【2023】歴史小説のおすすめランキング26選｜史実に基づく名作や人気作家も

歴史小説は、歴史と作家の想いが詰まっている小説です。人気の高い戦国時代や幕末歴史をはじめ、歴史に史実に基づく名作は数多く存在します。

歴史小説と聞くと難しいイメージや、手に取りにくいイメージがある人も多いです。しかし、中には漫画化や映像化された作品もあり、初心者や中学生・高校生でも読みやすいものもあります。

この記事では歴史小説を選ぶ際のポイントや、おすすめの人気作品をランキング形式でご紹介します。人気の作家・時代・有名な人物を描いた面白い作品・世界史が学べる作品など、さまざまなポイントを踏まえてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

歴史とは、人類や社会が時間とともにどのように変化し、発展してきたかを記した足跡です。そうした過去を直接に見たり触れたりはできませんが、擬似的に体験できます。それが「歴史小説」です。

歴史小説は登場する人物にシンクロし、人生や喜怒哀楽を共にできるだけでなく、さまざまな知識も得られるところがメリットといえます。これが「教科書で学ぶより、歴史小説を読んだほうが頭に入る」と言われる所以です。

ところで、「歴史小説」と同じような意味合いで使われている言葉に「時代小説」があります。どちらも過去の出来事を扱った小説で、近年ではその違いが曖昧ですが、文学上では明確にジャンルが分かれているのが特徴です。その違いを簡単に見てみましょう。

歴史小説は史実に基づいた作品で、登場する人物もそのほとんどが実在していた人物です。彼らには史実として残っている人生があるため大幅に変えず、発生する事件も、多くを脚色する場面もありません。

もちろん作家もその時代に生きていた人ではありませんから、事実を書くのは不可能です。臨場感を持たせるために架空の人物を登場させる場合もありますし、あくまでも小説になります。できるだけ史実に基づいて書くのが、歴史小説の定義です。

時代小説は、過去の時代を舞台に作家が生み出したオリジナルの人物の活躍を描いたものです。特に、江戸期以降に時代を設定する場面が多く、市井の人々や武士の悲喜こもごもを色彩豊かに紡いでいます。

時代小説であっても、実在の人物、実際の事件を扱った作品は少なくありません。しかし、それらは作家の裁量次第で改変され、史実とは別な展開を見せます。架空の藩や架空の事件が描かれるなど、よりエンタテインメント性が追求されるのが時代小説です。

歴史小説の作家として誰もが思い浮かべるのは、司馬遼太郎です。1923年(大正12年)に大阪市に生まれ、産経新聞社の記者として働く中で小説の執筆を始めました。1960年(昭和35年)に「梟の城」で直木賞を受賞し、亡くなるまで執筆を続けています。

司馬遼太郎の歴史小説は時として「史実」ととらえられる点があり、警鐘を鳴らす研究者もいますが、それは作品がリアリティに富み、幅広く共感を呼ぶものであるのに違いありません。一作は読んでおいて損はない作家です。

司馬遼太郎と並んで人気があるのが、池波正太郎です。東京浅草で、司馬遼太郎と同じ1923年(大正12年)に生まれました。当初劇作家として活動しますが、1960年(昭和35年)に「錯乱」で直木賞を受賞し、小説家・随筆家としての地位を確立していきます。

池波正太郎作品に登場する人物は、優しく、格好いい生き方をしており、加えてテンポのいい筆致が心地よく、さわやかな読後感も特徴です。特筆すべきは、美味しそうな食事の場面が何度も登場する点といえます。グルメ関係の随筆も見逃せません。

吉村昭は1927年(昭和2年)に東京日暮里で生まれました。大学在学中から執筆を始め、4回ほど芥川賞候補になるものの、受賞には至りません。1966年(昭和41年)に「星への旅」が太宰治賞に選ばれ、作家としてさらに精力的に活動していきます。

吉村昭の作品の特徴は、とにかく綿密な取材に基づいている点です。史料や証言を徹底的に調べ上げ、できるだけ「フィクション」を避けた作品に仕上げています。「記録小説」との異名もあるように、より事実に近い過去を体験可能です。

永井路子は、1925年(大正14年)に東京本郷で生まれました。出版社で女性向け雑誌の編集に携わるかたわら歴史小説を書き、司馬遼太郎が創設した「近代説話」で同人誌に寄稿し好評を得ます。そして1964年(昭和39年)には「炎環」で直木賞を受賞しました。

永井路子の作品は、それまでの歴史上の人物や出来事を再考し、徹底した時代考証と独自の観点をもって描かれています。女性天皇に光を当てたり、鎌倉時代を色濃く描いたりと、取り上げる題材も興味深く、多くの歴史小説を読んてきた人にもおすすめしたい作家です。

