日陰で育つ観葉植物おすすめ20選｜耐陰性とは？上手な育て方も解説！

家が日陰になりがち・ベランダにしか陽が当たらないといった環境にいて、植物を育てるのを諦めている方は多くいます。しかし、日陰・半日陰でも育てやすい植物なら、陽が当たりにくい環境下でも十分育てられます。

家のすべてのエリアにいつでも日が当たるわけではないので、実際に植物を置ける場所が日陰になるスペースしかないといった方も含め、日陰・半日陰で育ちやすい植物について理解を深めて取り入れてみるのがおすすめです。

この記事では、日陰・半日陰でも育てやすい植物について、その詳細や特徴・上手な選び方のヒント・おすすめ商品・育て方のコツなどをわかりやすくご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください！

日が当たりにくい部屋というのは、日陰・半日陰の部屋が該当します。日陰の部屋は、直射日光がほぼ当たらない部屋を指し、具体的には北向きの窓・昼間でも部屋の灯りをつけている部屋・窓がない。もしくは窓から遠く離れた部屋になります。

半日陰は、1日の中で短時間のみ日が当たる場所を指します。家の立地や部屋の向きによって早朝のみ・午前中のみ・午後のみ・夕方のみ日光が入るスペースです。日陰・半日陰でも工夫をすれば植物が育ちます。

観葉植物の耐陰性とは、日光の当たらない日陰に耐え得る植物が持つ力です。耐陰性が強い植物は日陰でも成長ができるので、陽の当たりにくい部屋で育てられます。植物を選ぶときにそれぞれの耐陰性に注目して探してみましょう。

耐陰性の強い植物なら、トイレや日の差さないキッチンなども鮮やかに見せてくれます。日陰・半日陰の暗い部屋のイメージをパッと変えてくれるので、売り場でも年々人気が上がっています。

実際に日陰・半日陰に強い植物を選ぶときの重要ポイントをご説明していきます。選ぶポイントは「日陰の種類」「サイズ」「好み」「花言葉」の4つです。順番に詳しくお伝えします。

ひとくちに日陰といっても、いろいろな状況があります。ここでは「一日のうちの数時間だけ陽が当たる」「ベランダのみ陽があたる」「直射日光がまったく当たらない」についてご説明します。

 1日のうちの数時間だけ日が当たる場所では、耐陰性の強いほとんどの植物を育てやすくなります。できるだけ陽が多く当たる窓辺などに植物を置き、風通しをスムーズに保つのがコツです。風が入らない場所ならサーキュレーターの活用もおすすめです。

玄関などなら、ときどき外に出して直射日光に当てるとなお成長しやすくなります。

ベランダだけ陽が当たる家では、屋内に植物を置くときはできるだけ窓辺に寄せ、屋外なら直射日光をふんだんに浴びさせるのがコツです。主に屋内に置く植物でも、1週間のうち3日ほど屋外にだしてあげるのがおすすめです。

中には直射日光で葉焼けをしてしまう種類もあるため注意してください。

トイレや窓のないお風呂など、まったく直射日光が入らない場所では、植物用のライトを使用するのも検討してください。短時間でも日光に当てられない場合、早く枯れてしまったり徒長をしたりするケースがあります。

耐陰性の強い植物は、普段用の蛍光灯やLEDの光だけでも育ちやすくなります。

耐陰性の強い観賞植物のサイズは幅広いです。大型のものからミニサイズまでさまざまなサイズから選べます。部屋の中央などに置きたい場合は大きいサイズを、テレビ横や出窓に置きたいばら小さいサイズが適しています。

小さいサイズで買ったものも成長で大きくなる場合を考慮しておきましょう。

耐陰性の強い観賞植物の姿形はいろいろあります。葉が大きい・丸い・シャープ・色合いがいいなどの他、茎の長さ・太さ・形状など、お好みの植物を選んでみてください。虫が苦手な方は、葉が重なり合わないシンプルな植物がおすすめです。

