安いバターおすすめ12選｜無塩バターも！安く買うならどこ？スーパー・ドンキなど

年々食品が値上げし、食費が高くなって家計に余裕がない方も多いですよね。そんな方におすすめなのが、安い価格で買えるバターです。マーガリンと大差ない値段で手に入るので、食パンにも気兼ねなく塗れます。

安価なバターは品薄で購入しづらいイメージがありますが、通販を使えば手軽に手に入るんです。しかし、1,000円未満で購入できる安いバターにもさまざまなタイプの製品があり、商品選びで迷う方が多いですよね。

そこで今回は、安いバターの選び方のポイント・ドンキやスーパーなど安く買うことができる店舗を解説した上で、コスパに優れた市販おすすめ商品を紹介します。業務用サイズも紹介するので、ぜひチェックしてください。また、バターを長持ちさせる方法についてもお伝えします。

製造時に食塩を加えずに作った無塩バターは、有塩バターに比べて塩分が少ないのが特徴です。ただし、バターの成分である生乳自体に塩分が含まれており、完全に無塩ではないので気を付けましょう。

1%以上の塩分が含まれた有塩バターと異なり、大量に使ってもしょっぱくならないので、ケーキやクッキー等のお菓子作りに向いています。日持ちが悪く価格も高めなので、気軽に購入しづらいのがデメリットです。

加工時に1.5%程度の塩を加えた有塩バターは、無塩バターに比べて日持ちがよく料理にも使いやすいです。無塩バターと同様に、生乳からそのまま作られていてクセが少ないので、食パンにそのまま塗っても美味しく食べられます。

しかし、小麦粉に混ぜてしまうとグルテンと反応して粘りがでてしまい、食感が悪くなってしまうため、お菓子作りには向いていません。他のタイプのバターに比べて供給量が多く、価格も安いので食費を抑えたい人におすすめです。

乳酸菌を使って熟成させた発酵バターは、一般的な甘性バターと異なり、ヨーグルトのようなすっきりした芳醇な香りを楽しめます。ヨーロッパ製の商品が多いですが、最近では国産の発酵バターも出回っています。

製造に手間がかかるので値段が高いイメージがありますが、バターを発酵させたものであれば、リーズナブルな価格で購入可能です。シンプルな素材でできた料理やパンに使うことで、発酵バター本来の風味を引き出せます。

牧草だけを食べて育った牛の生乳から作られたグラスフェッドバターは、あっさりしていてヘルシーなのが特徴です。フランス等の海外産の製品がほとんどで、国内のグラスフェッドバターは希少性が高いです。

通常のバターよりも不飽和脂肪酸が豊富に含まれていて、コーヒーに入れて飲むと健康的にダイエットを行えます。牛の飼育に手間がかかるので、価格は100gあたり400～2,000円前後と高価で、1,000円未満で買える商品が少ないのが欠点です。

フレーバーバターは、トリュフ等の食材が含まれていて、普通のバターにはない芳醇な香りを楽しめます。はちみつやドライフルーツ等の甘い素材が含まれたものは、パンの上に塗って使うのがおすすめです。

バジル等の香辛料が含まれたバターであれば、料理の調味料として活用できるだけでなく、パスタのソースとしても使えます。流通量が少なく基本的にお取り寄せになるので、高級バターとして販売される場合が多いです。

伝統的な生クリーム撹拌製法では、生クリームの中に乳酸菌を入れて、時間をかけてゆっくり撹拌（チャーニング）して発酵させていきます。製造に手間がかかるので値段が高くなりますが、深いコクと爽やかな酸味が味わえます。職人が木製のチャーンで作ったものは、よりなめらかな味わいに仕上がるため、バターの風味にこだわる方におすすめです。

バター発酵製法では、出来上がったバターに乳酸菌を練り込んで、40℃程度の温度で6時間以上かけて発酵を行います。長時間チャーニングする手間が省けて価格が抑えられるので、コスパを重視する方におすすめです。生クリーム発酵製法のような深い香りはでませんが、クセが少なくあっさりした、日本人好みの味わいに仕上がります。

北海道で作られる国内産のバターは、幅広い価格帯の製品が存在し、手頃な価格で手に入る製品も充実しています。味や香りもクセがなく飽きずに食べられるので、食費を抑えたい方は国産のバターがおすすめです。

一方で、フランス等で作られた輸入品のバターは、価格の高い製品が多く、予算の少ない方には購入しづらいです。外国産のチーズと同様にクセが強いものの、深い香りやコクを持っているため、乳製品好きな方に向いています。

フランスで生産されたバターの中には、A.O.P.（原産地名称保護）ラベルが付いているものがあります。認証審査を通過したフランス産バターは、原材料と製法の品質が保証されています。ラベルが付いた商品は高価で購入しづらいですが、美味しいフランス産のバターを求めている方は、A.O.P.認証の有無もチェックしましょう。

バターを購入する際、どこが安いのか気になりますよね。安いバターは一般的なスーパーでも販売されていますが、コストコや業務スーパーであれば、購入費用をより抑えられます。ただし、一般的なバターに比べて内容量が多いため、うまく保存しながら使わないと食費がかさんでしまいます。

西友やドンキ等の大手スーパーでも、地元のお店よりも安く家庭用のバターを購入可能です。Amazonや楽天等のインターネット通販でも、訳あり品等をお得に買える場合があるので、激安バターを求めている方はチェックしましょう。

バターの賞味期限は意外と短く、日持ちする加塩バターでも、1回開封してしまうと2週間しか冷蔵保存できません。冷凍保存を行うと1か月～半年ほど持ちますが、解凍するごとに風味が落ちるので、再冷凍を行えないのがデメリットです。

冷凍を行う前にバターカッターで小分けにしておけば、解凍した直後に使い切れます。5gにカットすればパンに塗るバターとして活用でき、10gに切っておけば料理用の調味料・油として役に立ちます。

冷凍した状態であっても、バターが空気・光に触れてしまうと酸化が生じてしまい、味や風味が落ちてしまいます。酸化によるバターの劣化を防ぐためには、サランラップやジップロック等に入れて空気が触れないようにする必要があります。

小分けにしたバターをラップで包み、すき間の部分を人差し指で押して、内部の空気を抜きましょう。ラップの空気を抜いた後は、アルミホイルで包んでから、空気を抜かしたジップロックの中に入れて袋の口を閉じます。

さまざまな料理やパンに使えるバターの購入費用を節約すれば、食費の負担を大幅に抑えられます。安いバターの選び方のポイントを理解した上で、自分に合った製品を見つけて、限られた家計の中でも食生活を豊かに遅れるようにしましょう。

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