数々の大作を描き人気の衰えないのが「吉川英治」です。ビジネス書にも通じる視点が面白い「童門冬二」、推理小説や伝奇小説も手掛ける「高橋克彦」、読みやすく戦闘シーンが豪快な「和田竜」、期待の若手である「木下昌輝」なども注目の歴史小説家です。

一時代を築いた作家を選ぶも良し、新進気鋭の作家を選ぶも良しな歴史小説は、作家のプロフィールや作品のあらすじなどを参考に、まだ読んでいない作家の作品にも触れてみてください。新しい好みを発見できるかもしれません。

3000年の歴史と広大な土地を持つ中国に関しては、とにかくスケールの大きな作品が生まれやすいです。国の興亡が頻繁で人々の栄枯盛衰も激しいため、歴史としてだけでなく物語としても興奮を誘います。多くのゲームが作られる所以です。

「三国志」「水滸伝」「史記」など、古い書物が残っている点もあり、小説の題材選びには困りません。「始皇帝」「劉邦」「諸葛亮」「則天武后」など、主人公にふさわしい人物にも事欠かないのも特徴といえます。

馴染みのない漢字が多く始めは読みにくく感じるかもしれませんが、短編集などをとっかかりに古き中国の制度や歴史に慣れてみましょう。一度ハマると簡単には抜け出せない深い世界が広がっています。代表的な作家は、「宮城谷昌光」や「北方謙三」です。

陳舜臣は、中国の歴史小説で名高い作家です。1924年(大正13年)兵庫県神戸市で、台湾人の両親のもとに生まれました。出生当時台湾が日本の植民地だったために国籍は日本でしたが、終戦と同時に中華民国に変わります。これが作家としての原点です。

中国の歴史を題材とした作品を書くようになったのは40代になってからで、中国の歴史書や小説、読本などをもとに5千年にわたる中国の興亡史を描きました。中国の複雑な歴史をわかりやすく、かつ生き生きと描写し、日本に「中国の歴史小説」の面白さを伝えています。

遠い異国は私たちにとっては未知の世界です。言葉も習慣も思考も違う国々の歴史は新鮮な驚きに満ち、好奇心を刺激するだけでなく憧れも大きくします。世界史を描く歴史小説は、ときとしてその国を知るための入り口になり、旅のガイドにもなるのが最大の特徴です。

しかし、「世界史」が扱う範囲は膨大で国の数だけ歴史があり、歴史の長さだけ出来事や事件が存在します。まずは自分の関心がどの国にあるのか、どの時代に興味があるのか、大まかな方向性を把握しておきましょう。

世界の歴史を小説にしている作家は多く、それぞれに得意範囲を持っているのが特徴です。イタリア史にこだわる「塩野七生」、フランス史をドラマティックに描く「藤本ひとみ」、ドイツ語圏の近代史を巧みに描く若手作家「須賀しのぶ」などが挙げられます。

1968年(昭和43年)山形県生まれの佐藤賢一は、東北大学大学院博士課程に在学中に小説すばる新人賞を受賞し作家デビューしました。以来、主に中世から近世にかけてのヨーロッパを題材とした歴史小説を多数発表しています。

作品は独自の文体で綴られるため読み手を選ぶタイプでもありますが、史料を駆使し、時代背景を調べ上げて書かれた作品には定評があり人気です。躍動感にあふれ、時代が鮮明に浮かび上がってくる作風にファンは少なくありません。

飛鳥時代は、貴族たちが権力を求めて争い始めた時代です。政治の中枢である王権を得るために、婚姻、暗殺、戦争など、権謀術数が巡らされるようになりました。その後に続く奈良時代には、天皇中心の政治体制が定まっていきます。

聖徳太子、中大兄皇子、蘇我入鹿などが登場するこの時代を描く歴史小説は、日本の政治体制の成り立ちを知りたい人におすすめです。

約390年続いた平安時代は、「源氏物語」に見られるような雅な世界がある一方で、権力を巡って貴族たちが激しい対立を繰り返していました。次第に貴族の護衛をしていた武士たちが台頭し、ついに貴族に取って代わろうと動きを激化させます。

平家物語に象徴されるように、王朝体制から武家社会へと移っていく時代を描いた小説は、華やかさと影、ロマンを求める人におすすめです。

源頼朝によって幕府が開かれて鎌倉時代は始まります。武士が支配する武家政治が行われながらも、天皇も権力を持ったまま存在しており、その後に続く将軍と天皇による二元的な政治体制が確立されました。しかしこれが、さらなる争いの火種となっていきます。

源頼朝、源実朝、北条時宗などよく名の上がる人物が増えてくるのものの、取り上げられる機会が少ないのが鎌倉時代です。戦国時代の小説を読み飽きた人はぜひ手にとってみてください。

権力と領土を求める武士たちによって、混乱の世の中へと突き進んでいったのが室町時代、戦国時代です。身分の低いものが高いものを斃す下剋上が起き、強いものが並び立つ「群雄割拠」の状態が続きました。

