピックアップしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

世の中にはおいしいスイーツや甘い飲み物などさまざまなものに砂糖が使用されています。しかし、砂糖の取りすぎは気をつけなければいけません。砂糖を摂取すると脳から幸福を感じるホルモンが分泌されるため、さらに糖分を取りたくなるという感覚を引き起こします。

また、砂糖を摂りすぎてしまうと、糖尿病やうつ病・内臓脂肪の増加や免疫力を低下させるなど多くの健康被害を引き起こす可能性が高くなります。砂糖を摂取する際には量に十分注意しましょう。

白い砂糖と茶色の砂糖の違いは製法です。砂糖を作る過程で先にできるのが白い砂糖で、白い砂糖をさらに煮詰めると茶色の砂糖になります。そのため白い砂糖と茶色の砂糖の栄養に大きな違いはありません。

黒砂糖・きび砂糖・てんさい糖は茶色の砂糖の中でもビタミン・ミネラルが豊富と言われることもありますが、栄養素を摂取するためにこれらの砂糖を選んでも大きな違いがあるわけではありません。白い砂糖も茶色の砂糖もどちらも使いすぎないことが大切です。

【茶色の砂糖の例】

• 黒砂糖
• きび砂糖
• ココナッツシュガー
• 三温糖

砂糖は種類に限らず、食べ過ぎるとカロリーオーバーになります。ダイエット中の方や生活習慣病が気になるのでカロリーを控えたいと考えている方は、低カロリーなものがおすすめです。ただし、低カロリーだからと摂りすぎれば意味がありません。適量も見極めてください。

• オリゴ糖
• アガベシロップ

健康や美容のために精製した砂糖を控え代用品を取り入れる場合は、農薬や遺伝子組み換えした原材料を使用していないかも確認しましょう。農薬が気になる場合は、有機栽培された原料を使用したものやオーガニックがおすすめです。

遺伝子組み換えについては表示されない場合もあるので、わからない場合はメーカーに問い合わせるか、はっきりと明記された商品を選んでください。

黒砂糖はサトウキビを原料にしています。サトウキビを絞り汁を煮詰めると黒い塊になるのです。流通しているもののほとんどは沖縄で生産されています。黒砂糖はミネラルが豊富に含まれておりそのままでも食べられるので、小腹がすいたときのおやつにもおすすめです。

料理に使うとコクが出ますが、色が黒くなるので料理によっては不向きな場合もあります。

きび砂糖もサトウキビを原料にしています。黒砂糖と同じくミネラルを豊富に含みますが、サトウキビの絞り汁からゴミやカスを取り除いているので、黒砂糖よりも苦味やアクが少なく食べやすいのがメリットです。まろやかで自然な甘さを感じられる砂糖です。

てんさい糖は、主に北海道で生産されている野菜の一種「甜菜」を原料にしています。使うのは根の部分ですが、砕いて煮出し糖分を抽出したものが、てんさい糖です。ほとんどクセがなく、オリゴ糖も含まれているので、いつも使う砂糖のように幅広く活用できます。

メープルシロップは、楓の樹液を煮詰めて作るシロップです。カナダ産が有名ですが、国産のものもあります。自然由来の原料を使用しているため、安心して口にできる代用品を使いたい方にもおすすめ。ポリフェノールが含まれていて、低カロリーなのも嬉しいところです。

大容量はお得感がありますが、季節によっては常温保存でカビが生える場合があります。開封後は冷蔵保存をおすすめします。

はちみつも自然由来の甘味料で、砂糖の代用品としておなじみです。ミツバチが作る天然の甘味料は、料理・お菓子作り・飲み物まで幅広く活用できます。ただし、1歳未満の幼児には乳児ボツリヌス症のリスクがあるため、小さいお子さんがいる方は注意してください。

みりんは調味料の一種ですが、モチ米・米麹・焼酎などを使用しているので、砂糖よりも控えめながら上品な甘さがあります。ただし、みりんだけで甘みを出すには多めに入れる必要があり、料理以外の用途には不向きなのが留意点です。

