オガ炭のおすすめ8選｜メリット・デメリットやコメリなどの販売店も【オガ備長炭】

BBQやアウトドアシーンで欠かせない炭。木炭や備長炭などさまざまな種類がありますが、その中でも燃料として優秀な「オガ炭」をご存知でしょうか？真ん中に穴のあいた特徴的な見た目をしており、幅広いシーンで活躍します。

オガ炭とは、木材を加工した際に出るおがくずを再利用して作られた木炭のことで、炭の中では高級品である備長炭とほぼ変わらない性能を持ちながらも安価で、ホームセンター・カインズ・コメリなどで販売されてます。本来は捨てられるはずのおがくずを再利用した環境にも優しいエコな燃料は評判で、多くの自然愛好家に注目されています。

この記事では、そんなオガ炭のおすすめをご紹介します。ホームセンターで販売してるオガ炭の比較やメリット・デメリットまた、「オガ備長炭とは？」という疑問も詳しく解説しているので参考にしてください。

オガ炭には、きつく圧縮された硬めタイプとゆるめに圧縮された柔らかめタイプがあります。柔らかめタイプは着火しやすい特徴があり、他の炭への火つけに使われることもあります。

またオガ炭は中が空洞になっているので、手で簡単に折って好きなサイズに調節することができます。小さくすることでより火がつきやすくなり、火起こし器やバーベキュー台などのサイズにも簡単に合わせられるので便利です。

硬めタイプと柔らかめタイプのうち、特に硬めタイプは燃焼時間が長め。炭の中でも高級な備長炭にも近い火力と燃焼時間を誇ります。半日程度燃焼し続けられるものもあり、長時間使用したい場合にも便利です。

備長炭と同じように遠赤外線効果も持続するので、食材の中に旨みを閉じ込めて存分に美味しさを堪能することができます。BBQでのお肉や野菜も美味しく食べられておすすめです。

備長炭のような一般的な炭は、火の中に入れるとパチパチと爆ぜて破片が弾けとびます（爆跳）。体に破片が当たると火傷してしまう場合もあり、特に小さい子どもがいる場面では安全面が不安です。

オガ炭はほとんど爆跳がなく、誰でも比較的扱いやすい炭です。煙もほとんど出ないので、家の庭でのバーベキューにも使いやすいのも嬉しいポイントです。食材に破片が刺さったりすすが入ることも少ないので美味しく食べられます。

オガ炭は安価で手に入るおがくずを再利用して作られているため、オガ炭自体も安く手に入ります。リーズナブルな価格のオガ炭は家庭でのバーベキューにも使いやすいアイテムです。不要なおがくずを再利用して作られているので、環境に優しいエコな燃料でもあります。

オガ炭は灰の出る量が少ないため、後片付けが楽にできるのがメリットです。出る灰が少ないため、燃焼している炭に灰がかぶりにくいので火力を維持しやすいのも嬉しいポイント。灰が出る量が少ないので、キャンプなどアウトドアでの使用に適しています。

オガ炭は備長炭と比べると火力が弱く、燃焼時間が短いのが特徴です。燃焼時間が短いので高温調理に向かないのがデメリット。遠赤外線効果も備長炭の方が優れているため、備長炭の方が食材がふっくらジューシーに焼きあがります。

また天然木で作られた備長炭とは違って、オガ炭はおがくずから作られているため風情に欠けるというデメリットもあります。とはいえ火力や燃焼時間も十分にありリーズナブルな価格なので、風情が気にならない方には特筆すべきデメリットはないと言えます。

バーベキューコンロや卓上コンロなどバーベキューグッズが充実しているコーナンでは、オガ炭も5kg1,188円（税込）程度で購入できます。バーベキューグッズを一式揃えることができるので便利です。

カインズはデザイン性の高いアイテムが多く、おしゃれな自社製品も数多く取り扱っています。カインズのオガ炭は10kg1,980円（税込）程度で購入でき、バーベキューやアウトドアで頻繁に使用する方のまとめ買いにもおすすめです。

コメリは国内店舗数ナンバーワンを誇るホームセンターです。コメリのオガ炭は3kg・10kgの容量が選べ、それぞれ798円（税込）・1,980円（税込）で購入できます。たくさん欲しい人はもちろん少しだけ使いたい人にも便利です。

DCMはホームセンターの中でもアウトドア用品が充実しており、アウトドア用品を一式揃えることができます。DCMではオガ炭を備長炭の製法で作ったオガ備長炭が販売されています。5kg1,480円（税込）・10kg3,478円（税込）で購入できます。

オガ炭は備長炭と似たような特徴を持っています。ここではオガ炭と備長炭の違いを表でわかりやすく解説します。

オガ炭は備長炭ほどの性能はないものの、備長炭に近い十分な性能を持っています。価格もリーズナブルなので家庭で手軽に使いやすい炭です。

オガ炭は、木材を加工した際に出るおがくずを利用して作られます。おがくずを集めたあとは不純物を取り除き、乾燥させて余分な水分を取り除きます。

乾燥したおがくずはおがくず押出し機に入れられ、圧縮機でコンパクトにしておがくず練炭（オガライト）になります。そのオガライトを密閉された炭窯の中で5〜7日間燃やしてオガ炭が完成します。棒状のオガ炭はカットされて扱いやすいサイズに形成されて販売されます。

オガ炭のおすすめと、オガ炭の特徴やメリットまで詳しくご紹介しました。備長炭にも劣らない性能を持ちながらリーズナブルな価格で、家庭で手軽に扱える炭です。ぜひこの記事を参考にして、オガ炭を選んでみてください。