足利尊氏、木曽義仲、武田信玄、上杉謙信、織田信長、真田幸村、伊達政宗と、よく知られた人物が多数登場し、歴史の中でもっともなじみのある時代です。歴小説初心者ならば、一番とっつきやすいです。知っている名前や出来事がある方が読みやすくなります。

関ヶ原の戦いを経て徳川家康が開いた徳川幕府による支配は、約250年続きました。戦乱はなくなり世は安定し、江戸時代は一貫して文化が栄えたのが特徴です。しかし、外国からの脅威が迫ると国は再び混乱し、倒幕の動きが活発になる「幕末」へと進んでいきます。

江戸時代を描いたものは、歴史小説よりも時代小説に面白い作品がたくさんそろっているのが特徴です。近年ブームの幕末に関しては歴史小説も充実しています。入り乱れる思想ごとに視点が変わり、読み手をか飽きさせません。人間と時代の戦いに触れたい人におすすめです。

兄弟で戦った頼朝と源義経は、その悲劇性や判官びいきな日本人の特性もあって、小説の主人公として人気の人物です。北条政子や平清盛といった彼らを取り巻く人々も個性豊かで、史実としても物語としても私たちを惹きつけてやみません。

南北朝時代に活躍した楠木正成は後醍醐天皇に尽くし、「忠臣」として語り継がれている武将です。天才的な軍略家でもあり、足利尊氏のライバルとして描かれる場合も多く、長い間人々を魅了し続けています。

誰もが知っている歴史上の人物といえば、戦国の三英傑である「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」です。鳴かないホトトギスをどうするかといった句が詠まれるほど、彼らの性格や生き方はあまりにも違い、だからこそまた面白く魅力的といえます。

新選組は今も昔も多くの人の関心を引き、創作意欲を刺激するテーマです。隊士の中でも「土方歳三」や「沖田総司」は特に人気があり、彼らを主人公とした作品はさまざまな形で存在しています。幕末に興味を持つきっかけになる人も少なくありません。

幕末期に活躍する人物たちは、混乱の時代を駆け抜けただけあって、みな魅力の尽きない生き様を見せてくれます。中でも長州藩士の高杉晋作は「面白くない世の中も自分の心次第で面白くできるものだ」との句を残すほど才幹のある人物で、多くの人の共感を呼んでいる人物です。

世の中を動かしてきたのは男性ばかりではありません。表に名の出る場合は多くありませんでしたが、女性たちも歴史に影響を与えています。「お市の方」「淀殿」「春日局」「皇女・和宮」などは、小説の主人公として取り上げられているのが特徴です。

政権争いを制して栄華を極めた平氏と、破れながらも再起を狙い、ついに平氏を斃す源氏の2大一族が戦った源平合戦は、「平家物語」としてよく知られています。日本で最初の大規模内乱であり、興味を引かれている人も多いです。

多くの人物が関わっているだけあって、さまざまな立場から描いた作品がある点が特徴といえます。作品ごとに人物のイメージが変わったり、味方したい人が移り変わったりするのも、歴史小説を読む醍醐味です。

天下統一に大手をかけた織田信長は、家臣の明智光秀による思わぬ襲撃を受けこの世を去ります。おそらく日本史上もっともよく知られた事件である「本能寺の変」は、「明智光秀はなぜ主君を討ったのか」といた謎により、より一層の関心を引くようになりました。

「本能寺の変」に関しては、本格的な歴史小説から、「誰が黒幕か」を探るシミュレーション系、「信長は死んでいなかった」「もし信長が暗殺されていなかったら」などのIF系まで、あらゆるジャンルがそろっています。初心者にとって選びやすい題材です。

江戸幕府が倒れるまでの約16年間を幕末と呼びます。その末期に起こったのが戊辰戦争であり、日本全国が巻き込まれた最後の内乱です。幕府を倒したい者と守りたい者、漁夫の利を得たい者などが複雑に絡み合い、わかりにくいと敬遠されがちな時代といえます。

一方で、国のために奔走する者たちに惚れ込んだ、熱狂的なファンが多いのも事実です。時代が近いため自身とのつながりを見出しやすいかもしれません。ゆかりの地を巡りやすいといったおまけもついてくるので、何かにハマってみたい人におすすめです。

すでに映画やドラマなどの映像化がなされた作品の原作を読むのもおすすめです。絵を見ると内容を想像しやすくなり、長編も読みやすくなります。

しかし、映像は視覚を通して流れがわかりやすくなる一方で、細かい心理描写や心の機微などは伝わりづらくなるのが弱点です。小説は文字によって詳細に語れるものの、それがかえってわかりにくさにつながる場合もあります。

