高橋克彦の小説おすすめ15選!浮世絵三部作・風の陣も|新刊の予定は?

推理小説から歴史小説まで幅広いジャンルの作品がある作家・高橋克彦を特集します。有名な浮世絵三部作や『時宗』・記憶シリーズの『緋い記憶』など人気作品の情報も掲載します。ぜひ記事の内容を参考にして、高橋克彦の小説世界を楽しんでください。

2023/08/10 更新

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こちらの話はミステリー風で、何度か読みかえしながら内容を理解しつつ やっと読みました。読み終えるまで時間がかかりましたが心に入り込みました。

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「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」「広重殺人事件」ほか、高橋克彦氏の小説にみられる着想のあざやかさ、物語の展開の魅力と博識ぶりにはいつも感嘆する。徹夜してでも1日で読みきらずにはいられない。日本~ヨーロッパを舞台にした美術界の謎を中心に物語が進むこの「ゴッホ殺人事件」でも、着想のスケールの大きさにただただ圧倒された。特に前半は語り口も展開も最高、ページをめくる手が止まらず、いったいどうしてくれるんだこの気持ちを!?という感じ。ただ、後半になると「謎解き」の部分がなんとなく重たく、登場人物同士の会話もなぜかしだいに色あせて、ペースが落ちてくる…そして最後にはなんともいえない欲求不満に陥ってしまう。あああ、惜しい。あまりに素晴らしい題材だけに、残念でたまらない。とは言うものの、やっぱりこの作品、読んでよかった。細かいことはともかくとして、知的刺激を与えてくれる本。ゴッホ展を見に行って感動した後なので余計そう感じるのだろうか、ゴッホとテオの書簡集も読んでみたくなった。

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とにかく、グイグイ読まされた感じでした。今更ながら感想ひとしきりです。

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アンゴルモア元寇合戦記を読んで元寇に興味をもち、この本を読みました。なぜ、強大な元派遣軍に勝てたのか?いかにして元の侵攻を防いだのか? 特にアンゴルモア元寇合戦記という漫画を読んでいると、全く勝てそうになく、神風だのみか!と思いきや、こんな背景があったとは。戦争はその時の戦いだけではなく、むしろその準備で勝敗が決まる(4巻のうち3巻がその準備)と言うのが良くわかりました。御家人に日本を守る価値、意義を熱く説く時頼、時宗。国家と国民という意識、それを守る武士の気概。読者にもその熱い思いが伝わってきます。また、時頼、時宗に加えて、兄時輔、謝太郎が執権に代わり、縦横無尽の活躍をするのも楽しい脚色で、歴史小説として十分楽しませてもらいました。併せて、さいとうたかお氏の劇画もご覧になると、より楽しめるかと思います。(フビライの動静がそちらにはかかれていて、参考になりました。)

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陸奥にふさわしい風が吹き始めようとしている。都の争乱は陸奥を巡る戦いへと進むものになっていく。アテルイ登場以前の陸奥がこんなに生き生きとし、藤原氏の系譜に結びついていくことになる。高橋氏は歴史をさかのぼることによって、私たちを陸奥の争乱に導いてくれる。金を巡る権力争いは、蝦夷とさげすんだ人間たちの生き様を変えていく。地方と都、この距離が人と人の心の距離も遠いものにしている。

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幕末の様々な物語を読んだが、佐野栄寿と佐賀藩の視点に技術者の維持とロマンを新鮮さとともに感じさせてくれた。

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お安く購入できてよかったです。内容も面白くたのしめましたよ。

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一話ごとに趣向が違うので 高橋克彦さんの作品は好きです。特にこのシリーズは浮世絵、新聞絵などと併せての作品集で楽しい。傾向は違うけど「だまし絵シリーズ」(歌麿、北斎 源内 京伝、蘭陽 他)も おもしろいです。

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非常に面白くて引き込まれます。続きを早く読みたくなる内容で 次々に購入し楽しんでます。

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伝奇ミステリーを得意とする著者の人気シリーズの第一作。ネタばれを避けるため、あらすじは記さない。構成、文章力ともに、著者のカラーが良く出ている秀作だと思う。レビュアーは、長年のファンなのだが、この作品は、かなり最近になってから知った。田舎在住ゆえ、近郷の書店の店頭に並ばなかった、というのがその理由。公共図書館で、後の連作の一部が所蔵されていたのを見つけ、存在を認識した。アクセスできる、古書店、サイトを巡り、そろえた。本作は、新書ノベルスでの発刊しかなかったようだし、シリーズは、版元も、途中で変わっており、追跡は難儀だった。ネット検索はとても便利であることを再確認した。入手できて喜ばしい。ハードカバー版も欲しかった一冊。市場流通はすくないもよう。目にしたら速攻ゲットすべし。

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一気に読みました。普通に面白いと思います。

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四谷怪談は、日本でいちばん有名な怪談話であるにもかかわらず、その全貌を知っている人は少ないんじゃないかな映画やテレビで描かれる四谷怪談は、原作のダイジェストにすぎず、その全貌を知るには、やはり原作を読まなくちゃならない。原作本は岩波文庫などで容易に手に入れることが出来ますが、これが、昔の江戸言葉で書かれた歌舞伎の台本で、読みづらいったらありゃしないかく言う私も何度も挑戦し、その度に挫折を味わいました。そんな私に初めてその全貌をわかりやすく、しかも面白く伝えてくれたのが、この高橋克彦版 四谷怪談でした。後に原作の歌舞伎台本も読みましたが、高橋克彦版の素晴らしさを再確認したものでした。このたび、引っ越しのどさくさで失くしてしまっていたこの本をAmazonで再購入文庫化されたものも持っているのですが、やっぱりコレ最高の四谷怪談本です素晴らしい

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友人に薦められて購入を決意しました。内容はしっかりしていて情景が浮かぶような書き方で引き込まれました。古代史に興味をお持ちの方必読です。

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高橋克彦作品集大成のような作品何回読んでも素晴らしい作品ですSF好き UFO好き 地底都市好きな方是非読んでみてください少し前の作品ですが決して古くは感じませんから

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このシリーズ(といって良いのでしょうが)は、かつていくつかの出版社からバラバラに出版されていて、とびとびに読んだ記憶はあるのですが、今回日経文芸文庫で改めて順番に読み返しました。たぶん一つの出版社から全部揃って出版されたのはこれが初めてではないでしょうか。内容は「おもしろい」一言に尽きます。他の方の書評を参考にして下さい。

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