ビフィズス菌入りヨーグルトおすすめ11選｜善玉菌を増やすヨーグルトは？

ビフィズス菌入りヨーグルトは腸活に効果的です。しかし、ビフィズス菌の効果を知りたい方や、何を選んだらいいかよく分からない方も多いですよね。

ビフィズス菌は、乳酸菌の一種で腸内環境をよくする効果があります。また、各メーカーで独自のビフィズス菌などを開発しています。そのため、さまざまなビフィズス菌の種類・味のタイプ・容器のものが販売されているので、選び方のポイントを抑える必要があります。

そこで、本記事ではビフィズス菌入りのヨーグルトの選び方、おすすめ11選を紹介します。また、人気のメーカーのヨーグルトの効果や特徴、「ビフィズス菌の多いヨーグルトの方が便秘にいい？」という疑問にもお答えしているので、ぜひチェックしてみてください。

ビフィズス菌には、腸内環境を整える働きがあります。ビフィズス菌と乳酸菌は混同しがちですが、乳酸菌は総称、ビフィズス菌はその中の種類の1つです。善玉菌の99%はビフィズス菌で、その他の乳酸菌がビフィズス菌の働きをサポートしています。

乳酸菌はどのヨーグルトにも入っていますが、ビフィズス菌はすべてのヨーグルトに入っているわけではありませんので、ビフィズス菌入りヨーグルトをお探しの際には間違えないようにしましょう。

無糖タイプは、低カロリーでダイエットにおすすめです。プレーンヨーグルトとも呼ばれ、酸味が強いヨーグルト本来の味わいをしています。また、味がついていないので、料理の調味料などにも使えます。

ただし、無糖タイプの酸っぱい味が苦手な方も多いです。味が苦手な方は、はちみつや好きなフルーツなどを少し混ぜて食べるのがおすすめです。

加糖タイプは、プレーンヨーグルトが苦手な方に最適です。砂糖や甘味料が入っているので、甘みがあって食べやすくなっています。特に子どもは酸っぱい味が苦手な子が多いので、加糖タイプから始めてみるのがおすすめです。

しかし、加糖タイプは砂糖が入っているため、無糖タイプよりカロリーや糖分が高くなっています。気になる方は、食べ過ぎない程度に少量ずつ摂るようにしましょう。

フレーバータイプは、好みの味で続けやすいのが魅力です。アロエ・イチゴ・ブルーベリーなどの好きなフルーツなどの果肉入りのものなら、デザート感覚で食べられます。

1個あたりの価格が少々高めであることと、プレーンなどのシンプルなものに比べると乳酸菌が少ない商品が多いことが難点です。

大型タイプは、コスパ重視の方におすすめです。約400gの大容量が入っていて、1食あたりの価格が安くなります。特に、毎日食べるような方や大人数の家族にぴったりです。

ただし、ヨーグルトは賞味期限が短いので、あまりヨーグルトを食べない方は期限内に消費できない可能性があります。そのため、食べる量や頻度が少ない方は個食タイプがおすすめです。

個食タイプは、小分けで食べやすいのが特徴です。1個あたり約100g程度のヨーグルトが入っています。また、「ダノンビオ」などの4個のマルチパックになっているものは、1個あたり50g程度で食後のデザートにちょうどいい大きさです。

個食タイプは大型タイプに比べて量に対する価格が高めですが、冷蔵庫のスペースも取らず、大型タイプよりも衛生的に続けやすいので、管理しやすいものをお探しの方におすすめします。

ドリンクタイプは、場所を問わず手軽にサッと飲めるのが魅力です。小さなペットボトルに入ったものから紙パックの商品が多数販売されています。

カバンの中に入るコンパクトさなので、出先に持ち運べます。朝の忙しい時間にヨーグルトを食べている暇がない方は、ドリンクタイプを取り入れてみましょう。ただし、加糖で飲みやすくされたものが多く、カロリーがやや高いのでダイエットしている方には不向きです。

「トクホ（特定保健用食品）」「機能性表示食品」のマーク付きのものは、健康を意識する方におすすめです。どちらも科学的根拠に基づき食品の機能性を示したものです。トクホと機能性表示食品に優劣はありませんが、「トクホのマークは国（消費者庁）の許可を得て表示できる」などの部分で違いがあります。

具体的な例として、血圧やコレステロールを正常に保つ手助けをしたり、お腹の調子を整えたりする効果が期待できます。選ぶ際はこれらのマークに着目して、その商品にはどんな効果が期待できるのかをチェックしてみましょう。

ヨーグルトのカロリー・糖質量もチェックしましょう。加糖・無糖などでカロリー・糖質の量が大きく違います。無糖なら1食あたり50kcal程度、加糖なら100kcal近くあるものがあります。また、ダイエット目的でヨーグルトを食べる方は、脂肪ゼロ・無糖のヨーグルトもおすすめです。

甘味がついていないため料理に酸味やコクを加えるのにも使えます。ドリンクタイプならフルーツと合わせるなどアレンジしやすいです。ただし、脂肪分0.5%以下なら「脂肪ゼロ」と表記できるため、この表記があっても脂肪が0%とは限りません。

