林真理子の小説おすすめ10選｜新刊も要チェック！選び方も

「ドキドキできる小説が読みたい」「移動時間に気軽に楽しめる本がほしい」と考えている方におすすめなのが林真理子の小説です。キャラクターや物語が魅力的で、最後の1ページまでワクワク・キュンキュンできます。

ただ、林真理子の小説は数が多く、どの作品から読めばいいのか、どの作品がおすすめなのかよくわからないですよね。

そこで本記事では、林真理子のおすすめ小説をわかりやすくまとめました。林真理子のプロフィールや作品の魅力、小説の選び方に至るまで丁寧に解説しているので、林真理子の作品に興味がある方はぜひ本記事をご覧ください。

林真理子は1954年、山梨県で生まれました。コピーライターののち作家デビューを果たすと、処女作でもあるエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がたちまちベストセラーとなりました。

私生活では、1990年に結婚、その夫との間に娘も誕生しています。現在では作家業のかたわら、日本文藝教会や日大の理事長も務めるなど、さまざまな分野で活躍しています。

林真理子の小説の魅力は大きく2つあります。まず1つめが登場人物、特に女性のキャラクターが生き生きと描写されている点です。このキャラクターはどんな行動・発言をするのだろう、この後どうなるのだろうと登場人物の行動が気になって、ページをめくる手がとまらなくなるはずです。

そして、もう1つの魅力は読んでいて痛快であることです。人との関わり合いの中でふとしたときに感じるモヤモヤ、言葉にならない小さな感情が、林真理子の作品の中では的確に言語化されており、思わず「そういうこと！」と膝を打ちながら、楽しく読み進められます。

林真理子は恋愛(『anego』ほか)・不倫(『奇跡』ほか)・歴史(『李王家の縁談』ほか)・実の母にまつわる話(『本を読む女』)など、さまざまなテーマの小説を書いています。

ドキドキを味わいたい方は恋愛小説、昔の人の暮らしや考え方などに興味がある方は歴史小説といったように、読みたいテーマがある場合はそのテーマを扱っている小説を選んでみましょう。

面白い作品を読みたいならドラマ化された小説から選んでみましょう。そして、ドラマ化された作品の中でも特におすすめなのが『下流の宴』『最高のオバハンシリーズ』です。

『下流の宴』は中流家庭といわゆる下流家庭における違いとは何なのか、そして本当に違いなどあるのかを扱った作品で、『最高のオバハンシリーズ』は主人公である女社長が独自の生きざま・考え方で世に溢れる問題をズバズバ切っていく痛快な作品です。

林真理子は2021年に皇族の結婚を題材として扱った『李王家の縁談』『小説8050』などの小説を、2022年には実在する人物の美しく奇跡のような不倫を描いた『奇跡』を発表しています。

林真理子の新刊に興味がある方、すでに林真理子の小説をいくつか読んだことのある方はこうした最新の小説から選んでみましょう。

林真理子は小説家でありながら、「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス記録に認定された稀代のエッセイストでもあります。

エッセイでは、日常で感じたこと・最近起こった出来事などが軽快な文章でつづられており、小説とはまた違った魅力が感じられます。林真理子の作品に興味がある方はぜひエッセイもチェックしてみてください。

益田ミリは大阪生まれのイラストレーター・漫画家です。2001年に漫画『OLはえらい』でデビューしました。代表作には『すーちゃんシリーズ』『今日の人生』『沢村さん家のこんな毎日』などがあります。

そして、最近ではイラストだけでなく、小説・エッセイでも注目を集めています。自分の人生を見つめ直したい方や、素朴で面白い作品に興味がある方はぜひ益田ミリの作品も手に取ってみてください。

林真理子の小説は思わず共感、納得ができるものばかりです。「面白そう！」「気になる！」と感じる作品から手に取って、林真理子の文章・世界観をご堪能ください。

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