上白糖おすすめ15選｜人気のスプーン印や少量タイプも紹介

どのような料理やお菓子作りにもマルチに使える上白糖は、食生活の必要不可欠なものの1つです。料理の調味料としてだけでなくドレッシング作りやパン生地などさりげなく使われている場合も多く、くせのないストレートな甘みを感じられます。

調味料の1つとして甘みをつけるために使用する場合も多い上白糖ですが、実は食材に甘みをプラスする以外にもさまざまな効果があります。見た目はシンプルですが、それ以上にとても奥深い調味料の1つです。

今回はそんな上白糖のおすすめ商品や選び方を幅広くご紹介します。上白糖の効果や特徴をはじめ、タイプや人気メーカーなどさまざまなポイントにわけて解説しますので、上白糖をあまり知らずに使っていた方も必見です。

上白糖は日本固有の砂糖であり、日本で料理に使われている代表格の1つです。普段料理をはじめスイーツや飲み物などさまざまなものに使われている砂糖がまさにこの上白糖で、生活に欠かせない調味料です。糖の1種であるショ糖を主成分に、転化糖と水分を含んだしっとりしていて甘みが強いものを指します。

甘みがしっかりしていて香りもくせもありません。また水に溶けるため紅茶やコーヒーなどの飲み物に入れても、ストレートに甘みを感じられます。また熱するとコクが出やすくねっとりとした感じになるのが特徴的です。

上白糖はしっとりとした手触りで日本で1番使われている砂糖ですが、グラニュー糖はさらさらとした手触りで世界で見たときに1番使われているのがグラニュー糖です。用途は上白糖同様料理はもちろん、コーヒーや紅茶・スイーツなどマルチに使われています。

三温糖は見た目が茶色で、上白糖やグラニュー糖よりも甘いのが特徴です。料理としては佃煮などに使用すると、より三温糖のよさを引き出せます。カロリーにおいては3種類ともほぼ違いはありませんが、三温糖・上白糖・グラニュー糖の順に少しずつカロリーが高いです。

上白糖には見た目以上の効果があります。どのような効果があるか、いくつかピックアップしてご紹介します。上白糖を使用する際に意識してみてください。

そもそも砂糖には保水する働きがあり、これにより水分を好む細菌やカビなどが繁殖するのを防ぎ腐らないようにしています。砂糖が多めのようかんなどが腐らず長持ちしやすいのも、この保水効果が発揮されているからです。

上白糖はさまざまな料理やスイーツに使われていますが、ときとして食材をジェル状にする働きもします。その代表格がジャムです。市販のジャムにはものによっては上白糖が多く使われているものもあり、ジャムがとろっとジェル状になっているのもこの上白糖独自の働きによるものです。

そのためジャムを開封後しばらく経っても、液体化せずジェル状を保ったままおいしく食べられます。これは上白糖が水分を内側に閉じ込めるようにキープしているためです。

上白糖にはデンプン食品を乾燥から防ぐ働きもあります。たとえばわかりやすいのが酢飯です。酢飯は砂糖やお酢を混ぜたものをご飯に混ぜ込みますが、スーパーで売っているお寿司など作ってから少し時間が経ったものでも酢飯がしっとりして乾燥しないのは、先程もご紹介した保水が働いているからです。

また、お肉を砂糖で下ごしらえしておくと仕上がりがやわらかくなります。これはお肉に含まれる水分とたんぱく質を結ぶ働きがあるためです。カレーやからあげなどさまざまな肉料理に試してみてください。

上白糖を選ぶポイントは、量やタイプ・人気メーカーなどさまざまあります。それぞれ項目ごとにわかりやすく解説していますので、上白糖を選ぶ際の参考にしてみてください。

上白糖にはご家庭で使える少量のものから、業務用で使えるような大容量のものまであります。ご家庭で使用する量によって選ぶのがポイントです。

日々上白糖を使いたい場合には、大容量のものがおすすめです。ご家庭で使いやすい大容量のものとしてはだいたい1kgのものがそれに挙げられます。業務用で使いたい場合には20kgや30kgなどのものもありますので、必要に応じた量のものを買うのがポイントです。

上白糖を普段あまり使わない場合には少量のものもおすすめです。400gや500gのものが多いですが、なかには250gなどより少量のものもありますので、もしスーパーなどの店舗で見つからない場合にはオンラインショップなどを探してみるのもコツです。

