グラニュー糖おすすめ16選｜砂糖との違いは？人気メーカーも紹介

料理やお菓子作りでは、コクや甘みを加えるための砂糖は欠かせない調味料の1つです。砂糖にはいくつかの種類がありますが、特にお菓子作りによく用いられている砂糖が、グラニュー糖です。

グラニュー糖は一般的に「砂糖」といわれる上白糖よりも純度が高く、さっぱりとした甘さを持つ特徴があります。そのためお菓子に適した砂糖で、上白糖よりカロリーも低い砂糖です。水に溶けやすいのでコーヒーや紅茶などの飲み物に甘さを加える際にもよく利用されています。

そこで今回は、グラニュー糖の基礎知識やグラニュー糖を選ぶ際のポイント、グラニュー糖の代用品として使えるものに加えて、おすすめグラニュー糖16選を紹介します。

グラニュー糖とは、サトウキビやてんさいなどから作られる砂糖の一種です。一般的に「砂糖」と呼ばれるものは上白糖ですが、グラニュー糖は上白糖より純度が高くて粒が大きく、カロリーが低めですが価格面では上白糖より高めです。サラサラとした形状で溶けやすく、さっぱりとした淡白な甘みで風味を邪魔しないのがグラニュー糖の特徴です。

グラニュー糖は甘さが淡白なので素材が持つ風味を邪魔しにくく、料理にも使いやすい砂糖です。お菓子作りにも適しており、クッキーのようにサクッとした食感に仕上げたいお菓子に上白糖よりグラニュー糖が適しています。水に溶けやすいため、料理やお菓子作りで余った場合はコーヒーや紅茶の甘味料として使うのもおすすめです。

グラニュー糖といえばこのタイプを指すことが多い、一般的な大袋入りのグラニュー糖です。容量が多いですが最もリーズナブルで、コストパフォーマンスの良いタイプです。家庭での料理やお菓子でグラニュー糖をたくさん使う方はもちろん、コーヒーや紅茶の甘味料としても使えるので、幅広い用途で使用できます。

細粒タイプは一般的なグラニュー糖よりも細かな粒子で、さらに溶けやすいタイプです。お菓子の生地や冷たい飲み物には、細粒タイプを使うと溶け残りが少なく済みます。スティックタイプは外食で出されるドリンクにもよく使用される使い切りタイプです。スティックタイプは計量する必要がなく、飲み物に使うほか、お菓子作りで正確に計量したいときにも活用できます。

微粒子タイプのグラニュー糖は、細粒タイプよりさらに細かな、非常に小さい粒子のサラサラとしたタイプです。一般的なグラニュー糖よりも価格が上がりますが、溶けやすいのでお菓子の生地になじみやすい特徴があります。料理やお菓子に使う以外にも、お菓子のアイシングや仕上げのデコレーションにも使えるグラニュー糖です。

グラニュー糖を含む砂糖は、外国産の原料に国内で精製して販売されているものが半数以上といわれます。製造が国内だとしても、輸入原料が使用されている場合も少なくありません。しかし、一部には国産原料を使用したグラニュー糖もあります。品質や安全性にこだわるのであれば国産がおすすめなので、原材料の産地もチェックしてみましょう。

三井製糖は「スプーン印」のグラニュー糖で知られる、日本の定番グラニュー糖を製造するメーカーです。2～6gのスティックシュガーや微粒子グラニュー糖なども取り扱っており、その他にも数多くのバリエーションの砂糖製品を製造しています。安心して使える品質のグラニュー糖を選びたいなら、まずは定番として三井製糖の製品がおすすめです。

日本甜菜製糖は「スズラン印」のグラニュー糖で知られる、北海道のみで栽培されているてんさいから砂糖を製造しているメーカーです。北海道産てんさいのみを使用しているため、国産原料の安全なグラニュー糖を使いたい方に最適なメーカーです。北海道産てんさいを原料としたグラニュー糖はやさしい甘さが人気で、漂白剤も使用していないので安心して使えます。

パールエースは、製菓材料の微粒子グラニュー糖「シュクレーヌ」などを製造するメーカーです。高純度で均一なきめの細かさを持つ微粒子グラニュー糖はお菓子作り専用として作られているため、生地に均一になじんで混ざりやすくなめらかな状態にできます。ワンランク上のお菓子を作りたいときに最適なグラニュー糖として人気です。

特に大容量のグラニュー糖を購入すると、パッケージそのままでは使いづらくなってしまいます。そんな開封後のグラニュー糖の保管におすすめのアイテムが、シュガーポットです。グラニュー糖を移し替えておけば使いやすく、デザイン性の高いシュガーポットも多いので、好みのデザインを選べばキッチンインテリアのアクセントとしても使えます。

料理やお菓子作りをする際、材料は大さじ○杯、またはグラムで表示されます。グラニュー糖を使うときに注意したいのが、重量です。一般的な砂糖として使われる上白糖は大さじ1杯が9gなのに対し、グラニュー糖は12gと重量が増えてしまいます。小さじの場合は、1杯あたり上白糖3g、グラニュー糖4gとなります。

グラニュー糖を大さじで測る場合や、糖分量を正確に計測する必要がある方は、上白糖との重量の違いを知っておきましょう。

グラニュー糖がないときに代用できるものには、コーヒーシュガーや粉砂糖があります。これらの中身はグラニュー糖なので、そのままグラニュー糖と同じように使用可能です。上白糖はグラニュー糖よりもしっかりとしたコクのある甘さで多少風味が異なりますが、グラニュー糖の代用品として使えます。

しかし上白糖はグラニュー糖よりも焦げやすいので、上白糖を代用品として料理やお菓子に使う際は焦げつかないように注意が必要です。

グラニュー糖は料理やお菓子作りによく用いられ、飲み物に甘さを加えるときにも多く使われる砂糖です。グラニュー糖を上手に使うには、目的に合ったタイプを選ぶことがポイントです。今回紹介した情報を参考に、グラニュー糖を活用してみましょう。

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