マレット型パターの人気おすすめランキング15選｜プロも使用！よく入るのはどれ？

よく「ゴルフは、パティング・ ビジネス」と言われますが、ゴルフのスコアの中でパッティングの1打がとても重要になります。アマチュアはもとより、特にプロの間ではその重要性がさらに強くなります。それだけスコアメイクにおけるパターの比重は大きくなっています。

一般的にパターのヘッドの形には、大きくピン型やマレット型・ネオマレット型の3種類があります。ピン型はターゲットに対して構えやすいとされており、マレット型は真っ直ぐ打ち出しやすいと言われています。また、ネオマレット型は形状がスクエアに近いため方向性が出しやすいとされています。

このように種類ごとに特色がありますが、当記事ではマレット型に焦点を絞って、その特徴やマレット型パターが向いているプレーヤー、また選び方や打ち方のコツなどをご説明し、さらに、マレット型パターの世の中ランキングなどをご紹介していきます。

マレット型とはヘッド後方が半円の丸みを帯びた形をしており、かまぼこ型とも呼ばれています。特徴としては、重心位置がパターの後方にあるので、ストロークした時に左右にブレが発生しにくく、真っ直ぐ打ち出しやすくなっています。またヘッドが重めなので振り幅を一定にすると、安定した距離感が出せます。さらに、スイング軌道がほぼ直線になるので、フェイスが開閉しににくく左右へのミスが軽減できます。

最近では、技術革新によりヘッドを大きくしても軽量にできるので、マレットよりさらにヘッドの大きいネオマレット型が登場しました。ネオマレットは、さらに深い重心設定となっていますので、少々芯を外してパットしてもヘッドがブレにくい点が特徴となっています。

マレット型よりヘッド面積が大きいネオマレット型はミスへの許容範囲が広い点が評判となりました。ただ、ヘッドが大きければ、どのプレーヤーにも合う訳でもありません。ゴルファーの中には、ヘッドが大きすぎるとパター時のフィーリングに違和感があり、上手くストロークできないと感じるプレーヤーもいます。そんなプレーヤーには、ヘッドがやや小ぶりで左右のブレやミスにも強く、さらに操作性も残っているバランスのいいマレット型が向いています。

ここからはマレット型パターの選び方として、ヘッド形状の違いやヘッドの硬さ、またオフセットの有無やシャフトの長さ・重量、さらにグリップなどに付いて解説していきます。

マレット型パターのヘッド形状については、いくつかの種類があります。そこで、最初にその種類とそれぞれの特徴について説明します。

【特徴】

カギ型とも呼ばれ、最もスタンダードなネック形状です。アドレスした時に、少しだけ内側に入ったグースネック形になっており、その分ボールのつかまりがよくなります。

【特徴】

シャフトが絶妙な曲線を描いてヘッド部に接続されています。シャフトの下方延長線がヘッドの中心（スイートスポット）を指すモデルが多く、ボールを芯で捉えやすいのが特徴です。

【特徴】

クランクネックのヘッド接合部が短く、スッキリしたデザインになっています。上からボールが見やすく、またヘッドを低く長く後ろに引くイメージが出しやすく、引っかけにくいタイプとなっています。

【特徴】

シャフトがヘッドのセンターに取り付けられている最近人気のタイプです。ボールをスイートスポットでヒットするスキルが求められますが、その分ボールの直進性に優れており、カップインする確率が高まるとされています。

パッティングをする時に、ボールをヒットした時の音と打感はとても大事になります。何故なら、パターは人間の感性で、距離感を調整するからです。パターのフェイス面は、大きく分けてインサートの入った物と金属製があります。インサートの入ったパターは、インサートの材質によって、柔らかいものから硬いものまで揃っています。

インサートの入ったパターは、柔らかい打感なので、フォロースルーが出やすく、ストロークがスムーズになるので、ショートパットが苦手なプレーヤーに向いています。一方、金属面のパターはボールをパチンと打ってゆくタイプのゴルファーや、しっかりとしたソリッドな打感を好むプレーヤー向きとされています。

パターのオフセットとは、パターを上から見た時のシャフトの延長線とフェース面の位置関係を言います。シャフトの左側延長線上にフェースがあれば、オフセットなし。またシャフトの中心線上にフェースがあれば、ハーフオフセット。シャフトの右端かさらに右にフェースがあれば、フルオフセットと呼びます。

特徴としては、オフセットなしでは、インサイドインストロークの場合、フェースが閉じる少し前にボールをヒットするので左へひっかけが出にくくなります。逆に、フルオフセットの場合は、フェースが閉じ始めようとする時にボールをヒットするので右へのプッシュが出づらくなります。ハーフオフセットは、その中間なので、両方のいいところを持っています。

パターシャフトの長さも、選ぶ際に大変重要になります。長さが合っていないと、振りにくいですし、何より大事な距離感が合わなくなります。プレーヤーの身長や腕の長さ、またパッティングのスタイル、構え方も違いますから、一概に何インチがいいとは言えません。

最適な選び方としては、ゴルフショップに行って、同じヘッドで長さの違うパターを打ち比べてみて、自分にしっくりくるパターを選ぶようにするのがおすすめです。それができない場合は、目安として下表を参考にしてください。

パターの重さも、パッティングスキルに大きくかかわります。自分のストロークスタイルに合った重さのパターを使うと、距離と方向のコントロールがよくなります。パターが軽過ぎるとストローク中に自由に動かせるので、フェースがぶれやすく、ミスにつながる恐れがあります。

最近は、グリーン上の芝の状態や質が良くなってきているので、重めのパターを選ぶのが主流となっています。重めのパターであれば、ゆっくりとしたストロークでも十分な距離を出せるため、パッティングが苦手なプレーヤーでも距離のコントロールがやさしく、ミスに繋がりにくくなっています。

パターグリップの役割も大切です。パター以外のクラブのグリップは、丸型とルール上義務付けられています。パターのグリップは、さまざまなニーズに合わせて改良が加えられ、形状や太さ・重さ・素材などいろいろな種類があります。

パターグリップの形状としては、上面が平らなものや丸型のもの、また下部が細く上部が太いもの、丸型の同じ太さのものなどがあります。素材としては、ラバーやゴム素材に糸を織り込んだコードグリップ、レザーなどがあります。いずれにしても実際に触れてみて握りやすい、自分の手に馴染むものを選びましょう。

マレット型パターは方向性を大事にするパターです。そのため、ストレート軌道でパッティングした方がパターの性能を引き出しやすく、方向性が取りやすいとされています。ただ、ピン型パターの打ち方の主流となっている「イントゥイン軌道」で、マレット型パターを使っているプロの選手もいます。

そのため、マレット型パターを使用する理由として、ストレート軌道に拘らなくてもいいということが挙げられます。ただ、方向性に悩まれているゴルファーの方は、直線に近いストレート軌道の打ち方を試してみて、結果をチェックしてみるのもおすすめです。

マレット型パターは、ヘッドが適度に重いので、真っ直ぐ打ち出しやすい点が人気となっています。また、ヘッドの重みを感じながらパッティングラインにボールを乗せるようにヒットすると、カップインの確率も高まるようです。今後、パター選びに迷ったらマレット型を試してみて、さらなるスコア・アップを目指しましょう。

こちらの記事もあわせてご覧ください