森永のビヒダスは、ビフィズス菌BB536が生きたまま腸に届くのが最大の特徴です。味がマイルドで食べやすいと評判で、プレーンヨーグルト特有の酸味が苦手な人におすすめします。

また、「ビヒダスヨーグルト 便秘改善」は、ビフィズス菌BB536を20億個配合していて、日本で初めて便通の改善に効果があると認められたヨーグルトです。低脂肪タイプなので、ダイエット中の方でも続けやすいのがポイントです。

ビフィックスは、グリコ独自のビフィズス菌と食物繊維でダブルで腸内環境を整えるのが特徴です。食物繊維は乳酸菌の餌となり、悪玉菌を減らす効果があります。

また、ヨーグルト特有のもったりとした食感ではなく、つるんとしたみずみずしい舌触りも人気の理由です。ビフィックスは、無糖・加糖タイプのほかに、ほんのり甘いタイプ・脂肪ゼロタイプ・フレーバータイプなど豊富なラインラップを展開しているのもポイントです。

ダノンビオは、ダノンの高生存のビフィズス菌が話題です。「ビフィズス菌BE80」は、これまでのダノンのビフィズス菌より100倍胃に強くなっています。食前などに食べても胃酸に負けず生きて腸まで届くため、効率的に善玉菌を増やすのが魅力です。

ダノンビオのラインナップは、プレーン・加糖・フレーバー・糖質オフなど種類が豊富にあります。個食タイプで続けやすいので、手軽に食べたい方におすすめです。

ビフィズス菌は数の多さではなく、生きたまま腸に届くかどうかが重要です。そのため、ビフィズス菌を活発にするオリゴ糖を一緒に摂ると、より高い効果が期待できます。オリゴ糖は単体で販売されているほか、バナナ・リンゴ・ハチミツなどにも含まれます。

また、ビフィズス菌のエサとなる食物繊維を一緒に摂るのも効果的です。ヨーグルトと合わせやすいものとしてドライフルーツ・粉寒天・おから・きなこのほか、食物繊維が豊富なタイプのシリアルなどがあります。

ヨーグルトをいつ食べるのが適切かは一概に言えません。食事量を減らす目的なら食前に食べるのがおすすめです。一方で食後に食べるのは、胃酸によってビフィズス菌が死滅するのを抑える効果が期待できます。

また、ヨーグルトを温めて食べると栄養の吸収率が上がり、腸の冷え防止にも有効です。ただし温める場合は、40℃前後の人肌程度までにしましょう。60℃以上に温めすぎると、ビフィズス菌が殺菌されて減ってしまいます。

ヨーグルトを使ったアレンジレシピを紹介します。ここではヨーグルトチーズケーキとヨーグルトアイスのレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

簡単に作れるヨーグルトチーズケーキのレシピを紹介します。まずは下記の材料を準備してください。

• プレーンヨーグルト（無糖）400g
• 砂糖 100g
• 卵 2個
• ベーキンングパウダー 小さじ1
• 薄力粉 60g
• レモン果汁 小さじ1
• サラダ油 大さじ3
• 粉糖 少々

1. 卵2個をボウルに入れて溶く
2. 溶いた卵にプレーンヨーグルト・砂糖・レモン汁・サラダ油を入れてよくかき混ぜる
3. 薄力粉とベーキングパウダーをふるってボウルに入れ、粉っぽさがとれるまでよく混ぜる
4. 型に生地を入れて、180℃に予熱したオーブンで、180℃で40〜45分焼く
5. 粗熱がとれたら型をとって完成

なめらかで濃厚なヨーグルトアイスのレシピを紹介します。まずは下記の材料を準備してください。

• ヨーグルト（無糖） 400g
• 生クリーム 200mL
• 砂糖 大さじ4

1.  ざるの上にキッチンペーパーを敷いてヨーグルトを置き、3〜5時間水切りをする
2. 水切りしたヨーグルト・生クリーム・砂糖をジップロックに入れてもみこむ
3. 平らにして冷蔵庫で3時間ほど冷やして固めると完成

ビフィズス菌が入っていないヨーグルトも販売されています。ビフィズス菌以外の乳酸菌、たとえばシロタ株・ガセリ菌・LG21などが含まれている製品もおすすめです。

菌によって効果・効能はさまざまですが、腸内環境を整えたり免疫力を上げたりしてくれるものが多いです。ぜひビフィズス菌以外のヨーグルトもチェックしてみてください。

「ヨーグルトを毎日たくさん食べたいけれど、買いに行くのは面倒」なんて方には、ヨーグルトメーカーで作るのがおすすめです。ビフィズス菌の種菌が販売されているので、自宅で簡単に作れます。ただし、ヨーグルトメーカーの使用方法を守り、手や容器を清潔にするなど衛生面に気を付けて作るようにしましょう。

ビフィズス菌は、悪玉菌を減らす役割をして腸内環境を整えます。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に日々の生活に取り入れてみてください。

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