京都のお香人気おすすめ12選｜おしゃれな線香や老舗のお香専門店も

お香は手軽に気分をかえられる香りのアイテムです。香り文化を発達させた都・京都には歴史ある線香・お香専門店が点在しています。希少な香木や寺院に欠かせないお線香など、香りにまつわる品々が楽しめます。

京都のお香は香りの体験施設があったり、オリジナルのお香を作れたり、旅の思い出になるものばかりです。お土産にも最適ですよね。香りの老舗といえば伝統的な和の香りをイメージしますが、実は現代的におしゃれにアレンジした香りも多く、選ぶのに迷ってしまいます。

そこで今回はお土産にもぴったりな京都のお香の人気のおすすめ商品や選び方をご紹介します。京都を訪れたら立ち寄りたい有名店も紹介するので、京都のお香が気になっている方はぜひ最後までご覧になってください。

お香は約1500年前に仏教と共に日本に入ってきたとされます。京都は古くから香りの文化を発展させてきた都、今でも老舗のお香専門店が京都には多く点在しています。

歴史を感じさせるたたずまいの「山田松香木店」や香りの体験館を併設する「松栄堂」またスタイリッシュな「LISN」など特徴もさまざまです。寺院用の和の香りからルームフレグランスで楽しむ現代に即した香りまで揃い、お香の奥深さを堪能できます。

京都に出かけたらお香専門店を訪れてみましょう。香りの施設に立ち寄ったり、オリジナルの香りを作ったり、工房を見学してみたり、さまざまな香りを体験できます。香りの好みはそれぞれなので、自分の好きな香りをみつけるきっかけになります。

直接火を点けて焚くお香やほのかな香りが楽しめる匂い袋、お香を楽しむためのお香立てや香皿は旅の思い出やお土産にするのにぴったりです。京都の景色とお香の香りが印象深く記憶に残る旅になりますね。

スティックタイプはお香の王道とも言える馴染み深いお線香です。細長い棒状で、長いものはど燃焼時間が長く香りが長続きします。

香りの種類が多く、好みの香りがみつけやすく初心者の方も選びやすいのが特徴です。お香立てがセットされているものが多いため、購入後すぐに使えます。灰の受け皿として香皿にのせて使ってください。

コーンタイプは小さな円すいのような形状で、香りが広がりやすいのが特徴です。火を点けるとゆっくり香り始め、火が下に移動するほど強く香ります。短時間で香るのでリフレッシュに最適です。コーンの大きさによりますが、10〜20分ほどで燃えて終わるものが多いです。

コーンタイプは安定した形状で灰も散りにくいので気軽に使いやすいのもメリットです。

渦巻き型は「長時間香りを楽しみたい」「好みの香りがある」という方におすすめです。スティック型を渦巻きの形にしたもので、1時間〜2時間程度楽しめるものが主流です。しばらく香りに包まれて過ごしたいときや来客時に使うといいでしょう。

燃焼しきらなくても途中で折って止められるので、数回に分けて使えて便利です。

匂い袋など火を使わないお香もあります。ブレンドした香料をかわいらしい袋に詰めて持ち歩けるため、好きな香りを常に身にまといたい方におすすめです。デザイン性も高いのでお土産にも向いています。

持ち歩くだけでなくお部屋に飾るなどインテリアとしても使えるのも魅力的です。持ち歩きは3ヶ月、インテリアに飾るなら6ヶ月程度香りが楽しめます。

置き香も安全で簡単に使えます。置いておくだけのアロマストーンのようなデザインや、タンスや衣装ケースに入れておけるタイプがあり、衣類にほのかな香りが移りやさしい香りが楽しめます。天然香木を調合した防虫効果のあるものもあるので、用途に合わせて使ってみてください。

火を使わずに香りが楽しめるお香は安心で使い勝手がいいのでおすすめです。

トイレや洗面所は使うときにいい香りがすると心地がいいですよね。とはいえ常に目が届く場所ではないため、火を点けるお香は危険もあり、あまり向きません。

火を使わずに香りを楽しむにはリードディフューザーがおすすめです。挿すスティックの本数で香りの濃度が変えられるので便利です。柑橘系やフローラル系など軽い香りを使いましょう。

