グラスフェッドバターおすすめ12選｜体に悪いって本当？どこで買えるかも解説

健康を意識した食生活に興味があるなら、グラスフェッドバターをチェックしてみてください。グラスフェッドバターは、牧草（グラス）だけをエサとして与えられて（フェッド）育った牛のミルクから作られたバターです。

ダイエットに効果的と人気のバターコーヒーの材料として知られていますが、美味しいうえに栄養価も高いため、日々の食事に取り入れる方も増えています。一方で体に悪いといった意見も見られ、実際にどうなのか気になりますよね。

この記事では、グラスフェッドバターの特徴・健康効果・使い方などの基礎知識について解説します。さらに、グラスフェッドバターを選ぶときのポイント・おすすめ商品・どこで買えるのか紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

一般的なバターとグラスフェッドバターの違いを表にまとめました。

グラスフェッドバターの色が濃いのは、牧草に含まれる色素「カロテン」がミルクに移るためです。また、不飽和脂肪酸は体にいい脂質と言われています。そのため、グラスフェッドバターは体にいいバターとしても人気です。味は一般的なバターよりも濃厚さが控えめで、あっさりしています。

グラスフェッドバターには不飽和脂肪酸の1つ「オメガ3系脂肪酸」が多く含まれています。その量は一般的なバターの約5倍です。オメガ3系脂肪酸には血中中性脂肪やコレステロール値を減少させる働きがあると言われています。

また、上で述べたカロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚をすこやかに保つ働きを担います。さまざまな健康効果が期待できるとはいえ、バターの1種なので脂質は多いです。摂りすぎるとかえって健康を害する恐れもあるため適度な量にしてください。

グラスフェッドバターも一般的なバターと同じような使い方が可能です。ただし、そのまま食べると草っぽい味がするとの声もあるため、加熱しての使用をおすすめします。特に試してほしいのは、バターコーヒーやバタートーストです。

バターコーヒーを作る際は、MCTオイルも合わせていれると美味しく飲めます。バターが溶けてやさしいミルクの香りが立ち、あっさりとした味わいになるのでぜひ試してみてください。

日本で流通しているグラスフェッドバターのほとんどは海外産です。特に、ニュージーランド産やフランス産のものが多く見らます。

国産のグラスフェッドバターもありますが、かなり高価です。海外産が1kgで2,500円前後なのに対し、国産は100gで2,500円前後と大きな価格差があります。日本には牧草のみで牛を育てられるほど広大な面積を有する牧場が少なく、グラスフェッドバターを大量生産するのが難しいためです。

一般的なバターは有塩のものが主流ですが、グラスフェッドバターは無塩のものも多くみられます。有塩と無塩は用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。

有塩バターは料理全般に適しています。また、塩が入っているおかげで保存性も高く、賞味期限が長いのも特徴です。無塩バターはバターコーヒーやお菓子作りに向いています。保存性は有塩バターより低いので、なるべく早めに使い切るようにしましょう。

バターには発酵させたクリームから作る「発酵バター」と、発酵させていないクリームから作る「非発酵バター」があります。日本でよく見かける一般的なバターは非発酵バターです。まろやかな味わいで幅広い料理に使えます。

発酵バターはクリームに乳酸菌を合わせ、発酵させて作ります。独特の豊かな香りと深いコク、さわやかな酸味が特徴です。お菓子作りに使用するとリッチな風味に仕上がります。バターコーヒーには発酵と非発酵、どちらも合います。

グラスフェッドバターは、家庭用から業務用までさまざまな容量のものが売られています。試しに食べてみたいなら、200g程度の家庭用がおすすめです。無理なく使いきれます。

バターコーヒーを日常的に飲む方や、お菓子作りが趣味の方なら業務用をチェックしてみてください。かなり大きいためま保存場所を確保する必要があったり、保存のために切り分ける手間がかかったりしますが、何度も買い足す必要がなくコスパにも優れています。

グラスフェッドバターは、一般的なスーパーなどでは取り扱っていない場合があります。市販のグラスフェッドバターがほしい方は、以下の店舗で探してみてください。

• 業務スーパー
• コストコ
• カルディ
• 成城石井
• イオン
• ドンキ

ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあります。また、店舗によって取扱商品が異なり、たとえばコストコではウエストゴールドグラスフェッドバターが販売されていますが、通常のバターより大きめサイズです。ドンキでは250gのものを取り扱っています。

お近くの店舗でグラスフェッドバターが手に入らない場合は、ネットでの購入をおすすめします。さまざまなメーカーの商品から選べるうえ、実店舗で購入するより安い場合も多いです。異なるメーカーの食べ比べセットや、フレーバー付きのグラスフェッドバターなども手に入ります。

バターコーヒーは、コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを入れて作ります。MCTオイルは消化されやすく、脂肪として蓄積されにくい「中鎖脂肪酸」でできた油です。MCTオイルだけをコーヒーに入れてもダイエットに効果的だと言われています。

無味無臭なのでほかの食材とも合わせやすいです。以下におすすめ商品を取り上げているので、参考にしてください。MCTオイルは液体タイプが多いですが、脂っぽさが気になる方には粉末タイプがおすすめです。

グラスフェッドバターはオメガ3系脂肪酸を多く含む良質なバターです。あっさりした味わいでさまざまな料理とよく合うので、日々の食事にも気軽に取り入れられます。本記事を参考にグラスフェッドバターを選んで、健康的な食生活を送りましょう。

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