ウバ茶のおすすめ23選｜世界三大紅茶のひとつ！特徴や選び方を紹介

ウバ茶はダージリン・キーマンと並ぶ世界三大紅茶のひとつです。生産地は、スリランカのウバ州の高地で、セイロンティー（スリランカで生産される紅茶）の中でも風味と香りがしっかりとした高級紅茶です。特徴的な渋みがあり、美しい水色（すいしょく）と独特な香りが魅力です。

ウバの良質な茶葉で紅茶を淹れると、ゴールデンリングと呼ばれる金色の輪がカップの縁に現れます。7～9月がウバ茶の旬で、ウバ茶の渋みが好きな方はこの時期に採れた茶葉を選ぶと好みの味のものを購入できます。

ここでは、ウバ茶の特徴・効能・選び方・おすすめ23選を紹介しますので、美味しいウバ茶を飲んでみたい方はぜひ最後までご覧になってください。

ウバ茶は、セイロンティーの中でも代表的な茶葉です。セイロンティーは紅茶の名産地のスリランカ国内で生産されている紅茶をさし、銘柄の名前ではありません。セイロンティーの中でも、ウバ茶は特に高級な茶葉として知られています。

日本でも特徴的な渋みや香り、美しい紅茶の水色が人気の紅茶です。どのシーズンに採れた茶葉の香りもバラの花を思わせる、とてもいい香りがします。

ウバ茶は、他の茶葉に比べて渋みの強い紅茶です。特徴的なウバ茶の渋みは、クオリティシーズンに収穫された茶葉に特に強く現れます。ウバ茶の渋みが好きな方は、クオリティシーズンに収穫された茶葉を選びましょう。

クオリティシーズンに収穫された茶葉は、紅茶の成分が蓄積されて豊かな香りと特徴的な渋みが引き立ちます。渋みのあるウバ茶はアップルパイなどのスイーツと相性がいいです。

クオリティシーズンに収穫されたウバ茶は、メントールの香りがする場合があります。このメントールの香りは「ウバフレーバー」と呼ばれています。この香りがするのは、クオリティシーズンに収穫された茶葉のみです。

残念ですが、このメントールの香りがする茶葉が収穫できるのは、1年のうちに数週間だけの短い期間です。なかなか出会えないのが残念ですが、とてもキレのある味わいを楽しめます。

ウバ茶の茶葉の色は茶褐色で、水色は明るい深紅色や橙色です。この水色がとても美しく、ウバ茶の魅力のひとつです。7～9月のクオリティシーズン以外の4～6月・10～11月に収穫された茶葉は、色が濃く出ます。

できればウバ茶は、クオリティシーズンの薄めの水色を楽しみたいものです。ウバ茶は他の茶葉とは確実に異なる味があるので、チャンスがあればクオリティシーズンの茶葉をぜひ飲んでみてください。

良質のウバ茶でいれた紅茶には、ゴールデンリングやコロナリングと呼ばれる金色の輪がティーカップの縁に現れます。これも、クオリティシーズンに収穫された高品質な茶葉によく現れるので、ウバ茶好きな方なら、一度は見てみたいものです。

紅茶は同じ産地と時期でも、茶葉の品質は天候に左右されるのでゴールデンリングが見られるのは、とても貴重な体験です。

ウバ茶の効能について紹介します。頭痛緩和・抗菌作用・リフレッシュ効果・疲労軽減・美容効果・利尿作用などが期待できます。紅茶にリラックス効果があるのはよく知られていますが、こんなに多くの効能があるウバ茶は、積極的に飲みたい紅茶です。

ウバ茶は、独特の香りや渋みがあるので、好き嫌いがわかれやすい種類の紅茶です。飲みやすくするには、ミルクティーにするといいです。香りや渋みが少し抑えられます。

ウバ茶のクオリティシーズンは、7～9月です。セイロンティーは通年、茶葉が収穫できますが、茶葉によってクオリティシーズンが異なります。またこのウバ茶のクオリティシーズンの中の数週間がさらに貴重な茶葉が採れる期間です。

この数週間で採れる茶葉は、特徴的な渋みと共にメントールのさわやかな香りとゴールデンリングが見られます。ウバ茶を飲むなら、クオリティシーズンに採れた茶葉から作られた紅茶を選びましょう。貴重な体験ができるかもしれません。

