防災用保存水のおすすめ15選｜どこで売ってる？保存期間や保管方法も紹介！

人間が生きるために欠かせない水。いつ起きるかわからない災害に備えて、いちばんに用意しておきたいアイテムです。ミネラルウォーターでもいいですが、いざという時に保存期限が切れている！といったことがないように、長期保存できる保存水を備えておきましょう。

保存水という言葉は聞き慣れない方も多いかもしれません。保存水ってどんなもの？どこに売ってるの？と疑問もたくさんありますよね。

この記事では、保存水のおすすめをご紹介します。保存水の種類や選び方のポイントもお伝えしますので、この記事を参考に、防災対策を強化しましょう。

なぜ水を備えるの？避難所に行けば水はあるんじゃない？と思う方も多いかもしれませんが、水は絶対に備えておきたいアイテムです。人間の体は、水分の20％を失うと命の危険につながります。水分不足は脱水症や熱中症、低体温症などを引き起こし、最悪の場合死に至りますので軽視してはいけません。

また、災害が起きた時いちばんはじめに売り切れるのは水を含めた飲料です。自宅避難の方が安全な場合や、避難所がいっぱいで入れない、といった事態もあるので日ごろからきちんと備えておきましょう。

保存水とはどんなものなのでしょう。長期保存できるなんてなんだか怪しい、普通の水じゃないの？と不安に感じる方もいるかもしれません。保存水について、詳しくご説明します。

ミネラルウォーターと保存水のいちばんの違いは保存できる期間です。ミネラルウォーターの保存期間は約２年ですが、保存水は5～15年保存できます。そんなに長く保存できるということは、体に悪い添加物が入っているのでは？と心配になるかもしれませんが、成分はミネラルウォーターと同じです。味や特徴は商品によって異なりますが、保存水だからまずい、体に悪い、ということはありません。

長期保存できる秘密はボトルの作りにあり、製造コストがかかる分、価格は少し高めになっています。

災害時に備える水の量は、大人1人あたり1日3リットルといわれています。最低でも3日分、家族人数分を備えておくようにしましょう。1日に3リットルも水を飲む人は少ないと思いますが、この量には調理に必要な水も含まれます。食事をするには、多くの水が使われますので余裕を持って備えておくことが大切です。

保存水は、直射日光の当たらない冷暗所に保管しましょう。他の防災グッズと一緒に保管しておけば、災害時スムーズに取り出すことができます。また、状況により取り出せなくなってしまう事態を想定し、数か所に分散しておくと安心です。いざという時慌てずに済むように保管場所は家族で共有しておきましょう。

普段目にすることが少ないので、保存水がどこで売ってるか分からない人も多いでしょう。保存水は大型のスーパーやホームセンターで購入できます。大量に購入する場合はかなり重くなるので、家まで配達してくれるネット通販や生協などがおすすめです。

保存水の選び方をご説明します。さまざまな種類があるので、自分に合ったものを選びましょう。

水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量は、硬度で表されます。硬度によって味や飲みやすさに違いがあります。

水道水や、ミネラルウォーターのほとんどは軟水です。普段飲みなれている味なので、硬度で迷ったら軟水を選ぶといいでしょう。また、赤ちゃんのミルクにも軟水がいいと言われています。硬度の高い水は、胃腸に負担がかかる場合がありますので、小さなお子様がいる家庭にも軟水がおすすめです。硬水に含まれるミネラル成分は煮沸しても残ります。

硬水には、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが豊富に含まれています。災害時は栄養不足になりがちなので、栄養を重視するなら硬水の保存水を選びましょう。硬水は、独特の苦味やクセを感じることがあります。初めて飲む方は1度飲んで自分に合うかどうか確認しておくと安心です。

保存水は、普通のミネラルウォーターと比べると値段が高いです。大切な防災アイテムだとはいえ、特に家族が多い家庭では負担になってしまいますよね。ローリングストックができる場合は、保存期間が短く安い商品を日常的に飲みつつストックするのもひとつの方法です。保存水を選ぶ時は、コスパもしっかり確認しましょう。

保存水の保存期間は、商品によって異なります。5年のものや10年のもの、中には15年保管できるものもあります。保存期間が長くなるほど値段が上がる傾向にありますので、家庭に合ったものを選びましょう。保存期間を確認し、いざという時に期限が切れている！ということがないように注意が必要です。

保存水には500mlと2lのボトルがあります。どっちがいいのか迷う方も多いでしょう。ボトルの大きさにはそれぞれメリットがあります。

• 500mlボトル：直接飲めて、持ち運びしやすい
• 2lボトル：コスパが良く、開いたボトルの使用用途が広い

どちらもバランスよく備えておくのがベストです。また、ペットボトルの直飲みは、雑菌が繁殖します。2lボトルは紙コップを一緒に備えるなどの工夫をしましょう。

ミネラルは5大栄養素のひとつ。不足すると貧血や免疫力低下など、さまざまな不調を引き起こします。ミネラル不足に不安がある方は、ミネラル含有量の高い保存水を選びましょう。ミネラルの含有量は商品によって異なります。成分表示に記載されているのでチェックしてみましょう。

災害時に慌てないためには、電気への対策も行いましょう。大切なライフラインである電気を確保するためには、非常用のバッテリーがおすすめです。非常用バッテリーには、ソーラーパネルが搭載されているものあり、充電がなくなっても太陽光で充電できます。

きちんと用意しておかなくては、と分かっていても、ついつい後回しになってしまう防災対策。災害が起きてからでは手遅れです。あとから後悔することがないように、まずは保存水をしっかり備蓄しておきましょう。

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