【2024】おすすめダイビングマスク21選｜女性でも使いやすい人気ブランドを紹介

海中を深く潜り、さまざまな海洋生物やサンゴ礁などを鑑賞するスキューバダイビングは、マリンレジャーとして大変魅力的で人気があります。しかし、なかなかすぐにできるようなアクティビティではないので、興味はあっても踏み出すのに時間がかかるのかもしれません。

スキューバダイビングの体験などを経て、いざデビューとなると、器具を一式揃える必要があります。ウェアも大事ですが、呼吸や視界を確保するなど、大切な顔周りをガードするダイビングマスクは特にこだわって選びたいものです。

しかし、初心者の場合は特にどんなダイビングマスクを選べばいいのか分からなくて困りますね。特に女性の場合、顔がきれいにみえるようなデザインが求められます。そこで今回は、ダイビングマスクを選ぶときに押さえておきたいポイント・人気のあるブランド・おすすめのダイビングマスク21選を紹介します。ぜひ、自分にぴったりのマスクがみつけてください。

まず、裸眼で水中に潜ったとき視界はぼやけていますが、ダイビングマスクを着用すると、顔と水の間に空気の層ができるため、はっきりと視界が開けます。また、鼻を覆うように造られており、鼻に海水が入るのを防ぎます。水深によっては目にも圧力がかかるため、そのときに鼻から息を吐きだすと（マスクブロー）圧力を下げることもできます。

また、水中世界がくっきり美しく見えることも大きな役割の一つです。これらの理由から、ダイビングマスクは欠かせません。

シュノーケリングは画像のように海面に浮いた状態で、マスク越しに海中を鑑賞します。よって、基本的に潜ることがないので、マスクに呼吸をするためのパイプが付いています。

一方スキューバダイビングは空気を詰めたタンクなど器材を背負って海中を深く潜るため、ダイビングマスクも水圧に耐えられるような設計になっています。顔との接地面にはシリコンが施されているため、水は入りません。

顔にフィットするかどうかは確認しておかなければ事故につながることもあるので、実際にフィッティングするのがおすすめです。目安としては、マスクを顔に押し当てたときに息を吸いぴたっと吸い付いた状態で、そのまま手を放して顔を振っても落ちなければOKです。同時に、鼻にもフィットするか確認しましょう。

一眼式マスクは一枚ガラスで仕切りがないため、視界を遮るものがなく、景色がワイドに見えます。水中での撮影に向いており、表情がよく見えるため女性に人気です。注意すべきところは、内部空間が広いため、水が入ってしまったら視界に影響し、排水が面倒な点です。こうしたところを踏まえると、いかにフィッティングが重要かが分かります。

二眼式マスクはメガネのようにレンズが2つに分かれているため、視界にフレームインしますが、度付きレンズに交換できるメリットがあるので、視力がよくなくてもダイビングを楽しめます。また、デザインもかっこいいものが多いので、どちらかといえば男性に人気があります。また、水が入った場合でも排水しやすくなっています。

フルフェイスはその名の通り、顔全体をマスクで覆うタイプです。スキューバダイビング体験のときに使用されますが、水が入りにくいのと、呼吸装置が一体化されているため、確実に呼吸が確保されます。こちらは特に初心者の方は安心して使用できるのでおすすめです。

クリアシリコンは半透明で光を透過するので、視界が広がり明るく見えます。また、肌へのフィット感が柔かく、表情もよく見えるため女性にも人気です。ただ、シリコンは劣化すると黄ばむので、ある程度の年数で交換が必要となる可能性があります。

ブラックシリコンは海面からの眩しさを遮断してくれるメリットがあります。そのため、撮影をメインにする場合にファインダーやモニターで確認しやすくなるのでおすすめです。汚れも目立ちにくく、クールでシンプルなイメージなので、男女問わず人気があります。

ホワイトシリコンは海面からの光を適度に抑えてくれるので、撮影などもしやすく、撮られる場合も表情が明るく見えます。やはり一番は見た目の可愛さ・おしゃれなイメージで人気ですが、あまり種類が多くないので、選ぶのに少し時間がかかるかもしれません。

ダイビングマスクの価格帯・相場は幅が広く、安いもので2,000円台からありますが、一番よく売れているのは8,000円から20,000円までのマスクです。価格の差はシリコンの質や人気の色などで変動します。安いものはシリコンが硬いものが多く、顔にフィットしにくいため隙間があいて水が入ってしまいます。

スキューバダイビングをする頻度が多いならば、少々高価でもシリコンの質を重視して選びましょう。そのほうが長く使用でき、結果的にコスパがいいのでおすすめです。

1980年代初頭の日本に訪れたダイビングブームにより立ち上げられたブランドです。以来、日本のダイビングシーンを牽引していく中で生まれた二眼式マスク「MANTIS」は、GULLの代名詞ともいえるロングセラー商品となっています。また、一眼式マスクの「VADER」は、その曲線美や機能性の高さから幅広い層に愛されています。

スキューバプロは1963年に誕生し、世界中のダイバーたちを虜にしてきたダイビングブランドです。高性能で革新的なダイブギアを次々に発表し、半世紀以上経っても変わらぬ人気を誇ります。一眼式マスクの「クリスタルビュー」は、正面とサイドレンズの境目をほとんど感じないので、明るくワイドな視界が保てます。

ダイビングの総合ギアブランドとして人気のTUSAは、1952年に東京で創業しました。今や世界中でシェアされていますが、TUSAの原点であるマスクは高い品質と豊富なデザインを揃えており、使われているダイビング器材ブランドの常に上位に立っています。

Cressiは1946年にイタリアで設立された老舗ブランドであり、ウォータースポーツ界のパイオニアです。「エフワンフレームレスマスク」は、女性向けのかわいいカラバリで視界が広く、シリコンのフィット感や折りたためる機能性の高さから高い評価を受けています。

ダイビングマスクの寿命はシリコン部分の状態で決まりますが、だいたい10年から15年は使用できる耐久性を備えています。あとはフレームなどのプラスチック部分に経年劣化が生じるので、強い衝撃が加わったときに割れるなどの可能性があります。なるべく長く使用するためにも丁寧に扱いましょう。

メガネをかけているときと同様に、水中でも温度差のためにレンズが曇ってしまいます。当然ながら視界が悪くなるので、見えないことで不安になります。そんな事態を回避するためにも、事前に必ず曇り止めを塗布しておきましょう。

曇り止めは、リキッドタイプ・スプレータイプ・ジェルタイプなどがあります。タイプによって使いやすさや持続力が異なるので、それぞれの性質を理解して使用しましょう。

ダイビングマスクは、基本的に水洗いでOKですが、パーツを分解すると洗いやすくゴミも取れるのでおすすめです。汚れが特に気になる場合は、ぬるま湯に食器洗い洗剤を溶かして、ブラシでこすりましょう。あとは洗剤が残らないようにしっかりとすすぎます。

洗浄後はしっかり水気を切って、なるべく日陰で乾燥させましょう。直射日光が当たると、劣化してしまう可能性があります。また、保管するには、マスクを買ったときに入っていたケースにしまうと、劣化や変形を防げるのでおすすめです。

ダイビングマスクについて紹介してきましたが、魅力的な商品はありましたか。店頭で探す場合も、選び方のポイントを思い出して、ぜひお気に入りのダイビングマスクを手に入れてください。

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