映像化された作品の原作を読んだり、小説を読んだ後に映像化作品を見たりするのは、互いの足りない部分を補えるため非常に効果的です。発見や驚きもありますし、何より理解の助けになります。初心者には特におすすめの手段です。

歴史に触れていると、「もしこの人が死ななかったらどうなっていたのだろう」などと気になりませんか？そうした「もし」に応えるのが歴史改変SFです。多くは史実に基づくもので、その上で実際とは異なる展開や発展をとげた世界をシミュレーションしています。

史実に基づいたものではなく、一から構築した架空の世界を舞台にした小説を得意とする作家も多いです。ファンタジー小説に分類されますが、緻密に作り上げられた世界は現実の歴史と引けを取らず、「歴史小説」としての読み応えは十分あります。

歴史改変SFも架空歴史小説もマニアックなジャンルですが、読みやすいものも多く出版されているのが特徴です。特に、架空歴史小説はアニメ要素を含むものもあり、小学生や中学生にもおすすめできます。実際の歴史や政治への興味も広がるようです。

新人や若手作家にとって、作家として名を挙げるための近道は「文学賞を受賞する」のが重要です。文学賞には2種類あり、ひとつはデビュー前の作家志望者が挑戦する公募の新人賞、もうひとつはプロデビューをした作家の既刊作品から選ばれます。

公募される新人賞は、歴史小説、ミステリー小説、SF、ライトノベルなど専門ジャンルごとに開催される場合もあれば、強いエンタテインメント性を望みジャンル不問で行われるのが特徴です。小説すばる新人賞などが有名な作家になります。

一方、すでに新聞や雑誌に掲載されたり、単行本として刊行された作品の中から選ばれる賞があるのも特徴です。いわゆる「直木賞」「芥川賞」などがそれにあたり、新人賞より話題性が高くなります。そのため、受賞と同時にベストセラーになる場合も少なくありません。

直木三十五賞(以下、直木賞)は、作家・直木三十五を記念して1935年(昭和10年)に創設された、「大衆文学」を対象とした文学賞です。同時に創設された芥川龍之介賞は「純文学」を対象としており、どちらも年に2回、受賞作が発表されます。

直木賞を創設した当時は、無名・新進の作家に向けた賞として「若手作家の登竜門」といった位置づけがなされていました。今は中堅作家も選考対象となり、人気も実力も十分な作家が受賞するケースが増えているのが特徴です。

歴史小説を手掛ける作家としては、近年では葉室麟、安部龍太郎、朝井まかて、門井慶喜、川越宗一などが受賞しています。直木賞受賞作品は映像化される場合も多いので、映画やドラマとあわせて読むのもおすすめです。

本屋が選ぶ時代小説大賞は、2011年(平成23年)に創設された新しい文学賞です。過去1年間に発表された作品の中から文芸評論家が候補作を絞り、主に首都圏の書店の店長などで構成される選考委員が大賞作品を決定します。

販売に携わる人が選ぶ賞なので、読者に近い感覚が反映された選考になっているのが特徴です。比較的若手の作家や斬新な題材が選ばれる傾向もあり、売り手が「面白い」と推せる作品であるのは間違いありません。

「歴史小説といえば戦国時代や幕末」といった定番を外したい人や、作家や作品との新鮮な出会いを求める人におすすめの作品が並んでいます。もちろん読みやすさも折り紙付きなので、初心者も安心して手に取ってみてください。

ここでは2023年発売の新刊のなかから、おすすめの1冊を紹介します。ぜひチェックしてみてください。

• 「戦国を生き抜いた男　織田・豊臣・徳川と主君を渡り歩いた侍、本城惣右衛門武功録」

戦国時代に詳しい歴史学者の朝倉徹が、本能寺に一番乗りしたと言われている武士の生涯を描きます。2023年3月22日発売です。

「歴史には興味があるけれど、長い小説を読みきれるか心配」といった人は、歴史漫画にチャレンジしてみましょう。日本の古代から現代、中国史も世界史も扱っており、さらには伝記もそろっています。読みたい漫画を見つけやすいです。

また、各出版社から出ている学習まんがシリーズも侮れません。小学生が読みやすいだけでなく、中学生、高校生の試験にも対応でき、大人が読んでも役立つ内容が盛り込まれています。大まかな流れを知るのには特におすすめです。

漫画は小説と違い、絵があるのが理解の助けになります。着る物や髪型、調度品などを見る楽しみもありおすすめです。漫画家もきちんと調べて丁寧に絵に描いているので、そうした細かい表現にも注目して読んでみてください。

歴史小説は、私たちに学びと勇気を与えてくれます。怒涛の展開にページをめくる手が止まらなくなり、主人公と一緒に一喜一憂する楽しさにも気付けるのでおすすめです。それこそが歴史小説を読む醍醐味ですので、ランキングを参考にハマれる歴史小説をぜひ見つけてください。