布団圧縮袋のおすすめ20選｜選び方を種類ごとに解説！100均でも売ってる？

敷布団や掛け布団、かさばる布団の収納に手を焼いていませんか？布団圧縮袋を使えば布団をコンパクトにまとめられるため、限られた収納スペースを有効活用するにはうってつけのアイテムです。それだけでなく、ダニやカビ対策も兼ねて長期保管できる点が魅力的。

一口に布団圧縮袋といっても、さまざまなメーカーから多種多様な商品が販売されています。一見どれも同じような見た目をしていますが、商品によって圧縮方法や機能性などが違います。また、掃除機で空気を抜く場合は、手持ちの掃除機との相性もあるため慎重に選びたいところ。

そこでこの記事では、布団圧縮袋の選び方のポイントとおすすめの商品を紹介していきます。圧縮方法や機能性を確認して、自分の生活にあった布団圧縮袋を見つけましょう。

一番の利点はかさばる布団の体積を小さくし、限られた収納スペースにも余裕を持って収納できる点です。布団圧縮袋を使用すると、通常時の布団よりも半分程度の大きさになるため、クローゼットが布団でいっぱいになる心配がありません。

また、袋の中に布団を入れるのでほこりが被らないうえ、ダニ・カビ対策にもなるので衛生的に保管が可能です。季節ごとに布団を取り換える場合、数ヶ月から長くて半年は収納されます。長期の保管ではダニ・カビの発生が心配ですが、布団圧縮袋を使えば対策できます。

布団圧縮袋を購入するときは、サイズだけでなく圧縮方法や機能性の違い、袋の質感など細かい部分まで注目して選んでみてください。ここからは、布団圧縮袋の選び方のポイントを5つに分けて解説していきます。

布団圧縮袋の圧縮方法には、バルブ式・ファスナー式・専用ポンプ式・手押し式の4タイプがあります。掃除機が必要なものや専用のポンプを使うものがあり、使いやすさは人によって感じ方が違います。自分に合ったタイプを選びましょう。

バルブ式の布団圧縮袋には、袋の一部に空気を抜くためのバルブが付いています。バルブ部分に掃除機のノズルを当てて、中の空気を抜くスタイルです。空気を抜いた後は掃除機を外すだけなので、圧縮に慣れていない方でも簡単に扱えるのが嬉しいポイント。

また、空気が逆戻りしにくい構造のため、スピーディーに圧縮できるのがメリットです。一方で、手持ちの掃除機がバルブに合わないと、うまく圧縮できないデメリットもあります。特にハンディ型・スティック型は、ノズルとマッチしない場合が多いです。

ファスナー式布団圧縮袋は、入口部分がすべてファスナーになったもの。布団を袋の中に入れたらギリギリまでファスナーを閉め、掃除機のノズルを挿し込んで中の空気を吸い出します。掃除機の形やサイズに左右されないので、どんな掃除機でも使えるのが魅力的です。

ただ、ノズルを抜くときに空気が入ってしまうこともあり、コツが必要なのが難点です。

専用ポンプ式の布団圧縮袋は、圧縮するための専用ポンプが付属されているので、掃除機がなくても圧縮できるタイプです。袋の一部にノズルが付いており、その部分にポンプを当てて中の空気を抜いていきます。ポンプの仕様はメーカーによって異なり、手動と自動のものがあります。

自動ポンプであれば掃除機同様に簡単に圧縮できますが、手動ポンプの場合は体力を使ううえに圧縮までに時間がかかるのがデメリットです。

手押し式の布団圧縮袋は、その名のとおり手を使って中の空気を抜いていくタイプです。入口部分はファスナーになっていることが多く、体重をかけながらゆっくりと圧縮していきます。掃除機や専用ポンプを使用しないので静かに圧縮できるのがメリット。

ただ、掃除機や専用ポンプと比べると時間がかかってしまう点と、完璧に圧縮できない点が手押し式のデメリットです。

布団圧縮袋はどれだけ圧縮力を持続できるかが重要です。特に、長期にわたって保管するのであれば、密閉性の高さを重視しなければなりません。圧縮した当日はしっかりと空気が抜けていても、時間が経つごとに徐々に空気が入ってしまう場合もあります。

実際に使用してみないと分からない部分ではありますが、ダブルジップやスライダー付き、厚手の素材を使用しているものは比較的密閉性に優れています。

次に、布団圧縮袋のサイズの選び方について解説していきます。サイズを選ぶときは、基本的に収納場所と布団サイズの2ポイントに注目してください。サイズが合わないと圧縮時・収納時に不都合が生じてしまうこともあります。