飾る場所に合わせて、観葉植物の見た目を厳選するとより楽しいです。

迷ってしまう方は、花言葉や風水的な意味合いから選んでみるのもおすすめです。観賞植物にはそれぞれ花言葉があります。コーヒーの木には「一緒に休みましょう」・ガジュマルには「健康」など、前向きになれる花言葉を持つ植物がたくさんあります。

また、ポトスのように次々に葉を伸ばすことから「永遠の富」などと風水でされている植物も縁起がよくおすすめです。

ここでは、日陰・半日陰で育ちやすい代表的な観葉植物についてご説明していきます。人気のある観賞植物は「ポトス」「ホヤ」「テーブルヤシ」「モンステラ」「ガジュマル」「コルジリネ」などです。

ポトスは本来は屋外などの明るい環境が適していますが、耐陰性が強く屋内でも元気に育ちます。水耕栽培などにも向いているため、さまざまな育て方ができる観賞植物として人気があります。部屋の形状に従って伸びていく姿を楽しめます。

花言葉は「永遠の富」「華やかな明るさ」で、ポジティブな気分になれます。

ホヤは、別名をサクラランともいい、日光の下で育てると花も咲きます。花を咲かせなくても、屋内の観葉植物として美しい見た目を持っています。耐陰性が強く日陰でもよく育ちます。日光に当てると葉焼けしやすいのでときどき置き場所を変えてあげるとベターです。

花言葉は「人生の出発」「人生の門出」と非常に縁起のいい意味合いを持ちます。

テーブルヤシは、名の通り、テーブルに置いて飾れるサイズのヤシとして人気があります。手軽に南国の雰囲気を家で味わえます。ヤシは南国の直射日光下で育っていると思われがちですが、明るい日陰を好むタイプの植物です。

花言葉は「あなたを見守る」で、プレゼントや贈り物としてもぴったりです。

モンステラは、大きな葉に美しい切れ込みがある姿が観葉植物としておしゃれなので大人気になっています。切れ込みの度合いや色合いが個々の植物で違うのも魅力的です。直射日光を好まず、日陰で育ちやすい種類です。

花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」で、明るい意味合いがついています。

ガジュマルは、根の形がユニークに盛り上がっているのが特徴的な植物です。沖縄にも自生している種類で日光を好みますが、明るい日陰でも育ちやすいです。できるだけ窓に寄せて飾る方が生き生きと育ちます。

花言葉は「健康」で、葉や根の生命力の強さからつけられています。

コルジリネ・レッドスターは、人とは一味違ったインテリアのおしゃれを叶えてくれるモダンな雰囲気の植物です。寒さに非常に強く、-5度程度まで耐えられます。耐陰性も強いので屋内でもいろいろな環境に適することができます。

風水の意味合いでは、悪い気を払うとされているため、気持ちを一掃したい方にもおすすめです。

日陰・半日陰でも育ちやすい観賞植物を長く元気に育てるためのコツをご説明していきます。長く楽しむコツには「水やりと肥料の工夫」「ときどき日光下に置く」があります。

日陰・半日陰で育てる植物は、日光の当たる場所で育てる場合とは水やりの頻度が変わってきます。日光に当たらない分、水の蒸発がゆっくりなので水をあげすぎないよう気を付けてください。水のあげすぎは根鎖の原因になります。

また、植物の種類によっては日光に当てない代わりの肥料を与えるのも大事です。

植物は本来はすべて日光を必要とします。そのため、耐陰性の強い観葉植物でも可能ならばときどき日光に当ててあげるのがベターです。家の構造の都合でどうしても陽に当てられない場合は、植物用のライトを活用してみてください。

植物用のライトに興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください！

日陰・半日陰でも育てやすい観賞植物について、その特徴や魅力・上手な選び方・おすすめ商品・育てるコツなどをご紹介しました。ぜひ記事を参考にして、綺麗でたくましい観賞植物を探してみてください。

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