スピン系のゴルフボールおすすめ12選｜安い型落ちと高級ボールのコスパの違いは？

ゴルフボールには大きくわけて3つのタイプがありますが、その中の1つがスピン系ゴルフボールです。テレビなどでゴルフ観戦をしている際に、よくプロがアプローチショットなどを打った際にボールがピタッと止まるようなシーンを目の当たりにする方も多いです。

そのピタッと止まるような正確なコントロールショットを可能にするのが、スピン系ゴルフボールの特徴です。ただしコントロール性の高いゴルフボールですので、ゴルフ初心者には扱いはなかなか難しく中級者以上の使用が望ましいタイプのボールでもあります。

本記事はスピン系ゴルフボールのおすすめ商品や選び方を、項目ごとにポイントを挙げて紹介します。自分の腕前が中級者程度になったと実感している方や、コスパのいいスピン系ゴルフボールを探している方も必見です。安い型落ちボールのメリット・デメリットも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

スピン系ゴルフボールとは、コントロール性を重視したゴルフボールです。フェースとの接地面が広くスピンがかかりやすいため、ボールが行き過ぎるリスクを軽減したり、飛ばしたい方向にボールを打ち分けたい人におすすめです。

ディスタンス系ほど飛距離は伸びませんが、そのぶん正確なショットのボールをコントロールしやすくなるので、重要なアプローチの際に役立ちます。そのため、自分の思い描いたショットを打ちやすいのがポイントです。

またヘッドスピードが遅い場合でもスピンがかかりやすいのも特徴で、幅広いヘッドスピードに対応しやすいメリットがあります。ラフからの復帰やアプローチショットなど、高いコントロール性を必要とするシーンで活躍します。

スピン系ゴルフボールは回転数が高いので、直線の飛距離が落ちてしまうのがデメリットです。また、曲がり幅が大きいため、グラブの当たりが悪いとミスショットになってしまいます。そのため、初心者の方にはメリットがわかりにくいのも難点といえます。

スピン系とディスタンス系の見わけ方は、ぱっと見ではわかりにくいです。1番簡単な見わけ方は、パッケージにスピンと記載があったり、商品説明にスピンがかかりやすいなどと記載があればそれはスピン系ゴルフボールです。逆にディスタンス系は商品名や説明にディスタンスと記載してあります。

またボールを2つ並べて触りながら比較すると、ディスタンス系ゴルフボールの表面はツルツルしているものに対して、スピン系ゴルフボールはディスタンス系よりも引っかかりを感じます。

スピン系ゴルフボールを選ぶポイントは、特徴などに加えメーカーやブランドなどさまざまあります。どのような選び方があるのか、項目ごとにわかりやすく解説しますので、スピン系ゴルフボールを選ぶ際の参考にしてみてください。

より高いコントロールをするには、自分のヘッドスピードを理解しておくのが大切です。ヘッドスピードとはスイングをした際にクラブのヘッドがボールにあたる瞬間に出ているクラブスピードを指します。一般的に女性が34m/s以下、男性が35〜43m/s程度が平均です。

それ以上の数値になると、プロ並みと判断できます。自分のヘッドスピードがどれぐらいかを把握しておき、このヘッドスピードにあったスピン系のゴルフボールを選ぶのがポイントです。なかにはヘッドスピードが遅くてもスピンがかかりやすいものもあります。

ディンプルとはゴルフボールに無数にあいているくぼみを指しており、その数や大きさ・深さなどによっても効果が大きく異なります。ディンプル数が少なくその大きさが大きいほど高弾道になりやすく、逆にディンプル数が多く大きさが小さいものほど低弾道になります。

フック系でスピンが少ない方にとっては、スピン量の増加も期待できます。スピンが多すぎると曲がるところばかり想像しがちですが、実はスピン量が少ないと逆に飛距離が伸びにくくなってしまいます。フック系の方はスピン量が少ない傾向にあります。

そのスピン量の少なさを補うためにスピン系ボールを使用すると、スピン量が増加しやすくより飛距離が伸びやすくなります。自分の癖を的確に把握して、それを補うようなゴルフボールの選び方をするのがコツです。

スピン系ゴルフボールは、ディスタンス系のものよりもコントロール性が高いのが特徴です。そんなコントロール性をより高めようとするのなら、合わないからと次々買い替えるのではなく同じゴルフボールをしばらくの間使い続けるのがポイントです。そうしてゴルフボールとの相性を確かめていくのがコツです。

第3系と呼ばれるゴルフボールは、スピン系とディスタンス系ゴルフボールのいいところ取りをしたタイプです。バランス型とも呼ばれており、ドライバーでは飛距離を出せるうえ、アプローチショットなどコントロール性が必要なシーンではスピンが働きます。