限られた収納スペースに保管する場合は、収納場所のサイズを測ってから適して布団圧縮袋を選んでください。しっかりと圧縮した布団圧縮袋は立てて保管もできるので、横向き収納が難しい場合は、立て向きでも試してみましょう。横と奥行だけでなく、縦の長さも計測しておくと安心です。

布団圧縮袋のサイズは、圧縮したい布団の大きさと枚数に合わせて選びます。布団の種類によっても変わりますが、布団はある程度折り畳んでから圧縮袋に入れるのが一般的です。布団のサイズを計測するときは、折り畳んだ状態で縦・横・高さを測ってください。

厚みのある布団や薄手の布団を何枚か重ねて入れるときは、マチのある布団圧縮袋を選ぶのがおすすめです。

さまざまなメーカーから、便利な機能付きの布団圧縮袋が販売されています。ただ布団を保管するだけでなくダニやカビを防いでくれるものや、圧縮時にサポートしてくれるものなど、役立つ機能を3つ紹介します。

スピード吸引機能が付いた布団圧縮袋は、時間をかけずに素早く圧縮したい方におすすめの機能です。バルブ部分が特殊構造になっているため、通常のバルブよりも吸引力が強いのが特徴的。パッケージに「スピード吸引」「2倍速吸引」などと記載されている商品が対象です。

逆流防止弁はバルブ付きの布団圧縮袋に付いている機能です。一度抜いた袋の中に空気が逆流しないように防いでくれるもので、初めて布団圧縮袋を使う方でも簡単に扱えます。逆流防止弁はキャップを付けるタイプもあれば、自動で弁が止まるものもあります。

布団を長期間にわたって保管する場合は、防臭・防ダニ加工にも注目です。密閉された空間に長期間入れていると菌の繁殖や臭い、ダニによる被害が気になりますよね。防臭・防菌・防ダニ加工が施されたものであれば、それらの悩みも解決してくれます。

特に、菌の繁殖しやすい梅雨・夏場の時期は積極的に取り入れたい機能です。

布団圧縮袋は傷が付いたり破けたりしない限り、何度でも使えるアイテムです。何度も使用したい場合は、破れにくい厚手の布団圧縮袋を選ぶのがおすすめ。

しかし、何回か圧縮と折り畳みを繰り返していくと耐久性が落ちてくるので、空気がすぐに戻ってくると感じたらすぐに取り換えましょう。

ここからは、主流のバルブ式布団圧縮袋の使い方について解説します。布団圧縮袋を使って布団を清潔に保管するためには、布団がきれいであることが大前提です。収納する前に、布団を洗濯してしっかりと乾燥させてから圧縮袋に入れるようにしましょう。

• 洗濯後しっかりと乾燥させる
• 適切なサイズに折り畳み袋に入れる
• 隙間ができないようしっかりとチャックを閉める
• バルブに掃除機のノズルを当てる
• 求める硬さまで圧縮する
• ノズルを離す
• 必要に応じてキャップなどを閉める

• 布団が乾燥しているかチェックする
• 圧縮しすぎない
• 羽毛布団は専用の布団圧縮袋を使う

コンパクトにしたいがために、ぺちゃんこになるまで圧縮してしまいがちです。しかし、空気を抜きすぎてしまうと、布団を傷めたり元の形状に戻らなかったりします。タオルケットなどの形状が崩れないものであれば問題ありませんが、形のある布団は半分または3分の1程度の圧縮がベター。

特に、羽毛布団は中の素材が繊細なので、羽根が折れるとふんわりとした風合いがなくなってしまいます。羽毛布団専用の布団圧縮袋を使って、定められた圧縮割合でおこなうようにしましょう。

布団圧縮袋はさまざまなメーカーから販売されています。できるだけ予算を抑えたい方には100円ショップから販売されているものがおすすめ。ダイソーやセリアでは、ファスナー式・手押し式の布団圧縮袋が販売されています。

リーズナブルな分強度は劣ってしまうので、何度も繰り返し使うのではなく数回だけ使用したいときにぴったりです。

長期間布団を保管する場合は、ダニ対策グッズも使用しましょう。布団圧縮袋自体に防ダニ加工が施されている商品もありますが、防ダニシートも併用するとより安心して保管できます。おすすめのダニ対策グッズをピックアップしたので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

布団圧縮袋は収納スペースを有効活用できる便利なアイテムです。コンパクトに収納できるうえにダニ・カビの対策にもなるので、積極的に布団圧縮袋を使って収納しましょう。本記事で紹介した選び方のポイントを参考に、自分に合う布団圧縮袋を見つけてください。

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