1日の疲れを取りリフレッシュして眠りにつきたい方には、寝室をいい香りで満たしてから就寝するのがおすすめです。天然の香木系のお香は長時間香りが漂います。

就寝前の30分くらい前からお香を焚いて、入眠の準備をしましょう。火を使うスティックタイプや渦巻きタイプの場合は、火の元に十分気をつけて利用してください。

「松栄堂（しょうえいどう）」は創業300年を超える老舗の香り専門店です。国内のみならずアメリカにも進出しています。伝統的なもの・創造性の高いものなど時代に合わせたお香の数々が楽しめます。京都本店の薫習館では香りが体験できるので必見です。

天然香料で作られたスティックタイプの「京五彩 アソート」は天平・室町・元禄・白川・二条の世界観を香りにしたものが人気です。

日本最古の御香調進所として知られる「薫玉堂(くんぎょくどう)」。伝統を守りながら現代と融合させたセンスあふれるお香が揃っています。全国の寺院との取引の多さが信頼の証です。京都モチーフの商品も多くお土産に選ばれています。

お香立て付きの試香は高級な香木を使用したスティックタイプのお試し用のお線香です。4種類で36本入りです。

「林龍昇堂（はやしりゅうしょうどう)」は江戸時代末期から京都で薫物線香や焼香を販売している香老舗です。伽羅や沈香など厳選された味わい深い香りが楽しめます。店内は趣のある佇まいでなごみます。

林龍昇堂は新商品の開発にも余念がなく、「香け橋」は若狭名産の梅と京都特産のお香とのコラボ商品として発売されました。また、線香タイプだけでなく、白檀・伽羅・沈香などの香木も、チップの状態で販売しています。白檀は、火をつけなくても香ります。

「山田松香木店（やまだまつこうぼくてん)」は京都御所のすぐそばに位置する江戸時代から続く香りの専門店です。店内に並ぶ香木が香木店としての重みを感じさせます。近年はワークショップが開催され、香り体験が身近にできるようになりました。

現代的なスティックタイプのお香「utsuroiiro」は、彩りが鮮やかで初心者の方も手に取りやすいデザインです。

「lisn(リスン)」は老舗とは異なる新鋭のインセンス（香り）専門店で、実は松栄堂が運営しているというのでお香は本格的です。「インセンスを中心に香りある豊かなライフスタイル」をテーマに、スタイリッシュな香りのアイテムを販売しています。

スティックのお香は150種類あるため、最初は「香りのバリエーションCbセット」がおすすめです。

京都の中でも繁華街である寺町商店街にある「鳩居堂（きゅうきょどう）」は、お香を始め書画用品やはがき・便箋・和紙製品を取り扱う歴史ある老舗です。2020年11月に店舗の建て替えを行いリニューアルオープンしています。

伝説のお香「六種の薫物」はスティックタイプ、お香立て入りです。源氏物語に登場する雅な香りが楽しめます。

お香立てが元々セットされているので、香皿さえあればすぐに香りが楽しめます。でもデザイン豊かなお香立てならお香の楽しみも格段と上がります。

香りに合わせてお香立てを揃えたり、インテリアに合わせたりできます。置く場所によってお香を寝かせて使うこともできるので、おしゃれなお香立てで楽しんでみてはいかがでしょう。

京都に出向いた折に、香老舗を巡って旅の思い出やお土産に利用するのがおすすめです。実際にお香の香りが体験できるのが魅力です。とはいえ時間が取れない方もご安心ください。京都のお香はネットショップでも購入できるので安心です。

香りがわからなくて選びにくいなら、香りのセット商品を購入しましょう。試すことで、自分の好みの傾向がわかっていきます。ぜひ公式サイトやAmazonなどチェックしてみてください。

近年京都には、香道体験ができる施設が増えています。旅行に行った際には、ぜひプランに組み込んでみてください。予約が必要な店舗もありますので、事前のリサーチが必須です。おすすめを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

• 山田松香木店　聞香サロン

専門スタッフからお香の炊き方を教えてもらえます。体験後のスイーツも楽しみのひとつです。

• 聞香処

お香・文具で有名な鳩居堂が運営するカフェ。聞香体験をしながら美味しいお茶とお菓子でリラックスできます。

• 松栄堂　薫習館

がラリーやホールに併設された「香りのさんぽ」では、歩きながら香りを楽しめるスポットです。

京都には江戸時代から続く老舗のお香の専門店が点在しています。お店の前はふくよかな香りで包まれています。ぜひ香りを体験して好みの香りをみつけましょう。京都の上質なお香で生活をワンランクアップさせましょう。

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