猪肉おすすめ18選｜人気のブロックやアレンジレシピを紹介

「猪肉は美味しいの？臭いがきついのでは？」と気になってなかなか手を出しづらい方もいると思います。猪肉はジビエ料理として有名で、鍋・焼肉・煮込み料理など美味しく食べられる料理がたくさんあります。

また、猪肉は豚よりも栄養が豊富です。猪肉には鉄分が多く含まれており、鉄分の量は豚肉のおよそ4倍ともいわれています。さらに、低カロリーな肉であるため、貧血気味な方や胃もたれしやすい方にもおすすめです。

今回は、猪肉の魅力から購入するときの選び方、おすすめのレシピまでたっぷりご紹介します。通販で買えるおすすめ商品も紹介しているので、猪肉を購入してみたい方はぜひ参考にしてください。

ジビエ料理で楽しめる猪肉。栄養価や味はどんなものか気になる方もいると思います。猪肉は、鉄分が豊富に含まれている肉であり、鉄分の量は豚肉のおよそ4倍もあります。またビタミンB12も豚肉の3倍と、栄養素が多く含まれた肉です。

さらに、猪肉は栄養豊富かつ低カロリーなため、ヘルシーな肉ともいわれています。猪肉の料理で有名なぼたん鍋から、焼肉や煮込み料理までさまざまなメニューで楽しめるお肉です。

猪肉の100ｇあたりの値段は、肉の部位によっても異なってきます。たとえば、ぼたん鍋やほかの煮込み料理に使われるような柔らかい部位であると、100ｇあたり300円～500円程度です。しかし、肉の品質によっても価格は異なります。

有名な店で販売されている猪肉は、品質のいいものを取り扱っているのもあり、100ｇあたりの値段もまた違ってきます。

猪肉を購入するときは、どんな選び方ができるのか紹介します。通販で販売されている猪肉は、ロースやモモなどの部位ごとに売られている場合が多いです。また、料理に使いやすいようにすでにスライスされているものもあるので、紹介していきます。

猪肉の部位で選ぶ場合は、ロース・モモ・ヒレの種類から選べます。ロース肉には、猪肉の脂の旨みがたくさん入っているので、猪肉の味を堪能したい方におすすめです。では、詳しく紹介してきます。

ロースとは、猪の胴体の背中側にある左右の部位を差します。ロース肉は脂がのりやすい部位でもあり、猪肉の脂の旨みを楽しみたい方におすすめできます。また、猪肉は高タンパク質でありながら低カロリーなお肉でもあるため、さっぱりとした味わいの脂が魅力的です。

肉質も柔らかいため、カットしやすくさまざまな料理に生かせます。

モモ肉は、名前の通り猪の脚の肉です。モモ肉には内モモと外モモ・前モモがあり、狩猟できる季節やモモによって脂の多さや味わいが異なります。たとえば外モモの場合、夏よりも冬の方が脂の乗りが良く、比較的値段も安く販売されるため鍋料理に適しています。

また、赤身も楽しめる部位でもあるので、火力に気を付けながら調理すれば、歯ごたえのある触感を楽しめます。

ヒレ肉は、猪の腰の内側にある部位です。一頭の猪から取れる量がとても少なく、希少部位ともいわれています。ロースより柔らかい肉質、クセがほぼなく食べやすいなど希少部位であるだけに、魅力的な特徴のある部位です。

また、脂がほとんどないため、脂身が苦手な方でもステーキやカツなどのボリューミーな料理を楽しみやすいです。

通販で販売されている猪肉は、使いやすいようにあらかじめカットされているものがあります。切り落としであれば、焼き肉や炒め料理にすぐ使え、ブロックだと大人数での食事の際にも使いやすいです。では、紹介していきます。

手軽に猪肉料理を楽しみたい方は、切り落としがおすすめです。切り落としの肉は、食べやすい大きさになっているため調理がしやすく、焼き料理や鍋料理にも使いやすいです。初めて猪肉を買うときにどの部位がいいのかわからない方にもおすすめできます。

そのため、いろいろな猪肉の料理を楽しみたい方は、切り落とし肉から買ってみるものいいでしょう。

切り落とし肉のほかには、スライス肉も料理に使いやすくおすすめです。通販で販売されており猪肉の中には、最初からスライスカットされているものがあります。猪肉を料理するのが初めての方は、最初にブロック肉を買うとカットする際に少し大変です。

最初から薄くスライスされている猪肉であれば、手軽に料理に使えます。

猪肉はブロックで売られているタイプもあります。ブロック肉はスライス肉や切り落としとは違い大きい状態のまま購入できるので、好みの大きさにカットができます。そのため、大人数で猪肉料理を楽しみたいときには、ブロックタイプがおすすめです。

