パルメザンチーズのおすすめ20選｜粉・塊タイプとは？保存方法や美味しいレシピも！

カルボナーラやミートソースなどのパスタや、グラタンにサラダまで、パルメザンチーズが欠かせないメニューはたくさんあります。料理のコクと香りを高める効果のあるパルメザンチーズですが、どれも同じと思っていませんか？

実は、パルメザンチーズにも種類があり、形状や産地でも風味が異なるのです。とはいえ、何を基準に選べばいいかわからないと、買ってから失敗したと後悔するかもしれません。そこで、この記事ではパルメザンチーズの選び方やおすすめ商品を紹介します。

記事の最後にはパルメザンチーズを使った簡単おすすめレシピや、大量に購入した場合の保存方法なども紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

パルメザンチーズと聞いて、粉チーズを思い浮かべる方は少なくないはずです。しかし、粉チーズ=パルメザンチーズではありません。パルメザンチーズは、イタリア産のチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」で、本来は塊をチーズグレーター（チーズ削り）で削って使用します。

現在日本で流通しているのは、アメリカを経由して日本に輸入される粉チーズです。プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加工したもので、パルメザンチーズとは違います。ただし、パルメザンチーズがないときは、プロセスチーズでも代用可能です。

パルミジャーノ・レッジャーノは、濃厚なコクと香りが特徴的です。イタリアの厳しい基準をクリアしたチーズのみが、パルミジャーノ・レッジャーノを名乗れます。本場のパルミジャーノ・レッジャーノは、2年以上熟成させるため水分が飛び濃厚な味わいになるのが特徴です。

現在日本で流通しているパルメザンチーズは。アメリカ産のものがほとんどです。イタリアの基準には満たないので、パルミジャーノ・レッジャーノは名乗れませんが、その分価格が手頃で気軽に購入できます。粉チーズとして販売されているので、使いやすいのも魅力です。

パスタやサラダ、グラタンやドリアにかけたいときは、粉タイプが便利です。粉タイプは料理のトッピングや風味づけだけでなく、離乳食にも使えますし、テーブルに置けておけば各自が好きなだけかけて使えるのも魅力です。

フレッシュな香りを楽しみたいのであれば、断然塊をおすすめします。その都度チーズグレーターで削る手間はかかりますが、削りたての香りは粉タイプでは楽しめない贅沢な香りです。チーズグレーターがない場合は、おろし金やピーラーでも代用できます。

本場の味と香りを楽しみたいのであれば、イタリア産のパルメザンチーズをおすすめします。イタリアの厳しい基準をクリアしたパルミジャーノ・レッジャーノは、チーズ好きにはたまらない香りと風味を楽しめるのが魅力です。

価格は高めですが、上質なパルメザンチーズを使いたい方はイタリア産をチェックしてください。

本場イタリアのパルメザンチーズは、独特のクセがあるのでチーズが苦手だと食べにくいと感じる場合があります。食べやすさを重視して選びたい方は、国産・アメリカ産のパルメザンチーズを選びましょう。価格も手頃なので、たっぷり使いたいときにも便利です。

パルメザンチーズをたっぷり使いたい方は、業務スーパーやコストコで大容量ボトルや大袋入りを買うとお得です。しかし、時々しか使わない場合は少量タイプをおすすめします。塊であれば正しく保存していればある程度日持ちしますが、粉タイプの場合は湿気ったりカビたりする可能性があるからです。

使用頻度にあわせて、できるだけ新鮮なうちに使い切れる量を選んでください。

パルメザンチーズがあうパスタと言えば、カルボナーラは外せません。パルメザンチーズと相性のいいパスタはほかにもありますが、カルボナーラはレシピでもパルメザンチーズをたっぷり使うのでチーズ好きにおすすめです。

【材料1人分】

• パスタ：1束（100g）
• ベーコン：60g
• パルメザンチーズ：ソース用大さじ2、トッピングは適量
• にんにく：1片
• 黒こしょう：適量
• オリーブオイル：適量
• 塩：茹でる分とソースの分適量
• 生クリーム：20ml
• 卵：1個

【作り方】

1. ベーコンは細く刻、にんにくはみじん切りにしておく
2. ボウルに卵・生クリーム・パルメザンチーズをあわせ卵液を作っておく
3. パスタはパッケージとおりに茹でる
4. フライパンににんにくのみじん切りとオリーブオイル入れてから火をつけ香りを移す
5. ベーコンを入れ焦げ目がつくまで炒める
6. フライパンにパスタの茹で汁を少量入れて混ぜる
7. 混ざったらパスタを入れ一旦火を止め卵液を入れる
8. 全体に混ざったら弱火でとろみを付ける
9. とろみがついたらお皿に盛り付けパルメザンチーズと黒こしょうをかける

シーザーサラダはドレッシングにパルメザンチーズを使いますが、仕上げにトッピングでプラスすると一層美味しくなります。市販のシーザーサラダドレッシングもいいですが、自分で作っても美味しいので試してみてください。その都度作るのでフレッシュな香りを楽しめます。

【材料（1回分）】

• パルメザンチーズ：大さじ2
• マヨネーズ：大さじ3
• ガーリックパウダー：大さじ1
• レモン汁：小さじ1
• 牛乳：大さじ2
• ブラックペッパー：適量

【作り方】

• 材料をすべて混ぜるだけ

粉状のパルメザンチーズを冷蔵庫で保存すると、湿気って固まってしまいます。基本は密閉容器や袋に入れて冷暗所で常温保存がおすすめです。ただし、夏場は常温保存はできないため、冷蔵庫で保存しましょう。

大容量で使い切れない場合は、冷凍保存でもOKです。開封後は賞味期限よりも早めに食べ切るのがおすすめです。

パルメザンチーズは料理にかけるだけで、コクと香りが増し美味しくなります。レシピに加えて本格的な味を再現したいときにもおすすめです。塊や粉状でも使い勝手は異なりますので、用途に合わせて最適なパルメザンチーズを見つけておうちご飯を楽しみましょう。

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