アコーディオンのおすすめ18選｜値段は？独学は可能？種類も解説！

ひとりでも多人数の演奏でも楽しめるアコーディオン。おしゃれな見た目なので、「弾けたらかっこいい！でも難しそう」と思う方も多いのではないでしょうか。実は、アコーディオンの種類は1つだけではありません。鍵盤や大きさに違いがあるのです。

大きくて重そうに見えるアコーディオンの中には、比較的小さめで、小さな子どもから大人の女性まで楽しめるものもあります。また、鍵盤式だけではなく、ボタンで演奏できるアコーディオンもあり、鍵盤とはまた違った音域を楽しめます。

ここでは、アコーディオンの仕組みやタイプごとの特徴、気になる値段など、アコーディオンの魅力を紹介していきます。アコーディオンを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

アコーディオンは、鍵盤を押すだけで鳴る楽器ではなく、ジャバラを開いたり閉じたりして空気を中に送り込み、音を鳴らすリード楽器です。このジャバラの開閉の使い方で、アコーディオンが生み出す音域も変わります。

また、アコーディオンについているリードの組み合わせを変えると、数種類の音色を楽しめるようになっています。自分の弾き方次第で、音の強弱やダイナミックさを多様に表現できる楽器です。

アコーディオンは、種類によって鍵盤のタイプ、伴奏ボタンなどに違いがあります。この見出しでは、アコーディオンのタイプ・伴奏ボタン・リード枚数について、それぞれの違いや特徴を紹介していきます。

アコーディオンのタイプは、大きく分けて3つあります。たとえば「鍵盤式」は、ピアノと同じ鍵盤が付いているので、初心者にも弾きやすくなっています。では、ほかの2つのタイプについても紹介していきます。

鍵盤式のアコーディオンは、ピアノアコーディオンとも呼ばれており、鍵盤がピアノと同じ配列になっています。鍵盤は、通常のピアノよりも少し小さめになりますが、ピアノ経験者をはじめ初心者の方にも弾きやすいです。

また、鍵盤の数によって、アコーディオンの重さも変わるため、自分の体格や弾きやすい鍵盤数を考えて決めるといいでしょう。

クロマチック・ボタン式のアコーディオンは、ピアノ鍵盤式と違い、鍵盤部分がボタンになっています。ボタンごとに半音ずつ異なる音が出せるため、広い音域を楽しめます。ピアノとはまた違った弾き方になるので、慣れるまで大変ですが弾けるようになるととても素敵です。

また、並んだボタンを押して演奏ができるため、小さなお子さんも楽しみやすいです。

ダイアトニック・ボタン式は、クロマチック・ボタン式と同様に鍵盤がボタン式になっているアコーディオンです。ただし、クロマチックは半音ずつに対して、ダイアトニックは全音ずつのボタン配列になっています。

民族音楽などのジャンルを演奏してみたい方におすすめです。

アコーディオンの右手側、鍵盤のタイプを紹介してきましたが、左手側の伴奏ボタンも「スタンダードベース」と「フリーベース」の2種類に分かれています。では、スタンダードベースとフリーベースそれぞれ紹介していきます。

スタンダードベースは、ベースボタンとコードボタンがあり、伴奏の楽しさを感じれます。ボタンの数は自分の弾きたい演奏に必要なボタン数を選べ、ボタンの数が多いほど弾きたい演奏も増えます。通常は、ボタンが60個以上（60ベース）あるといいとされています。

また、小さなお子さんは手が小さいため、ボタン数は8個（8ベース）ぐらいが丁度いいです。

フリーベースは、アコーディオンに慣れてきて、もっと自由な演奏を楽しみたい方におすすめできます。スタンダードベースとは違い、伴奏のしやすさは味わいにくいですが、複雑なコードを演奏できジャズやクラシック音楽を楽しめます。

アコーディオンによっては、スタンダード・フリーベースを切り替えできるモデルもあるため、自分に合ったアコーディオンを選んでください。

アコーディオンの音色にこだわりたい方は、リード枚数にも目を向けてください。リードとは、アコーディオンの内部にある金属の板です。リードには、高音・低音・中音があり、内部のリードの組み合わせで演奏の音色を変えられます。

リードの枚数を多くすれば音色は楽しめますが、本体の重さや値段も上がります。自分の購入予算と音色・本体の重さなども考えて決めましょう。

アコーディオンの値段は、大体5万～10万円以上で購入できるものが多いです。中には、数百万円以上するアコーディオンもあります。しかし、子ども用などの小さめのアコーディオンや中古のアコーディオンは、もう少し安く販売している商品もあります。

アコーディオンのタイプやリード枚数・値段を見て、自分に合うものを選んでみてください。

アコーディオン初心者の方は、独学で学べるのか気になりますよね。鍵盤式のアコーディオンであれば、ピアノと同等に弾けるので慣れやすい点はありますが、左手で行う伴奏に慣れるまでは難しいです。

独学でも練習すれば演奏できるレベルまではいけますが、より深く楽しみたい・上達したいと思う方は音楽教室などで指導を受けることも検討してみましょう。

アコーディオンをこれから始めたいと思う方は、練習のお供に楽譜用のアイテムの購入もおすすめです。折りたたみの譜面台ならば、持ち運びもしやすく外での練習にもいいです。また、広げて見られる楽譜ファイルがあれば、めくる煩わしさがなくなり、練習に集中できます。

おすすめの楽譜アイテムとして下に2つ紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

アコーディオンは、鍵盤タイプやボタンタイプに分かれており、タイプによって奏でる音域を楽しめます。また、本体内部のリード枚数によって、重さも異なってくるので自分が持てる重さを選ぶといいです。ぜひ、アコーディオンの演奏を楽しんでください。

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