ウバ茶の茶葉はBOP（ブロークンオレンジペコ）がおすすめです。OP（オレンジペコ）は、乾燥茶葉の最も大きいものをさします。OPを作るときに出る小さな茶葉をBOP・さらに小さいものをファニングス・最も細かいものをダストといいます。

2～4mmの長さにそろえたBOPの茶葉が最もウバ茶の美味しさを感じられます。ウバ茶をストレートティーで楽しみたい場合はBOPがおすすめですが、見つかればOPも飲んでみてください。さらに濃い色が出て、香りも楽しめます。

ウバ茶はスリランカの高地で採れた高品質の茶葉ですが、販売されている茶葉の中にはあまり品質のよくない茶葉がブレンドされているものがあります。美味しいウバ茶を楽しみたいのであれば、スリランカ政府認可の茶葉を選びましょう。

スリランカ政府には、紅茶局があります。紅茶局で認定された茶葉のパッケージには、スリランカの国旗についているライオンのロゴがついています。ウバ茶以外の茶葉がブレンドされていないものを選ぶためには、ライオンのロゴも確認しましょう。

紅茶は一度開封してしまうと空気に触れて酸化し、味が落ちてきます。常に美味しい紅茶を楽しみたいなら、新鮮な茶葉を選びましょう。そのためには購入する際に、1～2ヶ月で飲み切れる量を購入してください。

ウバ茶だけでなくどの紅茶にもいえますが、目安としては茶葉100g程度を購入するといいです。数カ月で飲み切れる量を購入し、なくなったらまた新しい茶葉を購入して、常に新鮮な茶葉でウバ茶を淹れると香りも味も本来のものが楽しめます。

ウバ茶本来の味を楽しみたい場合は、無添加・無香料のものを選んでください。ウバ茶独特のメントール系の香りが楽しめるのは、クオリティシーズンだけです。しかし中にはウバ茶の香りを一年中香りを楽しめるように、人工的に香りをつけられたウバ茶が出回っているケースがあります。

人工的につけた香りは、やはり自然の香りにはかないません。そのため本来のウバ茶の香りを楽しみたい方は、無香料・無添加の商品をえらびましょう。

「バシラーティー」は、スリランカの紅茶メーカーです。スリランカ国内で茶葉の栽培・収穫・製品化まで、すべてを行っています。最初の摘採から1ヶ月以内で製品の茶葉を作り上げています。とても新鮮な状態で茶葉が製品化されており、厳格な管理体制の中でウバ茶が精製されています。

他メーカーとは異なり、直接スリランカから茶葉が直送されているのが大きな魅力です。

「ムレスナティー」は、スリランカの高地で栽培された茶葉のみを使っている紅茶メーカーです。世界的に有名なティーテイスター・アンスレム氏が設立した紅茶ブランドで、高いブレンド技術と天然の香料だけを使ったフレーバーティーが各国で支持されています。

ムレスナティーハウスの紅茶は、すべての製品がスリランカ政府紅茶局が認定した茶葉です。

「リプトン」は、世界的に有名なスコットランドの紅茶メーカーです。セイロンティーだけではなく、さまざまな地域の紅茶を販売しています。お茶の樹木から育て、茶葉の生産まで一貫して行っているので安定した品質のいい茶葉を生産しています。

リプトンはスリランカにも大きな茶園を所有しており、王室御用達の紅茶として知られています。伝統ある老舗の紅茶を楽しみたい方におすすめです。

美味しいウバ茶を飲むには、おしゃれなティーポットやティーカップ&ソーサ―があるとさらに気分が上がります。リラックスタイムに飲むウバ茶は、茶葉の特徴が現れるように丁寧に淹れるのが大切です。ぜひ、美味しいウバ茶で癒されてください。

以下に、おすすめの紅茶グッズをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

ウバ茶のクオリティシーズンに採れる茶葉は、メントールのさわやかな香りがして特徴的なコクのある渋みが感じられます。クオリティシーズンに採れたウバ茶を選び、ぜひ独特な風味のウバ茶を楽しんでください。あなたもおいしいウバ茶でティータイムを楽しみましょう。こちらの記事もあわせてご覧ください。