業務用バターのおすすめ29選｜たっぷり使えて安い！1kgの大容量タイプも

コストコ・業務スーパーのように業務用商品を扱う店舗の食材に注目が集まっています。外出自粛に伴って自炊・おうちごはんのニーズが高まっており、大容量でコスパのいい食材が大人気です。

中でも最近注目されているのが「業務用バター」です。業務用バターはプロ御用達の本格的な味わいと、大容量が魅力。g当たりの価格が安く、家庭用バターより高コスパの品も珍しくありません。

以上を踏まえ、本記事では業務用バターの選び方・おすすめブランド・おすすめ商品29選をご紹介します。記事後半では業務用バターの上手な保存方法・バターを使った簡単レシピもピックアップしますので、ぜひ最後までご覧ください。

業務用バターの主な特徴・メリットは下記の通りです。参考にお役立てください。

• 450g・1kgといった大容量タイプが多く、g当たりの価格が安い
• グラスフェッドバターのような本格バターを購入できる
• スーパーのバターより質のいい商品を見つけやすい

販売形態にもよりますが、業務用バターの中には個人・家庭用に購入できるものがあります。例としては業務用食材を多く扱うコストコ・業務スーパーが代表的で、店頭販売している場合も珍しくありません。またAmazon・楽天といったECサイトを利用すれば、店頭販売されていない商品が見つかる場合もあります。

無塩バターは製造過程で人工的に食塩を加えないタイプです。バターの原料である生乳には微量の塩分が含まれるものの、食塩を含まないため「食塩不使用バター」とも呼ばれます。

バター本来の風味を引き出すのに適しており、料理・お菓子作りにぴったりです。ただし有塩タイプと比べると日持ちしにく、長期保存には不向き。特に開封後は素早く使い切りましょう。

有塩バターは製造過程で人工的に食塩が加えられるタイプです。バターに塩分を含むため調味料として役立ち、トースト・パスタ・炒め料理などと相性抜群。一般的なスーパーに陳列されているバターの多くは有塩バターです。無塩タイプと比べると日持ちしやすく、未開封ならおおよそ6ヶ月程度保存できます。

非発酵バターは乳酸発酵させないタイプのバターです。生乳から採取したクリームを加熱・殺菌し、脂肪分のみ抽出して練り合わせます。発酵バターと比べてクセが少なく、さっぱりとした風味が特徴。甘性バターと呼ばれる場合もあります。

発酵バターは殺菌したクリームに乳酸菌を加え、発酵させて生成するタイプのバターです。遠心分離技術の発達に伴って昔ながらの発酵バターは作られなくなっていたものの、ヨーロッパで新たな生成方法が確立され、現在に至っています。発酵に伴うバター特有の風味・コク・香りが魅力です。

ウェストゴールドは1933年創業の老舗です。牧草を飼料として育てられた牛の生乳を低温殺菌する「フリッツチャーンメソッド製法」を継承する、グラスフェッドバターの代表的ブランド。近年はメディアで取り上げられる機会もしばしばで、コストコで店頭販売されているため購入しやすく高い人気を誇ります。

よつ葉バターは北海道のよつ葉乳業㈱が展開する、業務用バターブランドの代表格です。十勝平野の大自然で暮らす牛の生乳を原料としており、豊かな風味とコク深い味わいが魅力。箱詰めタイプのほか、扱いやすい瓶入りタイプの商品も提供しています。。

エシレはフランスのエシレ村発祥の名門です。フランス政府公認・原産地名称保護認定のブランドであり、村の半径30km以内で生育された牛の生乳のみを原料とするエシレバターが有名。伝統的な発酵技術を継承しており、発酵バターを好む各国のファンから絶大な人気を誇ります。

明治乳業に代表される明治グループは、家庭用・業務用両方のバターを取り扱うブランドです。業務用バターの中でも比較的価格が安いほか、海外ブランド製のバターよりクセが少ないため入門用に適しています。北海道バター・明治バターの2商品が有名です。

マリンフードは1957年設立の日本メーカーです。社名の由来は設立当初の事業であったマーガリンの製造によるもの。主に国内の外食産業・学校給食向けにバター・マーガリン類を提供しています。コストコ・業務スーパーといった業務用食品店で取り扱いがあり、店頭購入しやすい点でもおすすめです。

「訳あり品」とは、何らかの理由によりベストではない状態で販売されている商品です。業務用バターの訳あり品は賞味期限が近い理由によるものが大半であり、いわゆる難あり品・不良品とは異なります。

上記を踏まえると、業務用バターの訳あり品は用途が明確なら非常にお買い得と言えます。たとえば大人数向けに短期集中の利用予定がある場合や、お試し用にぴったりです。

業務用バターは450g以上の大容量が基本であり、多くの場合1回の食事ではすべてを使い切れません。そこでバターカッターを用意し、業務用バターを開封したら素早く小分けしましょう。

バターカッターは5gもしくは10gごとにカットするように設計されており、ひと押しで20～40等分できる優れもの。小分けしたバターは食事に必要な分だけ取り出し、残りは冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

バターは空気に触れると風味が損なわれてしまいます。業務用バターをバターカッターで小分けにした後は、冷蔵庫に入れる前にラップで個包装しましょう。ラッピングの後にはタッパーのような密閉容器に入れると効果大です。

専用の容器がない場合は、ジップロップほかの密封パックで代用しても構いません。なお上記の手順を経ても劣化を完全に防ぐことはできないため、開封後は2週間以内をめどに食べきるようにしましょう。

【材料】

• エリンギ　－　1～2本
• しめじ　－　50g程度
• まいたけ　－　30g程度
• パセリ　－　お好みで　
• 有塩バター　－　15～20g
• 塩・こしょう　－　少々
• しょうゆ　－　小さじ1杯

【手順】

1. 食材を好みのサイズにカットする
2. フライパンを予熱しバター10gを溶かす
3. きのこを投入し、塩・こしょうをふる
4. 中火で調理ししんなりしたら、残ったバターとしょうゆを加えて絡める
5. 仕上げにパセリを散らして完成

• ご飯　－　茶碗2杯分
• むき身の枝豆　－　30～40ｇ
• 有塩バター　－　6～8ｇ
• 塩　－　少々
• 醤油　－　小さじ程度

• フライパンに少量のサラダ油を引いて予熱する
• 弱火でむき身の枝豆を2分程度炒める
• バター・塩を投入し、全体に絡める
• 火を止め、フライパンにご飯と醤油を投入する
• しゃもじで混ぜて完成

なお、調理時にベーコン・ブラックペッパーを適量投入すれば洋風に仕上がります。お好みに合わせてどうぞ。

一般家庭・個人にはハードルの高そうな業務用バターも、買い方・使い方次第で実用性十分です。味はもちろん、コスパの面でもスーパーのバターを上回る場合があります。ぜひ本記事を参考に、メリット満載の業務用バターを活用してください。

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