焼肉はもちろん、カレーなどの煮込み料理もおいしく調理可能です。

猪肉を購入するときには、挽肉タイプもおすすめです。真空パックで販売されているものが多いので、新鮮な状態の猪肉で料理を楽しめます。子どもから大人まで人気のあるハンバーグも、いつもとは一味違う味わいが魅力的です。

猪肉はヘルシーな肉なので、ボリュームのある料理も比較的さっぱりとした味わいで楽しめます。

生の猪肉を調理するのに不安がある方は、調理済みタイプの購入がおすすめです。通販などでお取り寄せできる猪肉は、すでに調理済みされている商品もあります。そのため、初めて猪肉を食べる方でも、本格的なジビエ料理を楽しめます。

まずは、調理済みタイプで猪肉を食べてみて、その後に生肉で販売されている猪肉を買ってみるのもおすすめです。

猪肉は、どんな料理で楽しめるのか気になる方もいるかと思います。この見出しでは、猪肉を使った美味しい料理のレシピを紹介していきます。気になる料理があれば、ぜひ試してみてください。

材料

• 猪肉（薄切り）　　お好みの量
• ごぼう　　　　　　1～2本　
• 白菜　　　　　　　5～6枚
• ネギ　　　　　　　1本
• 豆腐　　　　　　　1丁
• 春菊　　　　　　　2～3株
• 水　　　　　　　　50cc
• だし　　　　　　　大さじ1
• 味噌　　　　　　　1杯
• 酒　　　　　　　　50cc

手順

1. 野菜・豆腐は食べやすい大きさにカットする
2. 鍋に調味料を入れ沸かし、猪肉を煮る
3. 灰汁を取り、味噌を入れて溶かす
4. 野菜・豆腐を鍋に入れる（春菊はさっと煮る程度でOK）
5. お好みで七味などをかけて完成

材料

• 猪バラ肉　　　　　　　350～400ｇ
• 塩　　　　　　　　　　小さじ1
• 酒　　　　　　　　　　大さじ3
• 醤油　　　　　　　　　大さじ1～1.5
• はちみつ　　　　　　　大さじ1～1.5
• みりん　　　　　　　　大さじ1～1.5
• すりおろしショウガ　　少量

手順

1. 猪肉は、お好みの大きさでカットしてから塩を小さじ1加えて冷蔵庫で長めに寝かせる（一晩程）
2. 調味料をすべて入れ、タレがなくなるまで煮込む（圧力鍋があれば時短になる）
3. 上にネギをちらしたら完成

材料

• 猪肉（ヒレ）　　　　200ｇ
• 小麦粉
• 塩コショウ
• 卵　　　　　　　　　1個
• パン粉
• トマト　　　　　　　1個
• ピクルス　　　　　　1個
• 塩　　　　　　　　　小さじ1
• 黒コショウ　　　　　少量
• オリーブオイル　　　大さじ2/1

手順

1. 猪肉は室温に戻す
2. トマトとピクルスを粗みじん切りにして、調味料と合わせる（最後にかけるトマトソースになる）
3. 猪肉は、厚めにカットして塩コショウ、小麦粉、卵液、パン粉をしっかりと付け、180度の油で揚げる
4. 器に盛ってトマトソースをかけて完成

材料

• 猪肉　　　　　　　800ｇ～
• 玉ねぎ　　　　　　1個
• じゃがいも　　　　4個
• 人参　　　　　　　1本
• にんにく　　　　　2かけ
• 赤ワイン　　　　　720ml
• 水　　　　　　　　700ml
• トマト缶　　　　　1缶
• 味噌　　　　　　　50ｇ
• 砂糖　　　　　　　大さじ1
• 塩コショウ　　　　適量
• 醤油　　　　　　　大さじ2

手順

1. 猪肉は室温に戻す
2. 野菜は皮をむき、みじん切りにする（じゃがいもは最後）
3. 野菜、にんにくを炒める
4. 猪肉をカットし、焼き目が付くまで焼く
5. 鍋に赤ワインを入れ、沸騰させたら野菜・猪肉を加え30分ほど中火で煮る
6. トマト缶と調味料、じゃがいもを加えさらに中火で煮込み、味噌を加えたら完成

猪肉を通販以外で購入したいと思う方は、猪肉などのジビエ精肉店に行くのをおすすめします。精肉店ならしっかりとした処理がされるため、購入の際にも安心できます。東京であればジビエ流通センター、島根県にはタケダ猪精肉店などがあります。

地域によって、猪肉の取り扱いがあるかは異なるので、一度調べてみるのをおすすめします。また、ジビエ精肉店では鹿肉などの肉も取り扱っています。鹿肉料理も気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。

猪肉は、豚肉よりも栄養価が豊富かつ低カロリーな肉です。そのため、ボリューム感のある料理でも比較的さっぱりとした味わいで楽しめます。レストランで味わうのもよし、通販で取り寄せてみるのもよし、美味しいジビエ料理をぜひ楽しんでください。

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