入院用スリッパのおすすめ15選｜ユニクロ・無印・ダメなものは？

スリッパは入院の際に準備するものリストの中に必ず入っているアイテムです。使用頻度も高いので、気に入ったものを選びたいものです。しかし、病院の規定もあり、けがや出産など急に入院することになると「どんなのがいいの？100均で買ったものは？」「かかとあり・なしどっちがいいの？」など何を選んでいいのか迷いますよね。

実は入院用におすすめの室内履きは数種類あります。かかとのある靴やスリッポン、バブーシュなど、各病院の規定に合わせた商品を選ぶと、履きやすくおしゃれで入院にぴったりのスリッパが見つかります。

この記事では、入院時におすすめのスリッパの種類や選び方を解説します。また、人気メーカーのユニクロ・無印・しまむらなどからおすすめ商品をご紹介。かかと付きスリッパや介護靴としてスリッパを探している方もぜひ参考にしてください。

入院の際の履物は、基本的にスリッパ・クロックスといったかかとなしのものは禁止で、かかとのある靴が指定されている場合が多いです。入院中の転倒や、緊急避難時のけがを防止するのが大きな目的です。元気なときは問題なく動けていても、入院時は普段と身体の状態が異なるため、安全な入院生活が送れるよう考えられています。

病院によってはかかとありの履物を持ってくるように指定がある場合があります。入院中はとくに体調不良や治療の影響などで歩行が不安定になっているので、転倒防止や怪我の防止のためにもかかとがあると安心です。

かかとありのスリッパは、軽く履きやすいのが特徴で、ホールド感とリラックス感を兼ね備えた、入院にピッタリのタイプです。クッション性のあるタイプや滑り止めがついたタイプなど、種類はさまざまです。

バブーシュとは、モロッコの革製の室内履きのことです。少しの移動ならかかとを踏みつぶしてスリッパのように履けますし、かかとを起こすとしっかり支えることもでき安心です。

デザインもおしゃれなものが多く、はだしでも気持ちよく履けるのもポイントです。ただ、かかとを踏みつぶして履くと脱げやすいので、安全性を重視するときやかかとありの規定があるときには避けた方が無難です。

入院期間が短かったり、感染対策で使い切りのものを使ったりする場合には、使い捨てできるスリッパが向いています。安く済ませたい方はセリアやダイソーなどの100均を利用するのもおすすめです。

使い捨てタイプは退院時に処分でき、荷物を減らせるのもメリットです。容量の大きいものを買うと割安になるので、破れてしまったときの予備としていくつか置いておくのもおすすめです。

スリッポンとは、留め具や靴紐などの装飾がなく、簡単に履ける履物のことです。靴のようなしっかりしたホールド感があるのが特徴で、スリッパというよりも上履きに近い感覚のタイプです。

デザインもさまざまで、シンプルなものからおしゃれなものなど幅広い種類のものがあります。スリッポンはナースシューズに利用されているぐらい、動きやすく病院生活でも相性がいい履物です。

かかとがありしっかり密着する形状だったり、踏みつぶして簡単に履ける形状だったりと、好みによっても使いたいものが違うと思います。スリッポン型・バブーシュ型・スニーカー型など履きやすくてストレスを感じない形状を選びましょう。

足幅が狭い方は細みのものを選ぶとフィットして転倒しにくく、広い方はゆとりのある形状を選ぶと履くときのストレスを軽減できます。

同じタイプのスリッパでも、素材によって履き心地が大きく変わってきます。入院中は素足で履くことが多いため、直接足が当たる部分は通気性がよく、足に優しい布性のものを選ぶのがおすすめです。

病院内を歩いたときにパタパタとならないように消音効果の素材を選ぶのもおすすめですが、スリッパの裏面が綿やフェルト製だとごみが付きやすいデメリットがあります。裏面は滑り止めやゴムがついているタイプがおすすめです。

スリッパはフリーサイズのものもありますが、サイズ展開があるものを選んだ方がより快適に過ごせます。同じ表記のサイズでもメーカーによって大きさが異なるので、商品説明を読んで自分に合うサイズを選びましょう。

商品によってはサイズ調整できるものもあります。ゆるい場合は履き口のアジャスターを締めたり、マジックテープをきつめにとめたりして甲の緩さを調節できるものです。調節により歩行しやすくなり快適に使えます。

病院の床は硬くて冷たいものです。さらに素足で履くこともあり、薄いつくりのものでは履くたびストレスを感じます。携帯用のコンパクトで薄いものは避け、厚みがあるものを選びましょう。柔らかい履き心地のものは足から入院中の疲れを忘れさせてくれます。

また、靴底がゴム製だと滑りにくく厚みもつき、安定性が増すのでおすすめです。厚みや安定性を重視して、外履き用の靴をスリッパ代わりにして履く手もあります。

デザインやカラーも選ぶ際の大事なポイントです。おしゃれなデザインのものを使うと入院生活の気持ちが明るくなります。かわいいデザインのスリッパも多いですし、かっこいいものが好みならスポーツメーカーのスリッポンなどもおすすめです。

入院中は基本的にパジャマ姿が多いので、パジャマに合うシンプルなものがいいでしょう。長期で入院するならデザイン性にこだわりがあるものを選ぶのもおすすめです。

無印良品にはシンプルで機能性のいいスリッパがそろっています。サイズも豊富でクッション性や滑り止めなど使い勝手に優れており人気です。

「軽量　かかとが踏めるスニーカー」は柔らかな履き心地のスニーカーで入院用におすすめです。かかと部分に芯が入っていないため、かかとを踏んでも起こしても使用でき、快適さも安全性もグッド。税込み990円でお財布にも優しい価格です。

ユニクロのルームシューズはデザインが豊富でおしゃれな上、低価格なのでおすすめです。コーデュロイやフリース、デニムライク素材など種類も多く、気軽に履けるルームシューズがそろっています。

「ウォッシャブルルームシューズ」は中敷きが洗えて清潔に保てます。クッション性があって履き心地が良く、足にフィットするのもおすすめのポイントです。

入院用のスリッパの代わりに、靴を使うのもおすすめです。靴は歩行の安全性にも優れ、退院後も再利用しやすいメリットがあります。しまむらや無印などは低価格で幅広い種類の靴を扱っているので気軽に購入できおすすめです。

スリッポンタイプのものが入院にはぴったりです。靴ひもはほどけると危険なのでついていないものを選びましょう。

入院用のスリッパは安全性を重視して選ぶのが基本です。しかし、デザインや履き心地、退院後の活用方法などを考えて購入するのも大事なポイントです。お気に入りのスリッパを手に入れて、入院生活を快適に過ごしましょう。

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