上白糖を入れているパッケージにもさまざまなタイプがあります。ここでは主な2つのタイプをピックアップしてご紹介します。

キャニスターなどに入れ替えて上白糖を使いたい方には、袋タイプがおすすめです。袋タイプの砂糖はハサミなどで開けるとチャックがないため、保存するとなるとキャニスターなどに入れて保存しておく必要があります。

100均やニトリなどさまざまな店舗で砂糖を入れるためのおしゃれなキャニスターを売っていますので、それを使うと魅せるインテリアとしても使えて便利です。その際にはできるだけ密閉できるものに入れて保存するのがコツです。

詰め替えをする手間を考えるとそのまま使ったほうが便利だと思う方には、チャックタイプがおすすめです。チャックタイプのものはその名の通り開封口がチャックになっていますので、ほかの容器に移す手間なくそのまま閉じて保存ができます。

上白糖は量やメーカーによってそれぞれ値段が異なります。できるだけ安く買いたい方は、スーパーやオンラインショップなどを見比べてから購入するのがおすすめです。特に業務スーパーなどは量も多く安いので、大量に上白糖が欲しい方は業務スーパーも併せてチェックしてみてください。

上白糖を手がけているメーカーはさまざまありますが、そのなかでも人気のメーカーをいくつかピックアップしてご紹介します。

スプーン印のパッケージでおなじみの三井製糖と、ばら印の白砂糖で知られる大日本明治製糖が経営統合したのがDM三井製糖です。少量のものから業務用のものまで商品を幅広く取り扱っており、経営統合したのちもそれぞれのパッケージで商品を発売しています。

こうした上白糖のメーカーの違いに関しては、それぞれ旨みなどは異なりますがその違いを感じられるのは職人レベルの方々の場合が多く、ご家庭で使用している場合にはそこまで違いは気になりにくいレベルです。

カップ印のパッケージが印象的なのが日新製糖です。500gをはじめ1kgも定番ですが、ボックスシュガーミニと呼ばれるボックスタイプのものは400gと少量タイプです。このボックスタイプはパッと見詰め替えが必要に思えますが、実はチャック付きでそのまま保存できます。

カップ印とスプーン印の違いについては、その2つのパッケージは異なる会社から販売されていますのでその違いです。

パールエースの上白糖は500gのものをはじめ、1kgのものや業務用であれば30kgのものも買えます。容量を選べるのも嬉しいですが、上白糖を使ったレシピも公式サイトに掲載していますので、上白糖を使ったレシピのレパートリーを増やしたい方は併せてチェックしてみてください。

フジさくらんぼ印の上白糖は、1kgのものをはじめ5kg・10kgと大容量で買えるのが魅力です。なかには20kgのものでも1kgのものを20袋にしているものもありますので、1kgずつのほうが使いやすい場合にはそれを選ぶのもおすすめです。

ここでは上白糖に関するさまざまな疑問を、いくつかピックアップしてわかりやすく解説します。参考にしてみてください。

先程パッケージタイプのところでも少し保存方法には触れましたが、上白糖含め砂糖はそのまま袋で長期保存するのには適しません。たとえ未開封であったとしてもアリなどが寄ってきてしまいがちです。そうならないように、密閉できる容器で常温保存するのがコツです。

また砂糖の保管場所としてはシンクなどの水回りや冷蔵庫の中・強いにおいがする食べ物などの近くに保存しておくのは厳禁です。またコンロ周りも温度が上昇しやすく溶けやすいので、そういったところを避けた調味料棚などに収納するのがポイントです。

上白糖の大さじ1杯は約9gです。なぜ「約」なのかは、大さじでも素材によって異なるためです。ですので計量スプーン正確な大さじ1杯分のグラム数を知りたい場合には、1度スケールでグラム数を計量してみるのもおすすめです。

特にパンやスイーツを作る際には正確なグラム数が必要ですので、より正確に把握しておくのがコツです。

上白糖が体に悪影響を及ぼすかどうか気にする方も少なくありませんが、上白糖を含めどの砂糖も適量であれば栄養素が異なるぐらいで大して違いはありません。人の体にとって糖分も必要な1つですので、過剰摂取にならないように気をつけながら適度に摂取するのを心がけてみてください。

上白糖以外に、先程ご紹介したグラニュー糖や三温糖のほかに、オリゴ糖などが含まれたてんさい糖や砂糖のカロリーを気にする方にカロリーゼロのものがあります。料理やスイーツ作りなど自分の目的に合わせて選んだり甘みの好みで選んだりするのがポイントです。

上白糖は日本人にとって欠かせない砂糖です。さまざまな料理やスイーツなどに使って、よりおいしく幸せな時間を作るためのアイテムとして使ってみてください。

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