スピン系ゴルフボールを取り扱うメーカーやブランドは多くあります。その中でも今回は人気のメーカーやブランドをいくつかピックアップしてご紹介します。スピン系ボールを選ぶ際の参考にしてみてください。

ブリヂストンのスピン系ゴルフボールは、タイガーウッズ選手などプロが使用するモデルから第3系のものまで幅広く取り扱っています。中には風に強く飛距離も出せて高いコントロール性が出せるものもあり、ゴルファーの特徴やくせに応じて使いわけられるのも嬉しいポイントです。

商品としては「TOUR B X」などが挙げられます。「TOUR B X」はドライバーショットの際には高初速と低スピンが得られ、アプローチショットの際には、低初速と高スピンを実現できるすぐれものです。満足度ランキングにランクインするほど人気が高いモデルでもあります。

テーラーメイドのスピン系ゴルフボールは、独自の進化を続け発揮しているシリーズが多いのが特徴です。アプローチショットをした際にバックスピンが強烈にかかるように設計されているモデルがあったり、新しい技術にチャレンジしているものがあったりとさまざまあります。

スリクソンは、松山英樹プロが愛用しているダンロップのブランドとしてもとても有名です。スリクソンのスピン系ゴルフボールは、スピンだけでなく飛距離にも影響するようなモデルが多く、中でもZ-STARシリーズはスピンと飛距離性能がよりアップしています。

タイトリストのスピン系ゴルフボールは、上級者やプロ仕様のものが多いのが特徴です。国内外のプロが使用している人気モデルとして、「PRO V1」が挙げられ安定したスピン量が魅力です。スピン量が安定すると飛距離も安定しやすく、コントロール性も抜群です。

安いスピン系ゴルフボールが欲しい方には、本間ゴルフのゴルフボールがおすすめです。モデルとしては「TW-G1x」などが挙げられ、安くても高性能なことも魅力的です。スピンをはじめ、コントロール性や飛距離などさまざまなものをパワーアップさせています。

また「TW-X」は、飛距離性やまっすぐ飛ばすことに特化して作られており、若干低スピンですが価格は3,000円台とコスパのいい商品です。

安い型落ちのボールは、ロストしてもさほど惜しくないのはいいものの、現行モデルに比べると機能面で劣ります。もっとスコアを伸ばしたいと考えている中級者以上のゴルファーは、できれば現行モデルを購入するようにしましょう。

安いボールは売れ残りがほとんどで、未使用でも長期保管により劣化している場合があります。安いボールを練習用として購入する分には構いませんが、コースでスコアアップを狙うならボールは高性能なものを選びたいところです。

高級ボールは、よりいい素材・多くの機能を持たせているため、そのぶん安いボールと性能の差が出ます。しかし高級ボールは、「ロストしたらどうしよう」とメンタル的なデメリット（リスク）を負いやすく、スイングが硬くなり実力が発揮できないことも。

ボールは、今の自分の実力と予算に合わせて選ぶのが大切です。

テレビなどでゴルフを見ていると、プロがバックスピンをかけてピタッと止めるショットを打っているシーンを見かける場合もよくあります。今回はそんなバックスピンをかけ方のコツを2つご紹介します。

スピン自体はゴルフボールを打った瞬間にかかるようになっていますが、意図的にバックスピンをかけるには、クラブでゴルフボールの下半分を打ちます。すくうように打ち上げるのではなく、ゴルフボールをしっかりと捉えて打つのがポイントです。

プロのバックスピンをかけたショットをよく見てみると、ショットを打ったあとにゴルフクラブが地面についています。初心者だとどうしても距離を稼ごうとすくってしまいがちですが、ゴルフボールの下半分を狙って確実に捉えてみてください。

ゴルフボールの下半分だけを打とうとしても、初心者には難易度が高すぎます。その場合にはゴルフボールをティーアップさせた状態で練習するのがおすすめです。その際には少しフェース面を開いて、フェースがゴルフボールをしっかりと捉えられるような状態をつくります。

下半分を打つ感覚を覚えるためにも、最初はスイングも少し控えめにして確実にあてる練習を繰り返すのがコツです。アプローチの練習は室内でもできますので、室内でアプローチ練習をしたい方は、以下の商品もおすすめです。

ディスタンス系ボールは飛距離に特化したゴルフボールで、遠くに飛ばしたい初心者の方だけでなく、力の少ない女性や高齢の方にも好まれているのが特徴です。無駄なスピンがかからないためスピン系のミスショットが起こりにくく、初心者でも扱いやすいのがポイントです。

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スピン系ゴルフボールを使用すると、よりコントロール性が高くなり今まで以上にできる技が増えます。自分のペースでスピン系ゴルフボールを使用し、さらにコントロール性を磨いてスコアアップを目指してみてください。

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