万年筆のインクおすすめ20選｜黒やおしゃれなブルーブラックも多数！

万年筆はほかの筆記具にはない書き味が魅力ですよね。そのほかにも、万年筆はインクのカラーを自分で選べるメリットがあります。

どのカラーを選べばいいかわからないときは、用途に合わせて選ぶのがおすすめ。形状やインクの書類によっても使い心地が変化するので、違いを把握しておきましょう。

本記事では、万年筆用インクの選び方やおすすめのメーカーを紹介します。また、おすすめのインク20選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

広く流通している一般的な万年筆用インクは、染料タイプです。特徴としては水に溶けやすく、ペン先に詰まっても取り除きやすいメリットがあります。

ただし、水に溶けやすい分、書いた文字が濡れるとにじんでしまうのが注意点です。耐久性が低く色褪せることもあるため、長く保管する書類には向きません。手帳や手紙など、身近なシーンで使うのが適しています。

耐久性を重視して選ぶなら、顔料インクがおすすめです。染料タイプよりも種類は少ないですが、にじみや色褪せが起こりにくいインクです。

また、書いた文字がはっきりとしているのも特徴。ペン先に詰まると落としにくいので、こまめなお手入れが大切です。染料タイプよりも手間がかかるため、万年筆を使い慣れている方に適しています。

没食子インクは染料タイプの中でも、水に強く色褪せしにくいインクです。時間が経つとともに色が変化するのが特徴で、はじめは青みがかっている文字が黒く変わっていきます。これは、インクの酸化によるものです。

万年筆ならではの、独特な風合いを楽しみたい方におすすめ。顔料タイプと同様に重要な書類にも使用できますが、こまめなメンテナンスが必要です。

カートリッジタイプは、万年筆にカートリッジを取り付けて使います。手が汚れずにインクを補充できる点や、持ち運びしやすい点がメリットです。

ただし、万年筆のカートリッジは、基本的に同じメーカーのものしか使用できない制限があります。そのため、インクのカラーの選択肢が限定されるデメリットもあります。

ボトルタイプは、コンバーターを使用して万年筆にインクを補充します。カートリッジよりもカラーが豊富にあり、中には調合できるタイプもあるのが特徴です。

インクのカラーにこだわりたい方や、本格的に万年筆を使用したい方におすすめ。容量は種類によりさまざまなので、頻繁に使う方は大きめボトルを、あまり使用しない方は小さめボトルを選びましょう。

定番のブラックは、プライベートからビジネスシーンまで幅広い場面で使用できるのが魅力です。ちょっとしたメモ書きはもちろん、重要な書類を書く際にも活用できます。

他のカラーよりもはっきりと発色するため、文字が見やすいのも特徴。同じブラックでもインクの繊細なニュアンスはメーカーによって異なるので、好みのものを選びましょう。

ブルーブラックもブラック同様に、ビジネスシーンで使用できるカラーです。深みのある濃い青色で、見た人に柔らかい印象を与えます。

中にはブルーブラックを万年筆の定番カラーにする人もいるほど、人気のカラーといわれています。万年筆ならではのインクの濃淡を味わいたい方にも、おすすめのカラーです。

万年筆のインクには赤や緑といったカラーインクもあります。日記やメモを書くときに好みのカラーを選べば、より万年筆を使う時間が充実するでしょう。

種類豊富なカラーインクは、文字だけでなくイラストを描く楽しみ方もあります。メーカーによって色の出方は異なるので、自分好みのカラーを見つけてみてください。

セーラーは万年筆をはじめとした、筆記具を販売している日本のメーカーです。万年筆用インクは定番のブラックとブルーブラックのほか、ブラックよりもさらに黒い「極黒」を販売しています。

また、混色ができるインクや、時間の経過によって色が変わるカラーインクも取り扱っています。カートリッジタイプのカラーインクもあるため、さまざまなカラーを試してみたい方にもおすすめです。

パイロットは筆記具やノートなどの文房具を、製造・販売している日本のメーカーです。万年筆用インクはブラック・ブルー・ブルーブラック・レッドの4色をメインに販売しています。

そのほかにも、全24色あるカラーインク「色彩雫」や、製図用インクを取り扱っています。カラーインクは洗練されたデザインのボトルで、ギフトにも最適です。

モンブランは海外の筆記具メーカーです。万年筆用インクはミステリー・ブラックやミッドナイトブルーなど、上品で深みのあるカラーが揃っています。

紫やオレンジといったカラーインクもあるので、定番カラーだけでなく個性的なカラーを選びたい方にも適してます。ほかのメーカーに比べると価格が高めなので、インクのカラーにこだわりたい方におすすめです。

ウォーターマンは、筆記具を販売している海外メーカーです。フランスで製造している、エレガントで質の高い万年筆を取り扱っています。

万年筆用インクは定番のブラックやブルーブラックと、ブラウンやグリーンなどのカラーインクを販売しています。カートリッジはブラック・ブルーブラック・フロリダブルーインクの3種類のみです。

万年筆を外出先でも使いたい方は、専用のケースがあると便利です。柔らかいレザーのペンケースに入れておけば、持ち運ぶときに傷が付くのを防げます。

ケースの大きさは大小さまざまなので、持ち運びたい本数に合わせて選びましょう。以下におすすめのケースを掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

カートリッジタイプは、万年筆にカートリッジを挿し込んでインクを補充します。インクの蓋を開ける作業がないため、手が汚れる心配はありません。2本目以降は、使い終わったカートリッジを外してから、新しいカートリッジを入れます。

コンバーターはペン先に装着して、インクを吸い上げるためのものです。コンバーターを付けた状態のペン先をインクのボトルに浸し、上部を回転またはプッシュして吸入します。吸入の仕方はコンバーターの種類によって異なります。インクが入ったら、ティッシュで拭き取って完了です。

吸引式はインクを万年筆に直接吸入します。キャップを外して持ち手の部分を回したら、インクのボトルにペン先を浸します。その後、持ち手を矢印の方向に回し、インクを吸入しましょう。インクが入ったら、ペン先をティッシュで拭いて完成です。

万年筆用インクは定番のブラックやブルーブラックから、カラーインクまでさまざまです。仕事では落ち着いたカラーを選び、趣味ではカラーインクを選ぶなど、場面に合わせて選びましょう。本記事を参考に、好みの万年筆用インクを選んでみてください。

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