レシプロソーのおすすめ15選｜使い方は？マキタ・HiKOKIなど人気メーカも紹介

レシプロソーとは、簡単にいうと小回りが利く電動のこぎりのようなものですが、ひとつあるとかなり便利なツールです。大人気のDIYを楽しんだり、庭木の剪定をしたり、粗大ごみの解体をしたりと用途は多岐に渡ります。

コンパクトで手軽に使えるので女性でも扱いやすく、DIY女子にも大人気。狭い場所でも使えますし、替刃を交換すればさまざまな材質をカットできて、使い方は無限に広がります。

そんなレシプロソーですが、メーカーによって違いもあり、自分に合うものを見極める必要があります。こちらの記事では、レシプロソーの選び方や使い方はもちろん、おすすめ商品もご紹介します。買ってから後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。

レシプロソーとジグソーには、用途に少々違いがあります。レシプロソーは、切断する面に刃の根元をあててカットします。コンパクトで狭い部分にも刃が入るので、さまざまな形状の材質をカットできて使い勝手がいいのが特徴です。

ジグソーは、切断する面に底面をあててカットします。安定性があり曲線や切り抜きも思いのままで切り口もきれいですが、レシプロソーほど小回りは利きません。

レシプロソーは、替刃を交換すればあらゆる材質をカットできるのが大きな特徴です。替刃の種類は、鉄の解体から庭木や竹の切断まで豊富なのでニーズに合うものを選べます。

替刃は単品での販売もありますが、お得なセット販売もおすすめ。また、替刃には互換性があるので、規格が共通の有名メーカーであればほとんどの替刃が取り付け可能です。

レシプロソーは、のこぎりを使って切断するのと同じ動きを自動で行ってくれます。刃が動く範囲をストロークと言い、長い方が作業効率が高いです。

ストロークの幅は1cm～3cmくらいまであり、同じストローク数でも3cmの方が速く切れます。作業に早さを求めるのであればストロークの長いものを、細かい作業がメインであれば短いものを選んでください。

ハンディタイプは、重量2kg未満のコンパクトなレシプロソーです。庭木の剪定や粗大ごみの切断など、ちょっとした時に片手で手軽に作業できて便利で、DIYでも活躍します。

充電式であれば電圧が低めのタイプもあり、軽量で女性でも扱いやすいのがメリット。低価格なものも多く、いざという時に備えて購入する方も多いです。

Dハンドルタイプは、名前の通りハンドルがDの形をしているレシプロソーです。太めの木材もカットできるほどパワーがあり、リフォームや配管作業にも使用できます。

重いので片手では操作が難しいですが、その分パワーは申し分なし。充電式のものは18～36Vまであり、使用可能時間が長いので本格的なDIY作業もお手のものです。

セーバーソーは、レシプロソーのもう一つの呼び名です。メーカーによって違いがあり「マキタ」はレシプロソー「BOSCH」や「HiKOKI」はセーバーソーの名前で販売されています。

レシプロソーは、英語で往復運動の意味がある「reciprocating」が由来で、その動きの特徴から名づけられました。それに対してセーバーソーは、形が似ている西洋の剣「saber」が由来です。

枝の剪定や家庭で出る粗大ごみの切断なら、説明書に記載されている切断能力が「5cm」あれば十分です。コードは邪魔なので充電式の方が便利で、疲れにくい軽量タイプがおすすめです。

解体作業となると、切断能力「15cm」は必要。となると重量も重くなりますが、パワーがあり作業効率がよくなります。低振動タイプやフック付きなど、付属機能に注目して選んでください。

レシプロソーの動力源には、コード式と充電式があります。コード式は機動性に欠けますが、パワーを保ったまま長時間の作業が可能です。充電器やバッテリーが不要なので、価格帯が安いのもメリット。

