シェーファーの万年筆おすすめ15選！廃盤となったビンテージ品はどこで買える？

シェーファーの万年筆は、アメリカ製で歴代大統領が使用してきた万年筆です。実用的でダイナミックなデザインが魅力です。ヨーロッパ製のような繊細さはありませんが、それが逆にファンの心をがっちり掴んでいます。ヴィンテージもののコレクターもいるほど人気です。

シェーファーの万年筆には、さまざまなシリーズがあります。それぞれ個性的なので好みのシリーズを見つければ、お気に入りの一生ものの万年筆を手に入れられます。シェーファーの万年筆は、年代物の万年筆としての魅力も大きいですが、確かな品質と実用的なデザイン性が人気の秘密です。

ここでは、シェーファーの万年筆の魅力・選び方・おすすめ15選などをご紹介しますので、シェーファーの万年筆に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

アメリカ・アイオワ州で宝石商を営んでいたウォルター・A・シェーファーが、1907年にレバー充填式万年筆の発明の特許を取得しました。それを機に1908年に創業されたW. A. シェーファー・ペン・カンパニーが、シェーファー社のスタートでした。

シェーファー社の製品には、キャップの上部に高品質の証であるホワイトドットがすべての製品についています。そんなシェーファーの万年筆は、国際会議や各国首脳会談の場での署名など重要な場面で使われてきました。

シェーファーの万年筆は、無駄な装飾がなく、とても実用的なデザインです。文具は実際の使い心地が何よりも大切です。使ってこその万年筆なので、実務にバリバリ使えるシェーファーの万年筆のデザインは秀逸です。

100年以上の歴史を持つシェーファーの万年筆は、歴代アメリカ大統領が、重要な調印の際のサインを書くのに選ばれてきた万年筆です。ここでも実用性が重視されています。

そんな輝かしい歴史を持つシェーファーの万年筆を所有するのは、ひとつの大人のステータスとなります。

実用性を重視するシェーファーの万年筆は、がっしりとしてとても存在感があります。その存在感は、実務で使い続けられる力強さと言い換えられます。

美しい装飾のある高級な万年筆も素晴らしいですが、この力強さがシェーファーの万年筆の大きな魅力です。手に入れたら、飾りではなくどんどん使いこなしていきましょう。

「レガシーヘリテイジ」は、シェーファーの万年筆の上位モデルです。一般的に万年筆はペン先の部分が飛び出した形になっていますが、ヴィンテージもののシェーファーの万年筆はペン先と万年筆本体が一体化した「インレイニブ」と呼ばれる形になっています。

その「インレイニブ」を引き継いでいるのが、「レガシーヘリテイジ」です。他のブランドでは見られないタイプなので、シェーファーファンは1本は持ちたいのがこのシリーズです。

「プレリュード」は、カラーバリエーションが豊富で色によってかなり印象が変わる万年筆です。シックなコバルトブルーラッカー、若々しさを演出するマットガンメタル、大人の落ち着きが表現できるブラック×ゴールド、柔らかい雰囲気のブラッシュトコパーなどがあります。

上品でシンプルなイメージで、仕事に使うのにぴったりの万年筆です。

「サガリス」は細目のタイプで、万年筆の太目の重厚感はありませんが、仕事や日常使いにバリバリ使うにはとても扱いやすい万年筆です。一見、レガシーヘリテイジに似ていますが、さらに細く軽量化されているのがサガリスです。

見た目が重厚すぎる万年筆が使いづらい方に、おすすめです。適度な上品さと実用性を兼ね備えた逸品です。

「インテンシティ」は、常に手帳を持ち歩いている方におすすめです。万年筆とは思えないほどスリムな軸を使っているので、手帳に挟んで持ち歩くのに向いています。歴史ある重厚な万年筆の雰囲気と同時にモダンな印象もあり、年代を問わず持てるのも魅力です。