甘酒は、酒粕や米麹を発酵させて作りますが、米麹を使用したものはアルコール分は含まれません。酒粕を使用したものは少しアルコール分が含まれるものの、料理やお菓子作りに代用可能です。ただし、商品によっては砂糖を加えているものもあるので注意してください。

ココナッツシュガーは、名前からもわかるようにココナッツが原料です。ココヤシの樹液を煮詰めて作ります。ココナッツシュガーは、ミネラルや食物繊維が豊富で低カロリーなため、美容や健康を考えて砂糖の代用品を使いたい方にうってつけです。

米飴は、お米と麦芽を発酵させてから煮詰めたものです。主に玄米・白米・もち米が使われていますが、使用するお米によって甘みが変わります。ビタミンやミネラルが豊富で、精製した白砂糖のように体を冷やさないのがメリットです。料理の隠し味からお菓子作りまで幅広く使えます。

オリゴ糖は、単糖がつながった糖質です。善玉菌の餌になるため、腸内環境を整える効果が期待できます。もちろん、砂糖の代用品としても使えますし、くどくない甘さであっさりしていて使いやすいのも魅力です。ただし、摂りすぎるとお腹が緩くなる場合があるので注意してください。

アガベシロップは、多肉植物の一種である竜舌蘭（リュウゼツラン）が原料です。低GI食品としても知られていて、カロリーや血糖値が気になる方にもおすすめです。ヘルシーですが甘みが強く少量で済むので、コスパで選びたい方に向いています。

ナチュラル志向の方におすすめなのが、ラカントです。サラヤから発売されている商品で、中国の桂林にだけ自生するウリ科の羅漢果や、とうもろこしの発酵から得られるエリスリトールを原料としています。

ラカントはカロリーがゼロなので、ダイエット中の方にも適しています。また熱に強いので、幅広いメニューに使える点も魅力です。

パルスイートは味の素から発売されている商品です。砂糖の代用品として有名なアイテムで、愛用者もたくさんいます。パルスイートの甘味は野菜や果物に含まれているアミノ酸からとっており、糖類ゼロの低カロリーな甘味料です。

瓶入り・液体タイプなどさまざまな形態で販売されているので、ニーズによって使い分けられる点も魅力です。

砂糖の代用品に人工甘味料を使う場合は、いくつか注意したい点があります。砂糖よりも甘く0カロリーなのは嬉しいところですが、油断して摂りすぎれば意味がありません。また、脳が甘みを糖分と錯覚すると、インスリンを分泌して血糖値に影響する場合があります。

人によっては危険なので、砂糖の代用品に人工甘味料を取り入れる際は摂りすぎに注意が必要です。持病がある方や血糖値に不安がある方は、取り入れる前に医師に相談し指示を仰いでください。

白砂糖と三温糖の原材料はどちらもサトウキビやテンサイで、栄養価もほぼ変わりません。白砂糖はさとうきびから収穫した汁を抽出し、石灰乳を加え加熱したのち不純物を取り除きます。沈殿させた上澄みを煮詰め、濾過を繰り返して作られたものです。

三温糖は白砂糖を作る際に出た糖液を煮詰めて作られたものです。茶色なのは煮詰める際の加熱によって付いたもので、サトウキビの色ではありません。砂糖は茶色のものがいいと言われているのは、てんさい糖・きび砂糖・黒糖などです。つまり、白砂糖と三温糖のどちらの方が体にいいとは言えません。

砂糖の代用品を取り入れるのであれば、シュガーポットにもこだわってみましょう。おしゃれなデザインのシュガーポットに入れておけば、雰囲気も変わり楽しくダイエットや健康的な生活を目指せます。以下におすすめ商品をしょうかいするので、こちらもあわせてご覧ください。

精製した砂糖を使いたくない場合は、代用品を検討しましょう。砂糖と同じように使える代用品もありますし、用途にあわせて使い分けもできます。種類が多くどれにしていいか迷ったときは、この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしてください。

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