充電式は、なんといっても小回りが利いて狭い場所でも使いやすいです。価格はコード式に比べて高いですが、使い勝手を重視するなら充電式がおすすめです。

切断速度を上げる機能がオービタル機能です。作動させるとブレードが反応し、レベルを調節できるタイプであれば切断速度をニーズに合わせるのが可能です。

ただし、慣れるまではオービタル機能を作動すると切断面が粗くなる場合も。きれいな仕上がりを重視するなら、弱いレベルにするか機能をオフする必要があります。

作動中の振動を軽減できるのが低振動機能です。本体に釣り合いを調節する重り（カウンタウェイト）が搭載されていて、振動を少なくする働きがあります。

振動によるブレを防いでくれるので、細かい作業がしやすく長時間の作業も負担がかかりにくくなるのがメリット。また、振動が大きい大型の素材を切断する際も役立ちます。

レシプロソーを使う時に付き物の粉や塵が舞う作業、また雨の中での作業に役立つのが防塵・防滴機能です。塵や水滴は故障の原因となるので、使用頻度が多い場合は必要な機能です。

細い枝の剪定や屋内でのDIYに使用する程度なら、搭載されていないタイプでも〇。仕事用やリフォームなどに使用する場合は、故障を避けるためにも必要です。

レシプロソーの替刃は種類が豊富で、切断する素材によって交換する必要があります。替刃の種類は大きく分けると「木材用」「鋼材用」「塩ビ用」「ALC用」の4種類です。

基本的に、刃の数が少ないほど切断面が粗く作業スピードが上がり、刃の数が多いほど切断面がきれいです。刃が厚いほど硬い素材に適しています。

レシプロソーは電動のこぎりと違い刃が横に向いているので、あらゆる角度から切断できます。動かないように固定した素材に、レシプロソーのベースを押しつけてゆっくり切断してください。

ベースをしっかり押しつけないと反動が大きくなってしまいます。特に硬い素材をカットする場合は、反動が激しくなり切断しにくいです。

マキタは、電動工具においては国内最大手のメーカーです。最近はDIY人気が高まり、本格的に楽しむ方も増えたため知名度も高くなりました。

レシプロソーのラインナップも多く、日常生活で使える小型タイプからリフォームなどで使える大型タイプまで種類が豊富で搭載されている機能も充実しています。特に充電式の小型レシプロソーは使い勝手がよく人気です。

ボッシュは、世界的に有名なドイツの電動工具メーカーです。日常的に使える生活家電からプロ仕様の工具まで揃っていて、今では普通となっているリチウムイオンバッテリーを初めて発売したメーカーでもあります。

レシプロソーもいくつか種類がありますが、どれも機能性に優れているのが特徴。グリップが細くて持ちやすいコンパクトなタイプは、初心者でも操作しやすく人気です。

キモは、鮮やかなグリーンがトレードマークのカルフォルニア発の電動工具メーカーです。高品質な割に、大手メーカーより低価格で幅広い層から支持されています。

2重ロックで安全性の高いタイプや、替刃の着脱が簡単なタイプも人気。電動工具はレシプロソーの他にハンマーやドライバーなどがありますが、電圧が同じものであればバッテリーが共有できるのが便利です。

ハイコーキは、以前は「日立工機」の名前で知られていた工具メーカーです。さまざまな特許技術を取得しているだけあり技術力には定評があります。

特に、コードにつないだ時と同じパワーを発揮できる新型の電池「マルチボルト」は、プロからも注目されている技術。レシプロソーも高機能でパワフルな商品がみつかります。

お馴染みのパナソニックは、家電から電動工具や電動自転車まで、各家庭にひとつは製品があるといっても過言ではないメーカーです。メジャーなだけあり、技術的にはもちろん信頼度が高いのもユーザーにとっては魅力的。

レシプロソーも、多彩なツールが搭載された商品が人気です。1台で何役もこなすタイプをお探しならぜひおすすめできます。

レシプロソーの替刃を交換する方法は2つあります。メーカーや機種によって交換方法が異なるので説明書などを事前に確認してください。

六角レンチを使える場合は、ゆるめて取り付けるだけでOKです。「工具レス」「ワンタッチ」の表記がある場合は、取り付け部分の回転やレバーの操作によって交換できます。

さまざまな材質をカットできるレシプロソーは、一家に一台あると便利な工具です。用途によってフィットする機種が異なるので、ぜひおすすめした商品の中からニーズに合うものを選んでください。

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