とても使いやすい万年筆なので、ギフトとして贈るのにも最適です。

「シェーファー100」は、重厚感よりラフな雰囲気の万年筆を購入したい方におすすめです。若い方が持っていても違和感がありません。大学入学祝いや就職祝いに贈るのにも最適です。軸が太すぎず細すぎずしっくりと手に馴染み、初めて万年筆を使う方にもとても使いやすいと好評です。

「シェーファー300」は、シェーファーらしい無骨さが出ている太めの万年筆です。独特のクラシカルな雰囲気のある万年筆で、年代を問わず愛用できます。

「スターウォーズコラボシリーズ」は、ハリウッド映画の大ヒット作『スターウォーズ』とのコラボ商品です。「スターウォーズコラボシリーズ」は全9種類です。スターウォーズファンなら、すべて揃えたくなるシリーズです。価格もそれほど高価ではないのも嬉しいポイントです。

ダースベイダー・ヨーダ・R2D2柄などがあり、万年筆の品質も通常の商品と同様です。キャップのフックにはホワイトドットもついています。

「細字（F）」はとても細い線が書けるので、メモや手帳に文字を書くのに向いています。小さなスペースにきれいに文字が書けます。また太字や中字よりインクが少ししか出ないので、にじみにくいのも魅力です。どんなタイプの紙でもきれいに文字を書けるので、万年筆を初めて使う方にもおすすめです。

アメリカ製のシェーファーの万年筆の細字は日本製のものより少し太めになりますので、細めのペン先が好みの方は、極細があればそちらを選びましょう。

「中字（M）」は、万年筆のペン先の太さで最も使いやすいです。贈り物にする際も中字にしておけば、ほぼ失敗がありません。書き心地がボールペンに似ているので、万年筆初心者の方にもおすすめの太さです。

中字はとても扱いやすい太さなので、購入時に迷ったときは中字を購入して必要に応じて太字・細字を買い足してみるのもいい購入方法です。

「太字（B）」は、年賀状など季節のご挨拶のハガキの宛名書きなどに向いています。また書類のサインも太字が適しています。太目のペン先は書き心地がいいので、たくさん文字を書くときにおすすめです。

ただ太字は普段使いにはあまり向いていません。そのため初めて万年筆を購入する方は、先に中字か細字を購入してから、必要に応じて買い足しましょう。

シェーファーの万年筆には、同じタイプの色や太さのボールペンがあります。セットで購入すると、とてもおしゃれなのでおすすめです。万年筆を使うシーンとボールペンを使うシーンを分けると、「できる大人」を演出できます。それがお揃いのものだとさらに素敵です。

またプレゼントにする際も、万年筆とボールペンのセットはとても高級感が出て先様に喜ばれる贈り物になります。

シェーファーの万年筆には、すでに廃盤になってしまったヴィンテージものがあります。シェーファーの万年筆のマニアに人気なのは、「インペリアル」です。廃盤になっているので、新品は購入はできませんが、あたたかみのある「インペリアル」は今も大人気です。

「インペリアル」などシェーファーのヴィンテージ万年筆を購入したい方は、中古にはなりますがフリマサイトや通販サイトをご覧になってください。廃盤になったものも購入できる場合があります。

シェーファーの万年筆のインクの入れ方は、カートリッジを交換するだけです。インクカートリッジの丸い目印がついている方が頭になります。逆の穴が開いている方を万年筆の胴体に差し込み、その後ペン先を胴体にセットします。

インクがペン先にうまく流れているか、試し書きをしてみましょう。うまく書けたら、インクカートリッジの交換は終了です。以下に、シェーファーの万年筆のカートリッジインクをご紹介しますので、ぜひご覧になってください。

100年以上の歴史を持つシェーファーの万年筆は、現在も歴代アメリカ大統領が使っている伝統ある万年筆です。実用的で扱いやすく、歴史の重みを感じる中にもカジュアルな雰囲気もあり、日本でも人気の万年筆です。あなたもシェーファーの万年筆を一度使ってみましょう！

こちらの記事もあわせてご覧ください